「ぞっとする」の言い換え|戦慄する・身の毛がよだつなど文章の類語

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今回は「ぞっとする」の言い換えや類語を紹介します!

「ぞっとする」とは、恐怖や寒さ、強い刺激のために、体が震え上がるさまを表す言葉です。

夜道で背後の足音に気づいて、思わずぞっとした。

会話では伝わりやすい言葉ですが、文章や改まった場では、もう少し硬い表現のほうが合う場面もあります。

言い換えを知っておくと、戦慄する・背筋が凍る・鳥肌が立つなどを、恐怖の度合いや場面に合わせて選び分けられます。

この記事では「ぞっとする」の言い換えを15語紹介しています!気になる方は記事の続きへどうぞ!

目次

ぞっとするの“フォーマルな”言い換え・類語!文章でも使える言葉を紹介!

まずは、ぞっとするのフォーマルな言い換え・類語を紹介します。

恐怖の強さや、体の反応のどこに目を向けるかで言葉を選ぶと、文章がぐっと引き締まります。

①戦慄する

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戦慄する=恐ろしさのあまり体が震えることを表す言葉

戦慄する(せんりつする)は、強い恐怖や衝撃のために、体が震えるほどおののくことを表す硬い言葉です。

事件や惨状など、深く重い恐怖を述べる場面に向いています。

その残酷な手口に、誰もが戦慄した。

②慄然とする

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慄然とする=恐ろしさにぞっとするさまを表す言葉

慄然とする(りつぜんとする)は、恐ろしさにおののき、ぞっとするさまを表す、文章向きのかたい言葉です。

「戦慄」よりも、ぞっとした状態が続く語感があります。

事の重大さを知り、慄然とせずにはいられなかった。

③身の毛がよだつ

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身の毛がよだつ=恐ろしさに体の毛が逆立つことを表す言葉

身の毛がよだつは、恐ろしさのために、体の毛が逆立つほどぞっとすることを表す慣用句です。

体の反応として恐怖を描く、小説や感想の文によくなじみます。

その話を聞いて、身の毛がよだつ思いがした。

④総毛立つ

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総毛立つ=全身の毛が逆立つほどぞっとすることを表す言葉

総毛立つ(そうけだつ)は、恐怖や寒さのために、全身の毛が逆立つさまを表す言葉です。

「身の毛がよだつ」より、全身に広がる感覚を強く感じさせます。

暗い廊下に人影を見て、総毛立った。

⑤恐怖を覚える

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恐怖を覚える=おそろしさを感じることを表す言葉

恐怖を覚えるは、ある物事に対して、おそろしさを感じることを落ち着いて述べる言葉です。

体の反応より、心に生まれた恐れそのものを伝えたいときに合います。

増え続ける被害に、強い恐怖を覚えた。

⑥背筋が凍る

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背筋が凍る=恐ろしさで背中が冷たくなることを表す言葉

背筋が凍る(せすじがこおる)は、強い恐怖のために、背中が冷たくなるほどぞっとすることを表す言葉です。

ひやりとした冷たさで恐怖を描く、印象的な言い回しです。

真実を知ったとき、背筋が凍る思いがした。

⑦肝を冷やす

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肝を冷やす=危険にひやりとして驚くことを表す言葉

肝を冷やす(きもをひやす)は、危ない目にあって、ひやりと恐ろしい思いをすることを表す慣用句です。

事故やひやりとした出来事など、一瞬の恐怖を述べるのに向いています。

あと一歩で衝突するところで、肝を冷やした。

⑧怖気立つ

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怖気立つ=恐ろしさにぞっと震えることを表す言葉

怖気立つ(おぞけだつ)は、恐ろしさやぞっとする思いに、思わず身震いすることを表す言葉です。

嫌悪のまじった恐怖を描きたいときに、しっくりきます。

想像しただけで、おぞ気立ってしまう。

⑨震え上がる

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震え上がる=恐ろしさで激しく震えることを表す言葉

震え上がるは、恐怖や寒さのために、激しく体が震えるさまを表す言葉です。

恐れて縮み上がる、強い恐怖の様子を伝えられます。

あまりの剣幕に、子どもたちは震え上がった。

⑩身震いする

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身震いする=恐ろしさや寒さで体が震えることを表す言葉

身震いするは、恐怖や寒さ、強い感情のために、体がぶるっと震えることを表す言葉です。

恐怖だけでなく、武者震いのように高ぶりを表す場面でも使えます。

当時を思い出すと、今でも身震いする。

ぞっとするの“カジュアルな”言い換え・類語!会話で使える言い方も紹介!

