今回は「短所」の言い換えや類語を紹介します!
「短所」とは、人や物事の、劣っている点や良くない部分を表す言葉です。

面接で短所を聞かれると、いつも答えに困ってしまう。
面接や履歴書でよく問われる言葉ですが、場面や相手によっては、別の言い方のほうがしっくりくることもあります。
言い換えを知っておくと、欠点・弱み・難点などを、かたさや角の立ち方に合わせて選び分けられます。
この記事では「短所」の言い換えを15語紹介しています!気になる方は記事の続きへどうぞ!
短所の“フォーマルな”言い換え・類語!面接やビジネスで使える言葉を紹介!
まずは、短所のフォーマルな言い換え・類語を紹介します。
劣っている点を指すのか、苦手な分野を指すのかで言葉を選ぶと、自己紹介や文書がぐっと引き締まります。
①欠点


欠点=足りない点や、良くないところを表す言葉
欠点(けってん)は、本来あってほしいものが足りない、良くない部分を表す言葉です。
「短所」とほぼ同じ意味で、はば広く使える言い換えです。



自分の欠点を自覚し、直そうと努めております。
②弱点


弱点=攻められると弱い、もろい部分を表す言葉
弱点(じゃくてん)は、突かれると不利になる、守りの弱い部分を表す言葉です。
勝負や仕事など、強さが問われる場面でよく使われます。



緊張に弱いのが、私の弱点だと感じています。
③弱み


弱み=相手につけ込まれやすい、不利な点を表す言葉
弱み(よわみ)は、つけ込まれると立場が悪くなる、自分に不利な点を表す言葉です。
「弱点」よりも、立場や心の面に寄った響きがあります。



強みと弱みを、正直にお話しいたします。
④難点


難点=困った点や、引っかかる問題点を表す言葉
難点(なんてん)は、ここが気になる、困る、という引っかかりのある点を表す言葉です。
人だけでなく、商品や計画の気になる点にも使えます。



価格がやや高いのが、唯一の難点ですね。
⑤不得手


不得手=うまくこなせず、苦手とすることを表す言葉
不得手(ふえて)は、得意でなく、うまく扱えないことを、ややあらたまって表す言葉です。
性質ではなく、苦手な分野や作業をやわらかく伝えられます。



細かい数字を扱う作業は、少々不得手にしております。
⑥泣き所


泣き所=そこを突かれると弱い、急所のような点を表す言葉
泣き所(なきどころ)は、そこを突かれると思わず弱ってしまう、急所のような弱点を表す言葉です。
「弁慶の泣き所」に由来する、味のある言い回しです。



時間に追われると弱いのが、私の泣き所でして。
⑦瑕疵


瑕疵=物事の不備や、きずを表す、かたい言葉
瑕疵(かし)は、本来あるべき状態に足りない、不備やきずを表す、法律でも使われる言葉です。
人柄より、契約や品物の欠陥を述べる場面に向いています。



手続きに瑕疵がないか、念のため確認いたします。
⑧マイナス面


マイナス面=物事の、好ましくない側面を表す言葉
マイナス面は、良い面と対にして、好ましくない側面をやわらかく示す言葉です。
プラス面と並べると、両面をバランスよく伝えられます。



導入のマイナス面も、あわせて検討すべきですね。
⑨至らない点


至らない点=行き届かず、足りない点をへりくだって言う言葉
至らない点は、自分の力や心配りが行き届かない部分を、へりくだって表す言葉です。
あいさつやおわびなど、謙虚さを示したい場面に合います。



至らない点も多いかと存じますが、よろしくお願いいたします。
⑩欠陥


欠陥=本来あるべきものが欠けた、重い不備を表す言葉
欠陥(けっかん)は、あるべきものが欠けて、正常といえない状態を表す、強い言葉です。
人柄より、製品や仕組みの重い不備に使うのが自然です。



設計に欠陥が見つかり、すぐ回収となりました。
短所の“カジュアルな”言い換え・類語!会話で使える言い方も紹介!
続いて、短所のカジュアルな言い換え・類語を紹介します。
友達や家族との会話では、かたい言葉より、ふだん使いの言い方のほうが自然に伝わります。
⑪ダメなところ


ダメなところ=良くない部分を、ざっくばらんに言う言い方
ダメなところは、直したほうがいい部分を、気どらずに言うくだけた言い方です。
自分のことを軽く話すときに、いちばん使いやすい言葉です。



すぐサボっちゃうのが、自分のダメなところなんだよね。
⑫苦手なこと


苦手なこと=うまくできない、気が進まないことを表す言い方
苦手なことは、うまくできなかったり、気が進まなかったりすることを表す身近な言い方です。
性格ではなく、得意でない分野をやわらかく伝えられます。



人前で話すのが苦手なことで、いつも緊張しちゃう。
⑬良くないところ


良くないところ=直したほうがいい部分を、やわらかく言う言い方
良くないところは、改めたほうがいい部分を、角を立てずに伝える言い方です。
「ダメ」より口当たりがやわらかく、人にも使いやすい言葉です。



後回しにしがちなのが、私の良くないところかな。
⑭弱いところ


弱いところ=もろくて、踏ん張りがきかない部分を表す言い方
弱いところは、踏ん張りがきかず、もろくなってしまう部分を表す気軽な言い方です。
「弱点」をくだけさせた、会話になじみやすい言葉です。



急かされると焦るのが、自分の弱いところなんだ。
⑮足りないところ


足りないところ=まだ及ばない、補いたい部分を表す言い方
足りないところは、まだ及ばず、これから補いたい部分を前向きに表す言い方です。
成長の余地として、ポジティブに話したいときに合います。



足りないところは、これから少しずつ伸ばしていきたいな。
短所の豆知識・ちょっといい話
短所を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
短所と長所は「表裏一体」=見方を変えると言い換えられる
短所と長所は表裏一体で、見方を変えると同じ性質が長所にもなります。
「飽きっぽい」は「好奇心旺盛」、「優柔不断」は「慎重」、「頑固」は「意志が強い」と言い換えられます。物事の枠組みを変えて捉え直すこの方法は、リフレーミングと呼ばれ、面接で短所を語るときにも役立ちます。



短所も、言い方しだいで長所になるんだね。
「一長一短」は中国の古い書物が由来
「一長一短」は、長所がある一方で短所もあり、完全ではないことを表す四字熟語です。
この言葉は、漢の時代の思想家・王充が著した『論衡』に由来するとされます。だれにでも良い面と悪い面の両方があるという考え方が、短い四文字に込められています。



そんな昔の本が由来だったなんて、びっくり。
「欠点・弱点・瑕疵」は重さや場面で使い分ける
「欠点・弱点・瑕疵」は、似ていても重さや使う場面が違う言葉です。
身近に直せる点なら「欠点」、突かれると不利になる点なら「弱点」、契約や品物の不備なら「瑕疵」と分かれます。「瑕」も「疵」も、もとはどちらも「きず」を表す字です。



場面に合わせて選ぶと、ぐっと伝わりやすくなりますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回紹介した中から、場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。