残当とは?意味・元ネタ|使い方・言い換え|対義語・由来・例文も紹介!

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今回は「残当」という言葉について解説します!

「残当」とは、残念だが当然という言葉を略したインターネットスラングです。

「それは残当だね」みたいに使うよ!

残当は、インターネット掲示板でのフェイクニュースがきっかけとなり生まれた言葉です。

この記事では「残当」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

残当とは?意味は「残念だが当然」

「残当」の意味=残念だが当然の略語

残当とは、残念だが当然、または残念でもないし当然という意味のインターネットスラングです。

良くない結果に対してその状況から起こって当然のこと、自業自得なこと、妥当であるという意味が含まれています。

この言葉は、「残念」よりも「当然」という意味合いが強い言葉です。

主にインターネット上で使用される言葉ですが、響きの良さから親しい間柄で会話として使用されることもあります。

他人の失敗を見下す際に使われることが多いので、ネガティブな印象の言葉になります。そのため、気を付けて使ったほうがいいでしょう。

残当は、残念な結果に対してそうなって当然という意味の言葉なんだね

残当の発祥や元ネタは「インターネット掲示板」

「残当」の元ネタ、発祥=インターネット掲示板

残当の元ネタ、発祥となったのは、インターネット掲示板のフェイクニュースです。

2006年に某大型掲示板の野球チャンネルで「度重なるリリーフ失敗を苦に飛び込み自殺をした豊田投手に対して原監督が「残念だが当然、男らしい最後と言える」と発言した」という書き込みが元になりました。

ただしこの書き込みは完全なる虚偽のため、そのような出来事は起きておらず監督もそのような発言はしていません。

しかし、その言葉が掲示板利用者の中で気に入られ拡散されていきます。その後の後継的掲示板でも使用され続け、2010年頃に残当と略称されました。

またSNSの発達により、一般にも広く知れ渡っています。

フェイクニュースから広まった言葉なんだね!残当って略されたのは2010年頃からなのか

残当の使い方・例文

「残当」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①そうなるだろうと予測できる場合

プレゼンテーションでミスっちゃった

残当だと思う。準備不十分だったし、緊張もしてたでしょ

使用例②自分の行いが招いた結果の場合

テスト思ったよりも点数悪かった…

残当だよ、だって勉強せずにゲームばかりしてたじゃん

使用例③よく起こりうる事柄の場合

このレストラン評判良かったのに、行ってみたら微妙だった

残当じゃない?ネットの評判と実際の味って違うこともよくあるし

残当の類義語や対義語

残当の類義語と対義語についても見ていきましょう!

残当の類義語

残当の類義語としては下記のものがあります。

妥当

物事が適切であったり、適切に正当化されているという意味です。

勉強時間を考えれば、このくらいの点数が妥当かな。

至当

物事が論理的で適切であること、きわめて自然で適切であるという意味です。

彼の主張は、科学的な証拠に基づいて至当性があります。

自業自得

自分の行動や選択によって起こる結果は、自分自身で責任を負わなければならないという意味です。

彼は勉強せずに試験に落ちたから、それは自業自得だと言わざるを得ない。

残当の対義語

残当の対義語としては下記のものがあります。意味は、道理や理屈に合わないこと、道筋が通らないこと、そのさま。

理不尽

その決定は、彼の行動とは全く関係なく、理不尽だった。

不条理

その判決は証拠に基づかず、不条理なものだと多くの人が感じたわ。

不合理

彼の振る舞いは全く不合理で、誰も理解できなかった。

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