今回は「大丈夫ですか」の言い換え表現を紹介します！
「大丈夫ですか」は相手の状況や計画、アイデア等について安全性や妥当性、適切性を問うという意味の言葉です。
トラブルの報告を受けましたが、現場の状況は大丈夫ですか？
「大丈夫ですか」は、日常生活でよく使われるややカジュアルな言葉です。
この記事では「大丈夫ですか」の言い換えを15語紹介しています！興味がある方は記事の続きへどうぞ！
大丈夫ですかの”フォーマルな”言い換え・類語！ビジネスやレポートで使える言葉を紹介！
まずは大丈夫ですかのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①支障ありませんか？
支障ありませんか？＝「事を進めるに当たって妨げとなるものではない、特に問題ではない」の意味
「大丈夫ですか？」は、相手の体調や気持ち、状況を心配して確認するときに使い、「支障ありませんか？」は、何かが問題なく進んでいるか、特に丁寧に確認したいときに使います。
どちらも状況を心配している言葉ですが、「支障ありませんか？」の方がよりビジネス的な作業に適した、より丁寧な言葉だといえます。
日常生活でもたまに使う、ややフォーマルな言葉だといえます。
トラブルの報告を受けましたが、現場の状況に支障はありませんか？
②よろしいでしょうか
よろしいでしょうか＝「相手に対して賛成や許可を求める際の表現」の意味
「大丈夫ですか？」は、相手が困っていないか、問題がないかを確認するときに使い、「よろしいでしょうか？」は、何かをお願いしたり、確認するときに相手の許可や同意を求めるために使います。
基本的に「大丈夫ですか？」と同じ意味で、よりビジネスに向いている言葉ですが、たとえば相手が困っている時に「よろしいでしょうか？」は高圧的で人情味の薄い印象を与えるので注意です。
日常生活でも使う、ややフォーマルな言葉です。
トラブルの報告を受けましたが、現場の状況はよろしいでしょうか？
③異常はありませんか？
異常＝「ふだんと異なっている」の意味
「大丈夫ですか？」は、相手の体調や気持ち、状況を心配して確認するときに使い、「異常はありませんか？」は、特におかしなことがないか、問題がないかを確認する表現です。
主に体や機械に対して使う言葉で、普段の状態をよく理解している時に使う言葉です。
日常生活ではあまり使わない、ややフォーマルな言葉です。
トラブルの報告を受けましたが、現場は異常ありませんか？
④不都合ありませんか？
不都合＝「都合の悪いこと。また、そのさま」の意味
「大丈夫ですか？」は、相手の体調や気持ちを心配しているときに使います。「不都合ありませんか？」は、相手にとって何か問題や困ったことがないかを確認するときに使います。
主に相手の都合を心配する言葉で、予定や段取りなどを心配する言葉だといえます。
日常生活ではまず使わない、フォーマルな言葉だといえます。
トラブルの報告を受けましたが、現場の状況に不都合はありませんか？
⑤何か問題ございましたか？
何か問題ございましたか？＝「何か問題が発生しているか、または何か問題が訪れそうな状況で使う言葉」の意味
「大丈夫ですか？」は、相手の体調や気持ちを気遣うときに使い、「何か問題ございましたか？」は、自分が提供したサービスや商品に対して不満がないかどうかを確認するときに使います。
どちらも相手を心配する言葉ですが、「問題～」は責任感を感じるビジネスに適した言葉ですね。
日常生活ではまず使わない、非常にフォーマルな言葉です。
トラブルの報告を受けましたが、現場の状況的に何か問題ございましたか？
⑥何かお困りですか？
何かお困りですか？＝「相手が何らかの問題に直面しているかを穏やかに尋ねる際に用いられる言葉」の意味
「大丈夫ですか？」は、相手の状態や状況を気にして、無事かどうかを確認するときに使い、「何かお困りですか？」は、相手が問題や困っていることがあるかどうかを尋ね、助けが必要かどうかを確認するときに使います。
「よろしいでしょうか？」と比べてもだいぶ腰の低い思いやりのある表現だと思います。
日常生活でも使える言葉ですが、その丁寧な表現からややフォーマルな言葉だといえます。
トラブルの報告を受けましたが、現場では何かお困りですか？
⑦大変でしたね
大変＝「重大な事件。大変事。一大事」の意味
「大丈夫ですか？」は、相手の体調や気持ちを心配して確認するときに使い、「大変でしたね」は、相手の苦労を理解し、ねぎらうときに使います。
「大丈夫ですか？」の汎用性が高く、物事が終わった後に気を遣う言葉としても使える場面があるので、「大変でしたね」と同じ使い方だといえます。
日常生活ではあまり使わない、ややフォーマルな言葉です。
トラブルの報告を受けましたが、現場の状況は大変でしたね。
⑧心中お察しします
心中お察しします＝「あなたの気持ちはわかりますよ」と、相手の心に寄り添う言葉」の意味
