抜本的とは?意味・例文|言い換え・使い方|対義語・類語・由来も紹介!

当サイトのコンテンツには広告が含まれています

今回は「抜本的」という言葉について解説します!

抜本的は「ばっぽんてき」と読み、問題やその状況を根幹から考え直すという意味の言葉です。

今の政治は抜本的な改革が必要だ!みたいに使うよ!

「抜本的」は根「本」から問題を引き「抜」くという言葉の意味に由来します。

この記事では「抜本的」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

抜本的とは?意味は「問題やその状況を根幹から考え直す

「抜本的」の意味=問題やその状況を根幹から考え直す

抜本的とは問題やその状況を根幹から考え直すという意味の言葉です。

ビジネスの場面など、問題が発生し、それを解決するときに使います。

抜本的と似た言葉で「根本的」という言葉がありますが、「根本的」の意味は「問題や状況の根幹の部分」です。

「抜本的」には「根本的」の意味に加えて「解決する・考え直す・是正する」という意味も含まれます。

解決するという風に、良い方向に導かなければならないときに使う言葉なので、ポジティブな意味で使われることが多いです。

なので、「抜本的な問題」「抜本的な誤り」のように、後にマイナスな言葉がつくことはありません。

「抜本的な改善」「抜本的な改革」のように使います。

問題を解決に導くという意味がある言葉ってことなんだね!

抜本的の由来は「根『本』から問題を引き『抜』くという言葉の意味から」

「抜本的」の由来=根「本」から問題を引き「抜」くという言葉の意味から

「抜本的」の由来は、根「本」から問題を引き「抜」くという言葉の意味からです。

「抜本的」の「本」は根本という問題や状況の根っこの部分というイメージです。

「抜」は「引き抜く」という意味があるので、二つの漢字を合わせて「問題を根っこの部分から引き抜く」を意味する「抜本的」という言葉が生まれました。

固いイメージの言葉なので、日常生活などのラフな場面で使用することはあまりないでしょう。

ビジネスや会議の場面などで使うことが適しています。

「根本」と「引き抜く」という言葉からできたビジネスの場面などで使う言葉なんだね!

抜本的の使い方・例文

「抜本的」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

この政策については、初期段階から批判の声がでていたね……。

そうなんだよ。抜本的な改善が必要だよ。

使用例②

今度の内閣にはなんだか期待できそうだよ!

抜本的な見直しと言っていたけど果たしてどうかな……。

使用例③

今の税金対策には全く納得できんな!

もっと抜本的な対策が必要だよね。

抜本的の類義語や対義語

抜本的の類義語と対義語についても見ていきましょう!

抜本的の類義語

抜本的の類義語としては下記のものがあります。

根本的(こんぽんてき)

根本的は「問題や状況の根幹の部分」という意味の言葉です。

数学の解答を見たら、解き方が根本的に間違っていたよ……。

本質的(ほんしつてき)

本質的は「さまざまな物事の根本にかかわるさま」という意味の言葉です。

2人の意見は本質的に一緒ね。

抜本的の対義語

抜本的の対義語としては下記のものがあります。

皮相的(ひそうてき)

皮相的は「真相を無視して、表面上の判断であること」という意味の言葉です。

その程度の知識なら、まだまだ皮相的だな。

抜本的の豆知識・ちょっといい話

抜本的を、もっと面白く知れる小話を紹介します。

中国の故事が由来

「抜本的」は中国古典『春秋左氏伝』にある「抜本塞源(木を根本から引き抜き、水源を塞ぐ)」という四字熟語に由来します。

周の景王が、周と晋の深い結びつきを水と水源の関係にたとえて相手を説得した故事がもとになっているとされています。

普段何気なく使う言葉にも、こんな古い故事が隠れているのですね。

四字熟語の前半だけが独立した珍しい語

「抜本的」は「抜本塞源」という四字熟語の前半「抜本」だけが独立して一般語になったという珍しい成り立ちを持っています。

本来は「誤りや問題の根本を改める」という動きを表す言葉なので、「抜本的な誤り」のように単なる状態を指す使い方は本来の用法から外れるとされています。

四字熟語が半分だけ生き残って今も使われているとは、言葉の歴史は奥が深い。

明日から使えるプチ知識:似た言葉の「根本的」は根幹の部分そのものを指すのに対し、「抜本的」は根幹に立ち返って是正する動きを表す点が異なります。

抜本的の意味や由来がわかったところで、正しい場面で使い分けてみてください。

目次