オナシャスとは？意味・由来｜元ネタ・使い方｜類語・対義語も紹介！

今回は「オナシャス」というネットスラングについて解説します！

「オナシャス」とは、お願いしますという意味の言葉です。

成人向けゲイビデオで登場人物が言った「お願いします」という言葉を視聴者が聞き間違えたことで生まれました。

聞き間違えによって言葉の変化が生じ「オナシャス」というネットスラングが出回りました。

この記事では「オナシャス」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ！

オナシャスとは？意味は「お願いします」

「オナシャス」の意味＝お願いします

オナシャスとは「お願いします」という意味のネットスラングです。

「オナシャス」を「オネシャス」と使っている人もいますが両者も言葉の意味は同じです。

相手にお願い事をする時に、文章の末尾に「オナシャス」と沿えるのが一般的です。

また、相手が何かしてくれようとする意向がある時の受け答えとして「オナシャス」と返事をし使うこともあります。

親しい友人同士の会話や後輩に対してなど比較的フランクに話せる相手に対して、場の雰囲気を明るくしたい時などに使われている言葉です。人にお願いする時の言葉ですが、崩れた言葉ですのでビジネスシーンで間違って上司や取引先に使うことがないよう気を付けましょう。また親しい関係であっても真面目なお願いをしたい時にこの言葉を使うと違和感や不快感を感じる人もいますので、場面や状況を考えてから使うようにしましょう。

同じように簡略化された言葉として「さーせん（すみません）」や「あざーす（ありがとうございます）」、「あとーんす（ありがとうございます）」、「チーッス（こんにちは）」などがあげられます。ちなみに、オナシャス（お願いします）と言われた時の返事として「アリシャス（ありがとう）」という掛け合わせの言葉もあります。

オナシャスの発祥や元ネタは「成人向けのゲイビデオ」

「オナシャス」の元ネタ、発祥＝成人向けゲイビデオでのセリフの聞き間違い

オナシャスは成人向けのゲイビデオで使われたセリフを聞き間違えたことによって生まれた言葉です。

2001年に発売された「真夏の夜の淫夢」というビデオの中で、極道の車に激突した際に免許を取られてしまった男性が『免許を返してください！お願いします！』とセリフを言う場面があります。緊迫した状況で焦ってしまい滑舌が悪くなっていたことで、これを見ていた人達が『お願いします』を『オナシャス』と聞き間違えたことがきっかけです。そしてこの言葉がネタにされるようになり、オナシャスを使って話す人が増えていきSNSなどで拡散していきました。

この言葉の変化みてみると、「お願いします」→「お願いしゃす」→「おねいしゃす」→「オネシャス」→「オナシャス」となっていったようです。

オナシャスを使うキャラクターとして梨の要請で有名なふなっしーやおそ松さんの十四松さんが使っています。また、人気ドラマ・半沢直樹で香川照之さん演じる大和田常務が使った「オネシャス」というアドリブのセリフが面白すぎるとSNSで話題となり、広くこの言葉が浸透していきまた。一方で、LINEスタンプにこの言葉が登場したり、メッセージのやり取りに「オナシャス＋顔文字」といった定型文が使われるようにもなりました。お互いの顔を見て話さない時にスタンプや絵文字を添えて使うことでユーモアが混じり、単独で使用するより会話に柔らかさが加わるようになります。

様々な場面で使われているこの言葉ですが、由来は下ネタですので由来を知らずに気軽に話していると嫌悪感を抱かれ白い目で見られかねません。気の知れた仲間同士でも状況を見極めて使用し、SNSでは送る相手をしっかり選び使うようにしましょう。

オナシャスの使い方・例文

「オナシャス」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①　お願いごと＋オナシャス（要望の文末に添える）

使用例②　〇〇する？　→　オナシャス（相手から打診してもらった時の返答）

使用例③　オナシャス＋絵文字（SNS上で使う時）

オナシャスの類義語や対義語

オナシャスの類義語と対義語についても見ていきましょう！

オナシャスの類義語

オナシャスの類義語としては下記のものがあります。

よしなに

いい具合になるようによろしくということ。

頼みます

お願いしますということ。

オナシャスの対義語

オナシャスの対義語はありませんでした。