今回は「優秀」の言い換えや類語を紹介します!
「優秀」とは、人や成績が、ほかより際立って優れていることを表す言葉です。

今期の成績はとても優秀でしたね。
便利な言葉ですが、評価やメールで何度も「優秀」と書くと、ほめ言葉が平たくなりがちです。
言い換えを知っておくと、有能・卓越した・秀でたなどを、相手や場面に合わせて選び分けられます。
この記事では「優秀」の言い換えを15語紹介しています!気になる方は記事の続きへどうぞ!
優秀の“フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスで使える言葉を紹介!
まずは、優秀のフォーマルな言い換え・類語を紹介します。
評価や紹介の場では、ほめる中身に合った言葉を選ぶと、相手への敬意がより伝わります。
①有能


有能=仕事をうまく進める力が高いことを表す言葉
有能(ゆうのう)は、物事を的確にこなす力があり、頼りになることを表す言葉です。
成績より、実務をさばく力をほめたいときにしっくりきます。



彼はどんな案件も任せられる、有能な担当者です。
②卓越した


卓越した=ほかをはるかに引き離して優れていることを表す言葉
卓越した(たくえつした)は、まわりより一段も二段も上で、群を抜いて優れていることを表す言葉です。
ひときわ高い実力や技術を、格調のある言い方でたたえられます。



彼女の交渉力は、社内でも卓越したものがあります。
③秀でた


秀でた=ある分野でとくに優れていることを表す言葉
秀でた(ひいでた)は、ある一点でまわりより抜き出て優れていることを表す言葉です。
得意分野を一つに絞ってほめたい場面に向いています。



彼は語学に秀でていて、海外案件で頼りになります。
④傑出した


傑出した=多くの中でひときわ抜き出ていることを表す言葉
傑出した(けっしゅつした)は、大勢の中でも、頭一つ飛び抜けて優れていることを表す言葉です。
集団の中での際立ちを強調したいとき、評価文に重みが出ます。



今年の新人の中でも、彼の成果は傑出しています。
⑤優れた


優れた=ほかと比べてまさっていることを表す、幅広く使える言葉
優れた(すぐれた)は、ほかと比べて質や能力がまさっていることを、素直に表す言葉です。
人にも物にも使え、かたすぎず幅広い場面になじみます。



このチームには、優れた人材が多くそろっています。
⑥俊英


俊英=才能が人より秀でた、若く有望な人を表す言葉
俊英(しゅんえい)は、才能や学識が人より秀でた、見込みのある人を指す言葉です。
これから伸びそうな若手をたたえる、紹介文向きの言い方です。



彼は業界でも注目される、若手の俊英です。
⑦精鋭


精鋭=選び抜かれた、力のある人を表す言葉
精鋭(せいえい)は、選び抜かれて勢いと力をそなえた人を指す言葉です。
えりすぐりの顔ぶれや、少人数の強い集団をほめるときに合います。



このプロジェクトは、各部署の精鋭が集まっています。
⑧抜群


抜群=多くの中でずば抜けていることを表す言葉
抜群(ばつぐん)は、たくさんの中から抜け出て、ずば抜けて優れていることを表す言葉です。
成績や数字の高さを、わかりやすく一言でほめられます。



今月の営業成績は、チームの中でも抜群でした。
⑨非凡


非凡=平凡とはかけ離れて優れていることを表す言葉
非凡(ひぼん)は、ありふれた水準をこえて、なみはずれて優れていることを表す言葉です。
持って生まれた素質やセンスの高さを言いたいときに向きます。



彼のデザインには、非凡な発想が光っています。
⑩才能豊か


才能豊か=持っている才能が幅広く、ゆたかなことを表す言葉
才能豊か(さいのうゆたか)は、生まれ持った力にめぐまれ、その幅も広いことを表す言葉です。
いくつもの分野でこなせる、器の大きさをほめる場面に合います。



彼女は企画も分析もこなす、才能豊かな人です。
優秀の“カジュアルな”言い換え・類語!会話で使える言い方も紹介!
続いて、優秀のカジュアルな言い換え・類語を紹介します。
同僚や友達との会話では、肩の力を抜いた言い方のほうが、ほめ言葉が素直に届きます。
⑪できる


できる=仕事や勉強の力が高いことを、軽く表す言い方
できるは、仕事や勉強をうまくこなす力があることを、ふだんの会話で気軽に表す言い方です。
「できる人」のように、短く頼もしさを伝えられます。



あの先輩、ほんとに仕事ができる人だよね。
⑫ピカイチ


ピカイチ=大勢の中でいちばん優れていることを表す言い方
ピカイチは、花札の言葉がもとで、多くの中でとびきり優れているものを指す、くだけた言い方です。
仲間うちで一番をほめるとき、明るく弾んだ響きになります。



味の安定感なら、この店がピカイチだね。
⑬エース


エース=集団の中で中心となる、最も頼れる人を表す言い方
エースは、チームの中心となり、いちばん頼りにされる人を指す、くだけた言い方です。
看板として活躍する人を、親しみを込めて呼べます。



彼は今や、うちの営業チームのエースだよ。
⑭天才肌


天才肌=感覚で物事をこなす、才能ゆたかな人を表す言い方
天才肌(てんさいはだ)は、理屈より感覚でこなしてしまう、生まれつき才能のある人を表す言い方です。
努力家とは違う、ひらめき型の人をやわらかくほめられます。



彼は理屈抜きで形にしちゃう、天才肌だよね。
⑮さすが


さすが=期待どおりの優れた働きに、感心して言う言い方
さすがは、評判や期待のとおりに優れていることへの、感心の気持ちを込めた言い方です。
結果を見て、その人らしさをひと言でたたえるときに使えます。



この短時間で仕上げるなんて、さすがだね。
優秀の豆知識・ちょっといい話
優秀を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「秀」は“穂が抜き出る”ところからできた字
「秀」は、稲などの穀物を表す「禾(のぎへん)」に、伸びていく形を加えてできた字です。
稲の穂がすっと伸びて抜き出るようすから、「ほかより抜きん出る」という意味に広がりました。訓読みの「ひいでる」も、穂が出る「穂出(ほいづ)」が変化したものと言われています。「優秀」の「秀」には、田んぼの実りの風景が隠れているわけです。



「秀でる」って、穂が伸びる姿から来てるんだね。
「優」には“やさしい”と“すぐれる”が同居する
「優」は「人」と、思い悩む人を表す「憂」を組み合わせた字です。
悩む人に寄り添える人、という成り立ちから「やさしい」の意味が生まれ、そこから「ゆとりがある」「ぬきんでている」へと広がって「優秀」の「すぐれる」につながったとされます。一つの字に、やさしさと優れた力の両方が同居しているわけです。



やさしさと強さが、同じ字に入ってるなんて。
「有能」と「優秀」のほめる中身の違い
「有能」と「優秀」は近い言葉ですが、ほめている中身が少し違います。
「有能」は、仕事を的確にさばく力に重きを置いた言い方です。一方「優秀」は、成績や能力がまわりより際立って高いことを広く指します。実務をさばく力をたたえるなら「有能」、結果や水準の高さを言うなら「優秀」と選ぶと、ほめたい点がぶれずに伝わります。



似ているようで、見ている部分が違うんだ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回紹介した中から、場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。