今回は「パワーカップル」という言葉について解説します!
「パワーカップル」とは、2人とも高収入な夫婦という意味の言葉です。

「あの夫婦はパワーカップルだ」みたいに使うよ!
書籍「夫婦格差社会 ―二極化する結婚の形」が発祥です。
この記事では「パワーカップル」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
パワーカップルとは?意味は「2人とも高収入な夫婦」
「パワーカップル」の意味=2人とも高収入な夫婦
パワーカップルとは2人とも高収入な夫婦という意味の言葉です。
夫または妻の片方だけが高収入である場合は、パワーカップルにはなりません。
2人とも稼いでいる事がポイントです。
一般的に、夫婦2人とも高収入であることがパワーカップルと呼ばれますが、明確な定義はありません。そのため各機関が独自に定義を定めています。
書籍「夫婦格差社会 ―二極化する結婚の形」
・夫の年間所得が1600万以上
・妻の年間所得が1000万以上
ニッセイ基礎研究所
・夫婦とも年収700万超の世帯
三菱総合研究所
・夫の収入が600万以上、妻の収入が400万以上で、世帯年収が1000万円以上の世帯
まとめると、夫婦のどちらも400万~700万円以上で、世帯年収が1000万円以上の収入があることがパワーカップルとされています。
このパワーカップルの特徴は、収入が高いと共に支出額も高いということです。
三菱総合研究所の調査によると、夫婦とも管理職や役員など社会的地位の高いケースが多く、仕事が忙しい場合が多いです。そのため、家事代行や時短家電など、時間を短縮するためにお金を使う傾向があります。
年収が高い分、安く済ませることよりも、時間や利便性に重きを置いていると言えますね。
また、生活水準が高いのも特徴です。
パワーカップルは、普段の食事で外食や宅配を利用した内食を楽しんだり、旅行やスポーツなどの趣味にお金をかけたりと、高額な消費をします。
このように支出額が高いため、企業から注目を集めています。



世帯年収が1000万を超えるとパワーカップルなんだね!
パワーカップルの発祥や元ネタは「書籍『夫婦格差社会 ―二極化する結婚の形』」
「パワーカップル」の元ネタ、発祥=書籍「夫婦格差社会 ―二極化する結婚の形」
パワーカップルを提唱したのは書籍「夫婦格差社会 ―二極化する結婚の形」(2013)です。
それ以前は共働き世帯を「夫婦二馬力」と呼ぶことが一般的でした。
では、パワーカップルという言葉はどのように広まったのでしょうか。
主に考えられている理由は二つ。
一つ目は、女性の収入が増えたことです。
女性の社会進出が進み、総合職や高度専門職などの収入の高い職に就く人が多くなりました。
さらに、女性は自分より高収入の男性を選ぶ傾向が強く、結果的に高収入同士の夫婦が生まれるようになりました。
これによりパワーカップルが増え、注目を集めるようになり、言葉も広まったのです。
二つ目は、メディアに取り上げられるようになったことです。
コロナ禍で経済が停滞する中、消費行動に積極的なパワーカップルは企業に注目されるようになりました。
それをメディアが取り上げるようになり、パワーカップルという言葉が世間にも広がりました。



パワーカップルが増えて注目を集めるようになったんだね
パワーカップルの使い方・例文
「パワーカップル」という言葉を使った例文を見ていきましょう
使用例①
パワーカップルは2人とも大企業に勤めていることが多いです。



〇〇さんのところは奥さんも大企業に勤めてるらしいね



あそこはパワーカップルだね
使用例②
パワーカップルを目指して転職をする人もいます。



今の収入に満足できないから転職しようと思うの



応援するよ!収入が上がったら我が家はパワーカップルだね
使用例③
パワーカップルは消費行動も積極的です。



お隣さん、高級マンションに引っ越すらしいよ



共働きだし、すごいパワーカップルだなあ
パワーカップルの類義語や対義語
パワーカップルの類義語と対義語についても見ていきましょう!
パワーカップルの類義語
パワーカップルの類義語としては下記のものがあります。
(夫婦)二馬力
共働きの通俗的な呼び方ですが、特に2人とも同じ職業の意味まで含まれることも多いです。



うちはずっと、二馬力の公務員でした。
高所得夫婦
特に定義はありませんが、夫婦ともに年収700万円以上を指すことが多いです。



高所得夫婦なら、もっと生活が楽なんだろうなあ
セレブ家族
お金持ちで煌びやかな生活をしている家族です。海外セレブによく使われます。



セレブ家族って永遠の憧れよね!
パワーカップルの対義語
パワーカップルの対義語としては下記のものがあります。
ウィークカップル
2人とも収入の低い夫婦のことです。



夫の年収が下がって、すっかりウィークカップルになってしまった…
パワーカップルの豆知識・ちょっといい話
パワーカップルを、もっと面白く知れる小話を紹介します。
パワーカップル世帯は10年でおよそ2倍に増加している
ニッセイ基礎研究所の調査によると、2024年のパワーカップル世帯は約45万世帯で、10年前と比べておよそ2倍に増加しています。
全共働き世帯に占める割合はまだ約3%と少数派ですが、増加ペースは加速しています。女性が総合職や専門職で高収入を得やすい環境が整ってきたことや、高所得同士がカップルになりやすい傾向が数字に反映されています。



10年で2倍とは思ったより増えているんですね。
首都圏の新築マンション購入者の7割超が共働き世帯
首都圏で新築マンションを購入した既婚世帯のうち、共働き世帯が75.3%を占めており、都心不動産市場でパワーカップルの存在感が増しています。
2人分の収入を合算した住宅ローン(ペアローン)を活用することで、単独収入では届かない価格帯の物件も購入しやすくなります。パワーカップルが都心の高額マンション市場を大きく支えているといわれる背景はこの数字にあります。



都心の新築マンションを買う人の7割以上が共働きとは驚きました。
ペアローンには収入合算ならではのリスクがある
パワーカップルが利用するペアローンは、病気・リストラ・離婚のいずれかで家計が大きく傾くリスクを伴います。
2人の収入を前提に組んだローンは月々の返済額も大きくなりがちです。一方の収入が途絶えたとき、もう一方だけでは返済が困難になるケースも少なくないと専門家は指摘しています。高い世帯収入は強みですが、その分だけリスクも大きい点が見落とされやすいです。



高収入でも返済計画は慎重に立てないといけないのですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。パワーカップルの意味や使い方のイメージが掴めれば幸いです。