今回は「should(シュッド)」という英語の助動詞について解説します。
「should」とは、「〜すべきだ(義務・当然)」「〜した方がいい(推奨)」「〜のはずだ(推量)」という意味を持つ英語の助動詞です。

「should」って「すべき」だけじゃなかったんですね。
古英語「sceal(義務がある)」の過去形「sceolde」が語源で、現代の「shall」の過去形として生まれ、独自に発展しました。
この記事では「should」の3つの意味や「must」「ought to」との違い、後悔を表す「should have」の使い方まで深掘りしています。
気になる方は記事の続きへどうぞ。
shouldとは?意味は「すべき・した方がいい・はずだ」
「should」の意味=①〜すべきだ(義務)②〜した方がいい(推奨)③〜のはずだ(推量)
「should」は英語の助動詞で、状況に応じて義務・推奨・推量の3つの意味に使い分けます。
「You should rest(休んだ方がいい)」のような推奨と、「He should be there by now(もう着いているはずだ)」のような推量は、どちらも日常会話でよく登場します。
「must」が強制的な義務を表すのに対し、「should」は「〜した方がいい」という柔らかいニュアンスが特徴です。



「must」より「should」の方が押しつけがましくなくていいですね。
shouldの語源はshallの過去形
「should」の語源=古英語「sceal(義務がある)」の過去形「sceolde」から発展した助動詞
「should」は古英語「sceal」の過去形「sceolde」から来ており、現代の「shall」の過去形として生まれました。
現代英語では「shall」はあまり使われなくなりましたが、「should」は独立した助動詞として義務・推奨・推量を表す形で広く定着しました。
イギリス英語では「If you should need help…(もし助けが必要であれば…)」のように、仮定節にshould を使う用法も残っています。



「shall」と「should」がつながっているとは知りませんでした。
shouldの使い方・例文
「should」を使った会話を見ていきましょう。
推奨・推量・後悔と、場面によって使い方が変わります。
使用例① 推奨・アドバイスをする
相手に「〜した方がいい」とアドバイスするときの使い方です。



最近ちょっと体調が悪くて。



You should see a doctor.(医者に行った方がいいよ。)
使用例② 推量・当然の見込み
「〜のはずだ」という見込みを表すときに使います。



田中さん、もう到着した?



He should be here soon.(もうすぐ来るはずです。)
使用例③ 後悔を表す「should have」
「should have + 過去分詞」で、「〜すればよかった」という後悔を表します。



テスト全然できなかった。もっと勉強しておけばよかった。



I should have studied more.(もっと勉強すればよかった。)まさにそれです。
「should」の類義語や対義語
shouldの類義語と対義語についても見ていきましょう。
shouldの類義語
shouldの類義語としては下記のものがあります。
ought to(オート・トゥ)
「ought to」はshould とほぼ同じ意味で使われますが、shouldより少しフォーマルな印象があります。「You ought to apologize(謝るべきだ)」のように、道義的な義務を表すときに多く使われます。



「ought to」はshould の言い換えとして使えるんですね。
had better(ハド・ベター)
「had better」は「〜した方がいい(しないと良くないことが起きる)」という強めの推奨です。shouldより警告のニュアンスが強く、「You had better hurry(急いだ方がいいよ、でないと…)」のように使います。



「had better」の方が少し脅し感がありますね。
shouldの対義語
shouldの対義語としては下記のものがあります。
must(マスト)
「must」は「〜しなければならない(強い義務・必然)」という意味で、shouldより強制力があります。「You must wear a seatbelt(シートベルトを着用しなければならない)」のように、規則や強い義務を表す場面で使われます。



「must」は有無を言わさない感じがしますね。
shouldの豆知識・ちょっといい話
shouldをもっと楽しめる、ちょっとした小話を紹介します。
「should have」は英語圏の後悔フレーズの定番
「should have done」は後悔を表すフレーズとして、英語圏のSNSやネットミームでもよく登場します。
「I should’ve said earlier(もっと早く言えばよかった)」「I should’ve stayed home(家にいればよかった)」のように、日常の後悔を手軽に表現できます。特に「should’ve」という短縮形は口語・SNSで頻出で、英語圏のユーザーが失敗談を投稿するときの定番表現です。



「should’ve」、SNSの投稿でよく見るフレーズですね。
「should」は道徳的ニュアンスが強い
「should」には法律や規則ではなく、「道義的にそうするのが正しい」という倫理的なニュアンスが含まれます。
「You should be honest(正直であるべきだ)」のように、法律ではないが道徳的に正しいことを述べる場面でよく使われます。これがmustとの大きな違いで、shouldは「外から強制されるルール」ではなく「内側から湧く義務感」に近い助動詞です。



「should」に道徳的な意味合いがあるとは、深いですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。「should」は推奨・推量・後悔と幅広く使える助動詞です。「must」との違いを意識して使い分けると、英語表現がより自然になります。ぜひ日常会話で試してみてください。