続いて、ぞっとするのカジュアルな言い換え・類語を紹介します。

会話やSNSでは、もっと感覚的でくだけた言い方のほうが、気持ちが伝わりやすくなります。

⑪鳥肌が立つ

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鳥肌が立つ=恐怖や寒さで肌がぶつぶつになることを表す言い方

鳥肌が立つは、恐怖や寒さのために、肌が鳥の毛をむしったあとのようにぶつぶつになる様子を表す言い方です。

「ぞっとする」のいちばん身近な言い換えとして、会話でよく使われます。

あの怖い話、思い出すだけで鳥肌が立つ。

⑫ゾクッとする

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ゾクッとする=背中に寒気が走るような感覚の言い方

ゾクッとするは、恐怖や寒さで、背中に一瞬寒気が走るような感覚を表す言い方です。

短くぞくっと来る感覚を、そのまま音で伝えられます。

急に肩を叩かれて、ゾクッとしたよ。

⑬ヒヤッとする

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ヒヤッとする=危ない場面で一瞬どきっとする言い方

ヒヤッとするは、危ない目にあいそうになって、一瞬どきっと冷たい思いをすることを表す言い方です。

あわや、という危険を切り抜けた場面で気軽に使えます。

飛び出してきた自転車に、ヒヤッとした。

⑭ゾワッとする

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ゾワッとする=体の表面がざわつくような感覚の言い方

ゾワッとするは、恐怖や嫌悪で、体の表面がざわざわと波立つような感覚を表す言い方です。

ぞっとした感覚が広がっていく様子を、生々しく伝えられます。

得体の知れない気配に、ゾワッとした。

⑮怖気づく

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怖気づく=こわくなって尻込みすることを表す言い方

怖気づく(おじけづく)は、こわくなって、気持ちがしりごみしてしまうことを表す言い方です。

恐怖で前に進めなくなる、心の動きに目を向けた言葉です。

いざ本番になると、すっかり怖気づいてしまった。

ぞっとするの豆知識・ちょっといい話

ぞっとするを、もっと面白く知れる小話を紹介します。

「鳥肌が立つ」は本来こわいときの言葉

「鳥肌が立つ」はもともと、恐怖や寒さで体が反応するさまを表す言葉で、感動で使うのは新しい用法です。

文化庁の「国語に関する世論調査」では、「すばらしさに鳥肌が立った」と使う人が平成13年度の22.8%から平成27年度には34.6%に増えました。今では感動の意味も辞書に載りはじめていますが、もともとは「ぞっとする」と同じ仲間の言葉だったのです。

感動でも怖くても、どっちも鳥肌が立つんだね。

「ぞっとしない」は「こわくない」ではない

「ぞっとしない」は、「こわくない」ではなく、「感心しない・面白くない」という意味の慣用句です。

「ぞっと」には強い感動が走るという意味もあり、その打ち消しなので「気乗りしない」となります。文化庁の平成18年度「国語に関する世論調査」では、正しい意味で答えた人が31.3%、「こわくない」と取り違えた人が54.1%にのぼりました。

「ぞっとしない話」は、面白くない話のことなんだ。

「総毛立つ」は全身の毛が立つこと

「総毛立つ」の「総」は「すべて」を表し、全身の毛が逆立つほどぞっとすることを指します。

「身の毛がよだつ」とよく似た言葉ですが、「総(すべて)」の一字が入ることで、体じゅうに広がる恐怖の感覚がより強く伝わります。同じ「毛が立つ」でも、ことばのつくりで印象が変わるのが面白いところです。

「総」が付くと、こわさのスケールが大きく感じるね。

明日から使えるプチ知識:重い恐怖を文章で述べるなら「戦慄する」、体の反応で描くなら「総毛立つ」、ひやりとした一瞬なら「肝を冷やす」、会話で気軽になら「鳥肌が立つ」と選ぶと、恐怖の度合いがきちんと伝わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回紹介した中から、場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。

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