同担拒否とは?意味と心理|「推し」と「担当」の違い・対義語も解説

当サイトのコンテンツには広告が含まれています

今回は「同担拒否」について解説します!

早速ですが、「同担拒否」は、同じ対象を応援している他のファンとは交流しないという意味の言葉です。

「ごめんなさい。同担拒否です。」みたいに使うよ!

ジャニーズファンから生まれた「同担拒否」は、今では他のアイドルやアニメのファンの間でも使われています。

この記事では「同担拒否」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

同担拒否とは?意味は「同じ対象を応援している他のファンを遠ざけたい」

「同担拒否」の意味=同じ対象を応援する人とは親しくなれないという意思表示

同担拒否は「どうたんきょひ」と読み、アイドルやアニメのファンが、「同じ対象を応援している他のファンと交流を持ちたくない」という気持ちを表すときに使う言葉です。

周囲からすると、「同じ対象を応援する者同士、気が合うのでは?」と考えがちですが、実際のファンの心理はとても複雑なものです。

同担拒否の発祥、ファンの心理について詳しく見ていきましょう。

どうして「同担拒否」をするのかな?

同担拒否の発祥や元ネタは「ジャニーズファン」

「同担拒否」の元ネタ、発祥=ファン同士の衝突を回避するために生まれた応援方法

「同担拒否」は、もともとジャニーズファンの中で使われていた言葉です。

ジャニーズファンは、自分の推しを「担当」同じ担当を応援する人のことを「同担」と呼ぶ習慣があり、同担とは距離を置きたい、親密になりたくないことを伝える際に「同担拒否」という言葉を使います。

推しは、自分が一番応援している人のことです。ジャニーズファンは、主に推しの名字+担当で○○担当と名乗ります。

「同担拒否」は、他のアイドルやアニメのファンにも広まり、2017年にTwitter(現在はX)に投稿された下記の画像では、同担への心理を4タイプに分類しています。

同担拒否画像
出典:https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/06/news122.html
  • 同担歓迎:同担と積極的に仲良くなりたい。同担拒否の対義語にあたる。
  • 同担拒否:友人であろうと家族であろうと拒否する。
  • 親輪外(しんりんがい)同担拒否:コミュニティ外の同担は拒否する。仲良くなると拒否が解除される。
  • 条件発動型同担拒否:ライブ会場で隣同士になるなど、競争意識が芽生える条件が揃った瞬間に発動する。

あくまでもファンの傾向を示したもので、4タイプのいずれかに必ず当てはまるというわけではありませんが、

  • 担当と自分の関係を充実させたい(独占欲)。
  • 担当との関係を邪魔するライバルは欲しくない(嫉妬)。
  • 担当に対する解釈の違い(どこが素敵かなど)で議論したくない。
  • ファンのコミュニティ内の関係を良好に保ちたい。

と考えるファンは、友好関係よりも敵対関係になりやすい同担とは関わらないようにしています。

これは一見排他的な行動に見えますが、実は同担だからこそ理解できる「担当を心おきなく応援したい」という気持ちをお互いに尊重し合うことで、無用な争いを避けていると考えられます。

実際、SNSが現在のように普及する前の1990年代、ジャニーズファンは、自分の連絡先のほかに「担当」を書いた名刺(担当名刺)を交換し、同担かどうかを確認していました。

ファン同士の衝突は、自分と相手が傷つくだけでなく、応援する担当にも、行き過ぎた行動を取るファンがいるというマイナスイメージがつく可能性があります。

「同担拒否」は、担当に迷惑をかけずにそれぞれが自分のペースで自由に応援するという、ファンが生み出した最善の方法なのかもしれません。

「同担拒否」が生まれたのは、独占欲や嫉妬だけが理由ではないんだね。

同担拒否の使い方・例文

「同担拒否」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

私、○○担当です!

ごめんなさい。同担拒否です。

使用例②

元気ないね。どうしたの?

SNSで仲良くなった人、同担拒否だった。

使用例③

あの子、いつも▲▲くんのイベント限定グッズを自慢してくるよね。

うん。同担拒否になりそう。

同担拒否の類義語や対義語

同担拒否の類義語と対義語についても見ていきましょう!

同担拒否の類義語

同担拒否の類義語としては下記のものがあります。

同担NG

私、○○担当です!

ごめんなさい。同担NGです。

同担拒否の対義語

同担拒否の対義語としては下記のものがあります。

同担歓迎

同担と積極的に交流したいという意思表示に使います。

私、○○担当です!

私も!同担歓迎だよ!

同担拒否の豆知識・ちょっといい話

同担拒否を、もっと面白く知れる小話を紹介します。

「担当」と「推し」は、じつは少し意味が違う

同担拒否の「担」は「担当」のことで、「推し」とはニュアンスが微妙に異なります。

「担当」は一人を長く熱烈に応援するという意味合いが強く、「推し」はそのとき一番好きな対象を指すことが多い言葉です。そのため「このアイドルは推しだけど担当ではない」という使い分けも成り立ちます。自分の担当を「自担(じたん)」と呼ぶのも、同担拒否と同じ「担」の系統の言葉です。

推しと担当、なんとなく使い分けてたけど意味が違ったんだね。

「推し」は2021年の流行語トップ10に選ばれている

同担拒否の根っこにある「推し活」は、2021年のユーキャン新語・流行語大賞でトップ10入りした言葉です。

もともとアイドルファンの内輪の言葉だった「推し」「担当」は、いまや世代を超えて使われる存在になりました。同担拒否も、そうした推し文化の広がりとともに、アニメやゲームのファンの間にまで定着しています。

身内の言葉が、流行語大賞に届くほど広がったんだ。

明日から使えるプチ知識:相手の同担拒否を尊重したいときは、自分の立場を「同担歓迎です」と先に伝えると、お互い気持ちよく交流できます。

同担拒否は、推しを心おきなく応援するための一つのスタンスです。意味と背景を押さえて、ファン同士をそっと思いやる気持ちで使ってみてください。

目次