今回は「悲報」というネット用語について解説します!
「悲報」とは、悲しい知らせという意味の言葉です。

悲報!今日の合コンはなくなりました。みたいに使うよ!
「悲報」は古くからある言葉ですが、2ちゃんねるや掲示板で使われ、よく見かけるようになりました。
この記事では「悲報」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
悲報とは?意味は「悲しい知らせ」
「悲報」の意味=人が亡くなったなどの悲しい知らせ
悲報とは悲しい知らせというを意味する言葉です。
悲しい知らせとは、事故にあった、人が亡くなった、病気になったなどの身体に大きな影響が出て、一般的な人が聞いたり、見たりして悲しいと思う知らせです。
インターネット内では、残念な知らせと言う意味も持っており、皮肉を交えた可哀そうだ、哀れだと意図を含んだ意味でも使われています。
テレビ番組やニュース速報などで芸能人、スポーツ選手、有名人などに悲しい知らせが舞い込んだ時などに大きく見出しとして使われることが多く見られます。
SNSでは【悲報】と表記され、有名人以外にも身近な家族や友人の悲しい知らせ時にも使われています。
悲しいこと、残念なことを知らせるため、ネガティブな意味で使われます。
「悲報」に似た言葉には「訃報」「凶報」などがあります。



悲報って悲しくて残念な知らせってことなんだね!
悲報の発祥や元ネタは「2ちゃんねる・ネット掲示板」
「悲報」の元ネタ、発祥=2ちゃんねる・ネット掲示板
「悲報」と言う言葉は国語辞典などにも記載され、古くから使われていましたが、2ちゃんねるやネット掲示板に使われることが増えてから、身近な人にも使われ、より多く、目にする機会が増えていきました。
「悲報」の発祥時期は不明ですが、国語辞典の元になる語彙をまとめたものは1871年から始まったようです。当時の記載内容はわかりかねますが、国語辞典への掲載は現在もされています。
テレビは1953年(昭和28年)、ネット掲示板は1990年代後半、2ちゃんねるは1999年に始まり、2000年以降は、より使われるようになってきたようです。
個人のブログ、ニュースサイト、Twitter(現X)などの普及がさらに後押しになり、ユーザーの関心を引くために記載されることが多くみられます。
現在では、日々の残念なことなども悲報と表され、SNS上では使用頻度が高く、【悲報】はよく見られてます。



古くからあるけど、SNSで使われることがとっても増えたんだね!
悲報の使い方・例文
使用例①



週末は大好きなアイドルのライブだよ!



悲報です。週末は台風接近で延期や中止の可能性が…。
使用例②
SNSでの【悲報】表記を使用した例です。



【悲報】〇〇亡くなった。てSNSのってるよ!



うわっ!マジか!ショックだわ。
使用例③
メールなど文章での使用した例です。



悲報!第一志望の大学落ちました。(送信)



頑張ったけどな。残念だったな。第二志望にするのか?(送信)
悲報の類義語や対義語
悲報の類義語と対義語についても見ていきましょう!
悲報の類義語
悲報の類義語としては下記のものがあります。
訃報
死亡を知らせることを意味する言葉です。
悲報とは違い死亡以外の場面では使用できません。



○○さん死亡。訃報ニュースが出てる。
凶報
悪い知らせを意味する言葉です。
時に、死亡を知らせる意味にも使われる言葉です。
「凶」の文字から不吉な内容には悲報ではなく、凶報が使われているようです。



凶報が届いた。今日は家から出ない方がいいな。
敗報
戦いに負けたことを知らせることを意味する言葉で敗北を報告する言葉です。
勝負事にしか使われませんが、悲しく残念と言う意味では、悲報の類義語と考えられます。



「敗報、○チームが△チームに敗れました。」ってニュースになってる!
悲報の対義語
悲報の対義語としては下記のものがあります。
朗報
明るい内容の知らせや喜ばしい知らせ、嬉しい知らせを意味する言葉です。



デビュー決まったぁ!朗報キターーーーーー!
吉報
良い知らせやめでたい知らせ、喜ばしい知らせを意味する言葉です。



甥っ子から大学合格の吉報が届いた!嬉しいよ!
快報
良い知らせやいいことの知らせ、嬉しい知らせを意味する言葉です。



野球部が優勝したとの快報に学校中が祝福モードに入った!
悲報の豆知識・ちょっといい話
悲報を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「悲」の字は「胸が裂けるほど切ない」を形にした漢字
「悲」という字は、翼が左右に割れた形の「非」と「心」を組み合わせた漢字で、胸が裂けるような切ない気持ちを表しています。
漢字の成り立ちからすると、「悲」は「心が左右に引き裂かれる」状態をそのまま字にしたものです。漢字の構造を知ると、悲報という言葉に込められた重みが改めて感じられます。



漢字の形にちゃんと意味が込められていたんですね。
「悲しい」と「哀しい」は指す感情が違う
「悲」は外に表れる悲しみを指し、「哀」は胸の内に静かに秘めた悲しみを指します。
悲報の「悲」は、他人にも伝わるほど表面に出た悲しみのこと。一方で「哀愁」「哀れ」の「哀」は、ぐっとこらえた内なる悲しみを表す字です。同じ「かなしい」でも、使い分けがあるのが日本語の奥深いところです。



「哀」は内側に秘めた悲しさ、「悲」は表に出る悲しさ、という違いがあるんですね。
「朗報」「訃報」「吉報」はすべて「報」という一文字でつながる
悲報・朗報・吉報・訃報・凶報と、知らせの種類がすべて「報」という一文字にまとめられているのは、日本語の合理的な面白さです。
「報」は「知らせる・報告する」という意味の字で、前に付く言葉によって内容の色合いが変わる仕組みになっています。悲報は「悲しい知らせ」、朗報は「明るい知らせ」というように、前の一文字がそのまま内容の性質を示しています。



「報」を使い分けると、知らせの性質が一言で伝わるので便利ですよね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。悲報の意味や使い方のイメージが掴めれば幸いです。