今回は「はっきり」の言い換え表現を紹介します！
「はっきり」は他と紛れることなく明らかという意味の言葉です。
問題点をはっきりさせた上で、対策を検討しましょう。
「はっきり」は、ビジネス会話でも使われるニュートラルな言葉といえます。
この記事では「はっきり」の言い換えを15語紹介しています！興味がある方は記事の続きへどうぞ！
はっきりの”フォーマルな”言い換え・類語！ビジネスやレポートで使える言葉を紹介！
まずは、はっきりのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①明言する
明言する＝「相手に対して曖昧な表現をせず、はっきり伝える」の意味
「明言する」は、言葉で伝える前提で用いられる機会が多いといえます。
公的な発言、立場表明といったフォーマルな場面で用いられる言葉です。
例文
問題点について明言したうえで、対策を検討しましょう。
②断言する
断言する＝「確信をもって言い切ること」の意味
「はっきり」は物事の状態に対して明瞭さを表現しますが、
「断言する」は、主に意見や判断を明確に述べるといった場面で用いられます。
議論や公式発表などの場面で用いられるフォーマルな言葉です。
例文
彼は問題点を確認させたうえで、対策を検討すると断言した。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
③言明する
言明する＝「自信や決意をもってはっきりと言う」の意味
「はっきり」は視覚・聴覚、態度など幅広く使われますが、
「言明する」は言葉にフォーカスした使い方がされますね。
公式な場面で使われるフォーマルな言葉といえるでしょう。
例文
彼は問題点を列挙したうえで、対策を講じると言明した。
④明示する
明示する＝「あきらかに示すこと」の意味
「明示する」は特定の情報・意図を明らかに示すといったニュアンスを持ちますね。
フォーマルな場面で使われる言葉といえます。
例文
彼は契約条件の問題点を明示し、今後の対応を検討する方針だ。
⑤明確にする
明確にする＝「明らかに確かである」の意味
「曖昧なこと、状態などをはっきりさせる」といった意味もありますね。
「明確にする」は物事の整理、情報や基準の確定といったニュアンスで用いられますね。
情報、方針を整理したり分かりやすくするといったシチュエーションで用いられるフォーマルな言葉といえます。
例文
彼は契約条件の問題点を明確にし、今後の対応を検討する方針だ。
⑥明瞭にする
明瞭にする＝「はっきりとわかりやすくする」の意味
「明瞭にする」は文章や説明、考えを整理・明確にするというニュアンスで用いられることが多いです。
文章や説明の分かりやすさを表現するようなフォーマルな場面で使われます。
例文
プレゼンでは話すスピードを調整し、内容を明瞭にして伝えましょう。
⑦鮮明にする
鮮明にする＝「はっきりしていて、あざやかなさま」の意味
「鮮明にする」は「はっきり」に比べて視覚や記憶、印象などをくっきりさせるというニュアンスで用いられることが多いですね。
日常会話より、ビジネスや学術などの場面で使われるフォーマルな言葉です。
例文
特殊なフィルターを使用し、画像の細部をより鮮明にしました。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧率直に
率直に＝「ありのままに包み隠さず」の意味
「飾らず正直に」「遠慮なく」という意味も持ちます。
「はっきり」は物ごとや態度が明瞭さを表現しますが、「率直に」は主に発言や態度に対して用いられる言葉です。
フォーマルな場面で使われることが多いでしょう。
例文
率直に意見を交わし問題点を共有したうえで、対策を検討しましょう。
⑨明白にする
明白にする＝「疑う余地のないさま」の意味
明白にするには、「際立たせる」「目立った状態にする」という意味もありますね。
「はっきり」は感覚的な明瞭さにも用いられますが、「明白にする」は物ごとの疑いや曖昧さをなくすというニュアンスで使われることが多いです。
日常会話では使われることは少なく、フォーマルな場面で用いられます。
例文
この契約条件の問題点を明白にしたうえで、対応を検討しましょう。
⑩明らかにする
明らかにする＝「物ごとの曖昧さをなくすこと」の意味
不確かなものや曖昧なことを理解や認識できる状態にするという意味もあります。
客観的で論理的に不明なことを解明するというニュアンスで用いられることが多いでしょう。
ビジネスや研究、問題解決といった場面で用いられるフォーマルな言葉です。
例文
問題点を明らかにしたうえで、対策を検討しましょう。
はっきりの”カジュアル”な言い換え・類語！
はっきりのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪ズバッと
ズバッと＝「遠慮せず率直に明確に伝える」の意味
「はっきり」は、幅広く使えますが、「ズバッと」は発言や指摘といった場面に限定されて使われます。
口語的であり、日常的に使われるカジュアルな言葉ですね。
例文
ズバッと言うと、これはちょっと問題かもね。
⑫きっぱり
きっぱり＝「態度や様子がはっきりしているさま」の意味
「きっぱり」は迷いがなく決断する態度を表現する際に用いられることが多いですね。
強い意志、決断というニュアンスが含まれることが多く、フォーマルな場面では慎重に使いましょう。
例文
きっぱり言うけど、これは問題だと思うよ。
⑬くっきり
くっきり＝「際立って、明瞭なさま」の意味
「はっきり」は物ごとの明瞭さを表しますが、「くっきり」は主に視覚的なものに対して用いることの多い言葉です。
フォーマルな場面でも用いられますが、ややカジュアルな日常会話で用いられますね。
例文
フォントの変更により文字がくっきりとして、より読みやすくなりました。
⑭わかりやすく
わかりやすく＝「理解しやすい、曖昧さがない」の意味
「わかりやすく」は相手の理解の程度を強調する場面で用いられる言葉です。
情報伝達の明瞭さを伝えるニュアンスを持ち、言葉としてはややカジュアル寄りになりますね。
例文
問題点を整理しわかりやすくしたうえで、対策を検討しましょう。
⑮クリア
クリア＝「澄んではっきりした状態」の意味
「クリア」には、障害がない、解決されるという意味もありますね。
「はっきり」と違って、「クリア」は視覚、聴覚が鮮明な状態を表現したり、課題や問題の解決というニュアンスで用いられることが多い言葉と言えるでしょう。
フォーマルな場面で使うこともできますが、カジュアルな印象を与える表現です。
例文
問題点を整理してクリアにしたら、対策を考えましょう。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