「大丈夫ですか？」は、相手が困っているか、体調が悪くないかを確認するときに使い、「心中お察しします」は、相手の悲しみやつらい気持ちを理解して、思いやるときに使います。
どちらもその場に居合わせてないけど相手を気遣う際に使える言葉で、「心中～」はよりビジネスに向いてる言葉だといえます。
日常生活ではまず使わない、非常にフォーマルな言葉です。
トラブルの報告を受けましたが、現場の状況、心中お察しします。
⑨不安事はありませんか？
不安＝「何か悪いことが起こらないかと考え、心が落ち着かないこと」の意味
「大丈夫ですか？」は、体調や問題がないかを心配するときに使い、「不安事はありませんか？」は相手が心配していることや悩みがないかを確認するときに使います。
より積極的に心配事の手助けをする姿勢を感じる言葉で、非常に真っすぐな言葉だといえます。
日常生活でも使える、ややフォーマルな言葉だといえます。
トラブルの報告を受けましたが、現場の状況的に不安な事はありませんか？
大丈夫ですかの”カジュアル”な言い換え・類語！
大丈夫ですかのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩何かありましたか？
何かありましたか？＝「何かがあったかどうかを確認する際に使用される一般的な日本語表現」の意味
「大丈夫ですか？」は、相手が元気かどうか、問題がないかを確認するときに使い、「何かありましたか？」は、相手に問題や困ったことがあったのかを尋ねるときに使います。
「何か問題～」をカジュアルにした言葉ですが、十分ビジネスシーンでも使えます。
日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。
トラブルの報告を受けたけど、現場の状況的には何かありましたか？
⑪平気ですか？
平気ですか？＝「相手が何かをしても大丈夫か、特に困ったり心配しなくてもよいかを確認するときに使う」の意味
「大丈夫ですか？」は、相手の状態や状況が問題ないかどうかを心配して尋ねるときに使い、「平気ですか？」は、相手が何かをしても大丈夫か、困らないかを確認するために使います。
「よろしいでしょうか？」同様、相手に許可を取る意味を持っていますが、少しカジュアルにした言葉です。
ビジネスシーンにはあまり向いていない、ややカジュアルな言葉です。
トラブルの報告を受けたけど、現場は平気ですか？
⑫具合はどう？
具合はどう？＝「具合や状況を尋ねる表現」の意味
「大丈夫ですか？」は、問題がないかどうかを確認するときに使い、「具合はどう？」は、体調や気分を尋ねるときに使います。
どちらも主に身体の心配をすることが多いですが、機械に対しても使える言葉なので、「異常は～」と同じ意味だといえます。
こちらもビジネスシーンでも身近な人にだけ使う、ややカジュアルな言葉です。
トラブルの報告を受けたけど、現場の具合はどう？
⑬何かあった？
何かあった？＝「相手の状態や気持ち、何らかの出来事や変化について問いかける表現」の意味
「大丈夫ですか？」は、相手が元気かどうかを確認するために使い、「何かあった？」は、相手に何か問題や困ったことがあったのかを尋ねるために使います。
よりカジュアルな表現なので、こちらも身近な人にだけ使うようにしましょう。
ビジネスシーンにはあまり向いていない、とてもカジュアルな言葉です。
トラブルの報告を受けたけど、現場は何かあった？
⑭変わりない？
変わりない？＝「いつもと違うところが特別見当たらないさま」の意味
「大丈夫ですか？」は、相手が困っていないか、元気であるかを確認し、「変わりない？」は、状態や状況が以前と同じかどうかを確認します。
こちらも体調面や機械などに使うため「異常は～」をカジュアルにした言葉だといえるでしょう。
こちらもビジネスシーンにはあまり向いていない、カジュアルな言葉です。
トラブルの報告を受けたけど、現場の状況は変わりない？
⑮無事だった？
無事だった？＝「過失や事故のないこと。また、そのさま」の意味
「大丈夫ですか？」は、体調や気持ちがどうか、困っていないかを確認するときに使い、「無事だった？」は、何か出来事などがあった後に、安全だったかどうかを確認するために使います。
物事が終わったあとに心配するという点で、「大変ではなかったですか？」と同じだといえます。「無事」自体はニュートラルな言葉です。
こちらもビジネスシーンにはあまり向いていない、カジュアルな言葉だといえます。
トラブルの報告を受けたけど、現場は無事だった？
いかがでしたでしょうか？体調、状況、機械、いろんなものに使える「大丈夫ですか？」という言葉には、数多くの言葉の言い換えが存在しますね。あまりビジネスシーンに向いてる言葉ではないので、上手に使い分けることを心がけましょう。
