今回は「actually(アクチュアリー)」という英語の副詞について解説します。
「actually」とは、「実際には・実は・本当のところ」という意味の英語の副詞です。

「actually」って英語でよく聞くけど、訂正するときにも使うんですよね。
中世ラテン語「actualis(行為の・実際の)」が語源で、英語の「actual」に副詞の接尾辞「-ly」がついた形です。
この記事では「actually」の意味や、ネットで反論・訂正に使われる理由、使い方・例文まで深掘りしています。
気になる方は記事の続きへどうぞ。
actuallyとは?意味は「実際には・本当のところ」
「actually」の意味=実際には・本当のところ・(相手の認識と違って)実は
「actually」は英語の副詞で、「現実・事実にもとづいて言うと」というニュアンスで使います。
相手の思い込みを訂正するときや、予想外の事実を伝えるときに文頭に置くことが多く、「Actually, that’s not correct(それは違います)」のように反論の切り出しとしてよく使われます。
英語圏のSNSやネットでは「Well, actually…」という形でよく登場し、「知ったかぶりで訂正する」ニュアンスがあるため、使いすぎると嫌味に聞こえることもあります。



「actually」を使いすぎると知ったかぶりになるんですね、気をつけなきゃ。
actuallyの語源はラテン語「actualis」
「actually」の語源=中世ラテン語「actualis(行為の・実際の)」→ 英語「actual」+副詞化「-ly」
「actually」は中世ラテン語「actualis」から英語「actual」が生まれ、そこに副詞を作る接尾辞「-ly」がついた形です。
英語に入ったのは15世紀ごろで、当初は「行動として・実際に行うこと」という意味でした。現代では「事実として・現実には」というニュアンスで定着しています。
日本語でも「アクチュアリティ(現実感)」という言葉として借用されており、同じラテン語ルーツを共有しています。



「アクチュアリティ」という言葉と語源が一緒なんですね。
actuallyの使い方・例文
「actually」を使った会話を見ていきましょう。
訂正・予想外の告白・話の切り替えと、場面によって使い方が変わります。
使用例① 訂正・反論をする
相手の誤りをやんわり訂正するときの使い方です。



この映画、1990年代に作られたんだよね?



Actually, it was released in 2001.(実際には2001年公開ですよ。)
使用例② 予想外の事実を伝える
相手が思っていなかった事実や自分の本音を明かすときにも使います。



辛い食べ物は苦手そうに見えるけど、どう?



Actually, I love spicy food.(実はめちゃくちゃ好きなんですよ。)
使用例③ 話を切り替える
話題を変えたり、新しい提案に切り替えるときにも「actually」が活躍します。



このやり方で進めましょうか?



Actually, let’s try a different approach.(別のやり方を試してみましょう。)
「actually」の類義語や対義語
actuallyの類義語と対義語についても見ていきましょう。
actuallyの類義語
actuallyの類義語としては下記のものがあります。
in fact(イン・ファクト)
「in fact」は「実際のところ・事実として」という意味で、actuallyと近いニュアンスです。「In fact, the situation is more complex(実際のところ、状況はより複雑です)」のように、補足や強調に使われます。



「in fact」はactuallyより少しフォーマルな印象がありますね。
to be honest(トゥ・ビー・オネスト)
「to be honest」は「正直に言うと」という意味で、actuallyのように本音を切り出すときに使います。「To be honest, I wasn’t sure(正直言うと、確信が持てませんでした)」のように使います。



「to be honest」は「actually」よりも正直感が強いですね。
literally(リテラリー)
「literally」は「文字通り」という意味ですが、口語・SNSでは「actuallyとほぼ同じ」強調の意味で使われます。「I literally can’t believe it(本当に信じられない)」のように感情を強めるのに使われます。



「literally」もネットではよく見かける強調表現ですね。
actuallyの対義語
actuallyの対義語としては下記のものがあります。
supposedly(サポーズドリー)
「supposedly」は「〜とされている・見かけ上は」という意味で、確認されていない情報や疑いのある事実を述べるときに使います。actuallyが「事実として」を強調するのに対し、supposedlyは「事実かどうか怪しい」という含みがあります。



「supposedly」は「本当かどうか怪しいけど」という含みがあるんですね。
actuallyの豆知識・ちょっといい話
actuallyをもっと楽しめる、ちょっとした小話を紹介します。
「Well, actually」は英語圏でやや嫌われ者
英語圏では「Well, actually…」で始まる訂正をくどくど続ける人を「Well, actually guy」と呼んで少しからかう文化があります。
「Actually, that’s not quite right…(実はそれ厳密には違って…)」のように細かい誤りを必要以上に指摘する行為が「akchually」というミームとしてネットで広まりました。「akchually」は「actually」を誇張した綴りで、知ったかぶりで訂正する人をからかうネットスラングとして定着しています。



「akchually」ってミームになってるんですね。知らなかった。
日本人は「actually」を多用しすぎる?
日本の英語教育では「actually=実は」と覚えることが多いため、日本人英語学習者は会話で多用しすぎる傾向があると言われています。
「Actually, I think…(あの、私は…)」のように、本来なら必要ない場面でも「actually」を置いてしまうケースが多く見られます。ネイティブスピーカーは文頭に毎回置くわけではないので、使いどころを絞るとより自然な英語になります。



意識して使いすぎないようにするといいんですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。「actually」は訂正・本音・話の切り替えと幅広く使える副詞です。使いすぎに注意しながら、ここぞという場面でうまく活用してみてください。