今回は「肝に銘じる」の言い換えや類語を紹介します!
「肝に銘じる」とは、大切なことを心に深く刻み込み、決して忘れないようにすることを表す言葉です。

今回のミスは、肝に銘じて二度と繰り返しません。
反省や教訓を語る場面でよく使われ、引き締まった印象を与える表現です。
ただ、同じ言葉ばかりだと単調になるので、場面に合った言い換えを知っておくと便利です。
この記事では「肝に銘じる」の言い換えを15語紹介しています!気になる方は記事の続きへどうぞ!
肝に銘じるの“フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスや改まった場面で使える言葉を紹介!
まずは肝に銘じるのフォーマルな言い換え・類語を紹介します。
反省や決意をきちんと伝えたいときは、場面に合った言葉を選びましょう。
①心に刻む


心に刻む=大切なことを深く記憶にとどめること
心に刻むは、忘れないように物事を心の中へ深くとどめることを表します。
「肝に銘じる」とほぼ同じ意味で、やわらかく丁寧に使える言い換えです。



先輩からの助言を、心に刻んで仕事に臨みます。
②銘記する


銘記する=しっかりと心にとどめて忘れないこと
銘記するは、大事なことを心に刻みつけ、決して忘れないでいることを表す硬めの言葉です。
文書や挨拶など、改まった場面にふさわしい言い換えです。



ご指摘いただいた点を銘記し、改善に努めてまいります。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
③心に留める


心に留める=忘れないように意識しておくこと
心に留めるは、物事を忘れないよう意識して覚えておくことを表します。
「肝に銘じる」より軽く、日常でも使いやすいやわらかな表現です。



アドバイス、心に留めておきますね。
④戒めとする


戒めとする=失敗を教訓として心に刻むこと
戒めとするは、過ちを繰り返さないよう、教訓として心に留めておくことを表します。
反省の気持ちをはっきり示したい場面に向いた言葉です。



今回の遅れを戒めとして、進め方を見直します。
⑤教訓とする


教訓とする=経験から学びを得て今後に生かすこと
教訓とするは、経験から得た学びを忘れず、これからに生かすことを表します。
前向きに学ぶ姿勢を伝えられる、報告にも使いやすい言い換えです。



この経験を教訓として、次の企画に生かします。
⑥念頭に置く


念頭に置く=常に意識して考えに入れておくこと
念頭に置くは、大切なことをいつも意識し、考えの中に入れておくことを表します。
判断や行動の前提として心がけておく、という場面にぴったりです。



お客様の安全を念頭に置いて、作業を進めます。
⑦心得る


心得る=事情をよく理解して身につけておくこと
心得るは、物事をよく理解し、わきまえて身につけておくことを表します。
役割やルールをしっかり把握している、と伝えたいときに合います。



新人の指導役であることは、十分に心得ております。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧留意する


留意する=気をつけて心にとどめておくこと
留意するは、注意すべき点を意識し、気にかけておくことを表します。
注意喚起をやわらかく伝えたいビジネス文書でよく使われます。



締め切りに留意して、計画を立てていきましょう。
⑨自戒する


自戒する=自分自身をいましめて行いを正すこと
自戒するは、自分の言動を反省し、過ちを繰り返さないよう戒めることを表します。
自分への戒めという意味合いが強く、決意を示す場面に向いています。



慢心していたと自戒し、初心に返って取り組みます。
⑩胸に刻む


胸に刻む=忘れられないほど深く心にとどめること
胸に刻むは、感動や教えを忘れられないほど深く心にとどめることを表します。
感謝や恩を語るときにも合う、情のこもった言い換えです。



あの日の言葉を胸に刻んで、ここまで頑張ってきました。
肝に銘じるの“カジュアルな”言い換え・類語!
続いて、肝に銘じるのカジュアルな言い換え・類語を紹介します。
友達との会話やSNSなど、くだけた場面で使いやすい言葉を集めました。
⑪忘れないようにする


忘れないようにする=記憶にとどめて忘れずにおくこと
忘れないようにするは、大事なことを覚えておこうと心がける、いちばん身近な言い方です。
かしこまらずに使えるので、日常会話にぴったりです。



この前の失敗、忘れないようにしないとね。
⑫しっかり覚えておく


しっかり覚えておく=確実に記憶にとどめること
しっかり覚えておくは、忘れないように念を入れて記憶しておくことを表します。
念押しのニュアンスがあり、友達や家族への声かけにも使えます。



集合は10時だからね、しっかり覚えておいて!
⑬心に焼き付ける


心に焼き付ける=強い印象を忘れないよう深く刻むこと
心に焼き付けるは、忘れたくない光景や気持ちを、強く心に刻むことを表します。
感動的な場面を語るときにぴったりの、印象の強い言い方です。



あの景色、心に焼き付けておくね。
⑭頭に叩き込む


頭に叩き込む=しっかり記憶に刻み込むこと
頭に叩き込むは、繰り返してでも確実に覚え込むことを表す、勢いのある言い方です。
勉強や練習など、気合いを入れて覚える場面でよく使われます。



試験前に、ここは頭に叩き込んでおくぞ。
⑮胸に留めておく


胸に留めておく=心の中にそっととどめておくこと
胸に留めておくは、人に言わずとも、大切なことを心の中にしまっておくことを表します。
そっと心がける気持ちを伝えたいときに合う、やわらかな言い方です。



あなたの言葉、胸に留めておくね。
肝に銘じるの豆知識・ちょっといい話
肝に銘じるをもっと面白く知れる、ちょっとした小話を紹介します。
「肝」は心が宿る場所と考えられていた
昔は「肝(きも)」に、心や魂が宿ると考えられていました。
だからこそ「いちばん大事な場所に刻みつける」という意味で、肝が選ばれたといわれます。「肝が据わる」「肝を冷やす」など、肝を使った言葉に気持ちの動きが表れるのも、同じ考え方からきています。



肝って、心と関わりの深い言葉だったんだね。
「銘」は石や金属に刻む字
「銘じる」の「銘」は、もともと石や金属に文字を刻みつけることを表す漢字です。
大切にしている言葉を指す「座右の銘」も、同じ「銘」の字を使います。簡単には消えない金属の彫り込みのように、「忘れずに刻む」という強い気持ちが込められた言葉なのです。



座右の銘と同じ字だったなんて、知らなかった。
平家物語にも登場する古い言葉
「肝に銘じる」は、平安時代の日記や平家物語にもみられる、とても歴史の長い言葉です。
もとは漢語の「銘肝(めいかん)」を日本語に読み下したものとされ、千年近く前から使われてきました。今もそのまま通じるのは、それだけ言葉の力が強い証拠だといえます。



そんなに昔から使われていた言葉なんだね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回紹介した中から、場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。
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