今回は「するかしないか」の言い換え表現を紹介します!
「するかしないか」は、実施するかしないかという状況で使う言葉です。
この言葉は、比較的カジュアルな言葉といえるでしょう。
この記事では「するかしないか」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
するかしないかとは?意味は「実施するかしないか」
「するかしないか」の意味=あることを実施するかしないかということ
ビジネスシーンで使う場合は、相手を追い詰めるような言い方は避け、十分な選択肢を設けたり、適切な言い換え語に変換しましょう。

その仕事をするかしないかを判断してください。
するかしないかの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「するかしないか」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①是非(ぜひ)


「是非」=「するかしないか」の意味
「是」という漢字には「正しいされていること」、「非」という漢字には「それを否定する」という意味がそれぞれ含まれていることから、「するかしないか」という意味に解釈しています。
様々な正否の意味を持った言葉なので非常に汎用性が高く、ビジネスシーンでは最も適した言葉といえるでしょう。
例文



その仕事の是非を判断してください。
②実施か中止か


「実施か中止か」=「するかしないか」の意味
「実施」の対義語となる「中止」を組み合わせることで、「するかしないか」という意味に解釈しています。
例文



この企画の実施か中止かを判断してください。
③致す致さない(いたすいたさない)


「致す」=「する」の意味
「致す」は「する」を謙譲語にした言葉です。
これに否定形の「致さない」を付けて「するかしないか」という意味に解釈しています。
例文



その仕事の致す致さないを判断してください。
④為す為さない(なすなさない)


「為す」=「行う」の意味
これに否定形の「為さない」を付けて「行う行わない」という意味にし、「するかしないか」という意味に解釈しています。
丁寧な言い回しにする場合は「為さる為さらない」となります。
例文



その仕事の為す為さないを判断してください。
⑤決行か中止か


「決行か中止か」=「するかしないか」の意味
「決行」の対義語となる「中止」を組み合わせることで、「するかしないか」という意味に解釈しています。
事前に計画をされていた祭りなどのイベントの開催を判断する時などに使います。
例文



このイベントの決行か中止かを判断してください。
するかしないかの”カジュアル”な言い換え・類語!
「するかしないか」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑥するか否か(するかいなか)


「するか否か」=「するかしないか」の意味
「しない」を丁寧に聞こえる「否(いな)」で表しています。
前後の文脈次第では、カジュアルにもフォーマルにも使える表現です。
例文



この仕事をするか否かを判断してください。
⑦やるやらない


「やるやらない」=「するかしないか」の意味
前後の文脈次第では、カジュアルにもフォーマルにも使える可能性がある表現です。
話し言葉とした場合、社内的な会話の時に使われるでしょう。
例文



この仕事のやるやらないを判断してください。
⑧行う行わない


「行う行わない」=「するかしないか」の意味
前後の文脈次第では、カジュアルにもフォーマルにも使える可能性がある表現です。
例文



⑨するしない


「するしない」=「するかしないか」の意味
「するかしないか」を端的に表現した言葉です。
ビジネスシーンでは、社内的かつ上司が部下に使うイメージのある言葉といえるでしょう。
例文



この仕事のするしないを判断してくれ。
⑩やるかどうか


「やるかどうか」=「するかしないか」の意味
この言葉には否定形の選択肢がありません。
そのことから、選択させるというよりも「実施する」可能性が高い時に使う言葉です。
ビジネスシーンでは、社内的かつ上司が部下に使うイメージのある言葉といえるでしょう。
例文



この仕事をやるかどうか判断してくれ。
⑪やるやらん


「やるやらん」=「するかしないか」の意味
「やるかやらないか」を非常にカジュアルな言い回しにした言葉です。
同期間かつ非公式な場に限定して使うことがよいでしょう。
例文



この仕事のやるやらんを判断してくれ。
するかしないかの豆知識・ちょっといい話
「するかしないか」を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「是非」はもともと「正しいか正しくないか」
言い換え語の「是非」は、「是=正しいこと」と「非=正しくないこと」を組み合わせた言葉です。
「是」はよいこと・正しいこと、「非」は悪いこと・正しくないこと。つまり「是非」は本来「ものごとの良し悪しを判断すること」で、まさに「するかしないか」を見極める意味でした。賛成・反対を率直に議論する「是々非々(ぜぜひひ)」も、ここから生まれた言葉です。



「是非」って、もともと判断の言葉だったんだ。
「ぜひ来てね」の「是非」も実は同じ語源
お願いの「ぜひ」は、「是非とも=良かろうが悪かろうが」から生まれた言い回しです。
「是非ともお越しください」の「ぜひ」は、もとは「是非ともに=良かろうが悪かろうが」という意味。そこから「どんな事情があっても実現したい」という強い願望を表すようになりました。判断の「是非」と、お願いの「ぜひ」が同じ語から枝分かれしているのは意外ですね。



同じ「是非」でも、こんなに意味が広がるんですね。
ビジネスでは「実施か中止か」が伝わりやすい
会議や資料では「するかしないか」より「実施の可否」「実施か中止か」が引き締まります。
口頭の相談なら「やるかやらないか」で十分ですが、文書では曖昧に響きます。判断を仰ぐ場面なら「ご決断」「可否のご判断」、企画なら「実施か中止か」と言い換えると、何を決めてほしいのかが一目で伝わります。



稟議書には「実施の可否をご判断ください」が伝わりやすいですね。
場面に合う「するかしないか」の言い換えが見つかれば幸いです。