今回は「駄々をこねる」の言い換えや類語を紹介します!
「駄々をこねる」とは、わがままを言って、自分の希望を無理に通そうとすることを表す言葉です。

おもちゃ買って買ってと、駄々をこねて泣いちゃった。
子どもの様子を表すことが多い言葉ですが、大人にも使われ、場面によっては少し幼い印象を与えます。
言い換えを知っておくと、わがまま・強情・ぐずりなど、様子の違いを的確に伝えられます。
この記事では「駄々をこねる」の言い換えを15語紹介しています!気になる方は記事の続きへどうぞ!
駄々をこねるの“フォーマルな”言い換え・類語!文章やビジネスで使える言葉を紹介!
まずは、駄々をこねるのフォーマルな言い換え・類語を紹介します。
わがままなのか、強情なのか、ねだっているのか。様子に合わせて言葉を選ぶと、伝わり方が変わります。
①わがままを言う


わがままを言う=自分の都合ばかり押し通そうとする言葉
わがままを言うは、周りの都合を考えず、自分の希望ばかりを押し通そうとする様子を表します。
「駄々をこねる」を、大人にも使えるかたちで言い換えられます。



あまりわがままを言うと、みんなが困ってしまいますよ。
②ごねる


ごねる=あれこれ文句を言って粘ることを表す言葉
ごねるは、納得しないとあれこれ文句を言い、しつこく粘る様子を表す言葉です。
大人が条件などで粘る場面にも、よく使われます。



もっと値引きしてほしいと、最後までごねていました。
③我を通す


我を通す=自分の考えを曲げず押し通すことを表す言葉
我を通す(がをとおす)は、周りに合わせず、自分の考えを最後まで押し通す様子を表す言葉です。
子どもより、意志の強い大人の頑固さを述べるのに向いています。



周りの反対を押し切って、彼は我を通しました。
④強情を張る


強情を張る=意地になって考えを変えないことを表す言葉
強情を張る(ごうじょうをはる)は、意地になって、なかなか考えを変えようとしない様子を表します。
折れずに突っぱねる頑固さを、かたく伝えたいときに合います。



謝ればいいのに、強情を張って黙ったままだ。
⑤意地を張る


意地を張る=引っ込みがつかず突っぱねることを表す言葉
意地を張るは、引っ込みがつかなくなり、考えや態度を変えずに突っぱねる様子を表す言葉です。
本心では分かっていても折れられない、という場面に合います。



そんなに意地を張らずに、素直になればいいのに。
⑥聞き分けがない


聞き分けがない=言い聞かせても従わないことを表す言葉
聞き分けがないは、道理を言い聞かせても、素直に従おうとしない様子を表す言葉です。
子どもの様子を、少しあらたまって述べたいときに向いています。



今日はどうにも聞き分けがなくて、手を焼きました。
⑦ねだる


ねだる=あまえて欲しいものを求めることを表す言葉
ねだるは、相手にあまえて、欲しいものや願いをしつこく求める様子を表す言葉です。
「駄々をこねる」のうち、何かを欲しがる部分にぴったりです。



新しいゲームを買ってと、ずっとねだっている。
⑧ぐずる


ぐずる=機嫌が悪く、ぐずぐず泣くことを表す言葉
ぐずるは、小さな子どもが機嫌をそこね、ぐずぐずと泣いたりむずかったりする様子を表します。
眠いときや疲れたときの、赤ちゃんや幼児の様子に合います。



眠くなると、決まってぐずり始めるんです。
⑨渋る


渋る=気が進まず、なかなか応じないことを表す言葉
渋る(しぶる)は、気が進まず、求められてもなかなか応じようとしない様子を表す言葉です。
はっきり拒まないまでも、しぶしぶな態度を述べたいときに使えます。



帰る時間だと言っても、なかなか渋って動かない。
⑩不平を漏らす


不平を漏らす=満たされない気持ちを口に出すことを表す言葉
不平を漏らすは、思いどおりにならない不満を、ぽろぽろと口に出す様子を表す言葉です。
大人の不満を、落ち着いた調子で述べるのに向いています。



担当を外され、彼はしきりに不平を漏らしていました。
駄々をこねるの“カジュアルな”言い換え・類語!会話で使える言い方も紹介!
続いて、駄々をこねるのカジュアルな言い換え・類語を紹介します。
家族や友達との会話では、すねたりふてくされたりする様子を、軽い言葉で表せます。
⑪じたばたする


じたばたする=手足を動かして抵抗する言い方
じたばたするは、思いどおりにならず、手足を動かして暴れるように抵抗する様子を表します。
嫌がる子どもの、体ごとの抵抗を生き生きと伝えられます。



帰りたくないと、その場でじたばたしていたよ。
⑫ぐずぐず言う


ぐずぐず言う=はっきりせず文句を並べる言い方
ぐずぐず言うは、すっきり決めず、あれこれと不満や文句を並べる様子を表す言い方です。
なかなか動こうとしない、もたついた態度にも使えます。



やると決めたなら、ぐずぐず言わないの。
⑬すねる


すねる=思いどおりにならずひねくれる言い方
すねるは、思いどおりにならず、不満から気持ちをひねくれさせる様子を表す言葉です。
かまってほしい気持ちのうらがえしを、やわらかく表せます。



かまってもらえなくて、すねちゃったみたい。
⑭ふてくされる


ふてくされる=不満から投げやりな態度をとる言い方
ふてくされるは、思いが通らず、不満から投げやりでむすっとした態度をとる様子を表します。
「すねる」より、ふてぶてしさが強く出る言い方です。



注意したら、ふてくされて口をきかなくなった。
⑮泣きわめく


泣きわめく=大声で泣き叫んで訴える言い方
泣きわめくは、思いを通そうと、大声で泣き叫んで激しく訴える様子を表す言葉です。
駄々をこねる様子が、もっとも激しくなった場面に合います。



お店の床で泣きわめいて、本当に困ったよ。
駄々をこねるの豆知識・ちょっといい話
駄々をこねるを、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「駄々」は「地団駄」が縮まった言葉という説
「駄々」の「駄」は当て字で、悔しがって足を踏み鳴らす「地団駄(じだんだ)」から来たという説が有力です。
子どもがいやいやと足をばたつかせる様子が、「地団駄」とつながっているわけです。ほかに「いやだ、いやだ」が縮まって「だだ」になったという説もあります。



足を踏み鳴らす「地団駄」とつながっていたんだ。
「こねる」は粘土を練るイメージ
「こねる」は、もともと粉や粘土を何度も練り回すことを表す言葉です。
同じところを練り続けるように、同じ要求をしつこく繰り返す——その様子が「駄々をこねる」に重なります。「理屈をこねる」の「こねる」も、同じ仲間の使い方です。



こねる=練り返す、と考えるとしっくりくるね。
大人に使うと、少し皮肉がきく
「駄々をこねる」は、もともと子どもの様子を表す言葉です。
そのため、大人に対して使うと「子どもっぽい」というニュアンスが加わり、少し皮肉のきいた表現になります。ビジネスの場では「ごねる」「難色を示す」などに言い換えると、かどが立ちにくくなります。



相手が大人なら、言い換えたほうが無難なんですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回紹介した中から、場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。