今回は「いぶし銀とは」という一般用語について解説します!
「いぶし銀とは」とは、派手さは無いがキラリと光るものが有るという意味の言葉です。

いぶし銀のプレーみたいに使うよ!
屋根瓦をいぶして色を付けたのが、発祥と言われています。
現在では銀細工をいぶして、キラキラ光るのを抑えて、長年使った感じを出す手法として使います。
それが転じて、目立たない存在でも、実力が有って居てくれないと困る人を評価する言葉として、使われています
この記事では「いぶし銀とは」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
いぶし銀とはとは?意味は「特別な味のあるベテラン」
「いぶし銀とは」の意味=歳を重ねた人への褒め言葉で、渋くて値打ちがあるもの
いぶし銀とはとは見た目は地味だが、中身には実力と魅力が詰まっているものという意味の一般用語です。
銀は、特に時間をかけて硫黄でいぶすことで、独自の風合いを持つようになります。
特に、艶のない灰色に変化したものを「いぶし銀」と呼んでいます。
元々の銀の華やかさは失われるものの、それに代わる独自の魅力が漂い始めます。



若さには無い、渋さが魅力ってことなんだね!
目立ったり自己主張はしないが、確実な力を持っている人への賞賛に用いられるので、力があっても若者には使用しませんし、時間をかけて形成された事からも、女性に対しては使用しません。
チームスポーツでは「チームを支えるいぶし銀のプレー」、役者では「映画に欠かせないいぶし銀の俳優」と言い、将棋では「銀将」を巧みに操る人を「いぶし銀」と呼んだりします。
目立つ存在ではないが、居てくれないと困る人で、かなりの実力がある人を評価する言葉として、使われています。
いぶし銀とはの発祥や元ネタは「織田信長」
「いぶし銀とは」の元ネタ、発祥=織田信長の安土城の屋根瓦
織田信長が中国の明出身の、一 (いっかん)という人物に命じ、安土城の屋根瓦を作らせました。
この時に屋根瓦をいぶして作る製造法が、伝えられたそうです。


ただ、当時のいぶし瓦は銀色ではなく、黒い瓦に様々な色の焼きムラのあったもののようです。
元々は屋根瓦に使用していましたが、現在では銀細工や銀のアクセサリーなどに応用して、いぶして深みのある色合いにしています。
銀を光沢のある状態から、光沢のない灰色に変えて、意図的にいぶしを作ったり、陰影を強調したり、古びた感じを演出することもあります。



明国の技術を使ってるんだ。
いぶし銀とはの使い方・例文
「いぶし銀とは」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
①スポーツ選手の時の「いぶし銀とは」



あの選手は、いつでもベテランらしい良い働きをするね。



正にいぶし銀のプレーと言うに相応しい。
②○○の時の「いぶし銀とは」



あの職人さんが作る物は、他とは一風変わった感じがするね。



伝統継承者の名に相応しい、いぶし銀の技が光るね。
③職場の時の「いぶし銀とは」



部長は発言自体少ないが、何か落ち着く感があるね。



部内の基礎を支える、いぶし銀の魅力がありますよね。
いぶし銀とはの類義語や対義語
いぶし銀とはの類義語と対義語についても見ていきましょう!
いぶし銀とはの類義語
「いぶし銀とは」の類義語としては下記のものがあります。
円熟味のある



あの俳優は若い頃に無かった、円熟味のある表現をするね。
奥深さ



この盆栽の奥深さは、何十年もやってないと出せないな。
渋い



あの選手の渋いプレーによるお膳立てのおかげだね。
いぶし銀とはの対義語
「いぶし銀とは」の対義語としては下記のものがあります。
スター



スター選手といぶし銀選手、揃ってるから強いんだ。
カリスマ



彼は美容界のカリスマ的存在なのよ。
華がある



あの芸人は華があるから、出演してれば直ぐに分かるわ。
いぶし銀の豆知識・ちょっといい話
「いぶし銀」を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
もとは銀ではなく「瓦」の技術だった
「いぶし」の技法は、銀細工より先に屋根瓦で使われていたとも言われます。
「いぶし瓦」は、焼いた瓦を煙でいぶす「燻化(くんか)」という工程で表面に薄い炭素の膜をつくり、あの渋い銀灰色を出しています。きらびやかではないのに深い味わいが出る——その色合いを銀に重ねたのが「いぶし銀」だとされています。



へえ、屋根瓦が出発点だったんですね。
「くすみ」がかえって魅力になる言葉
銀が空気中の硫黄分と反応してくすむことが、逆に「味わい」として評価されています。
ピカピカの新品の銀ではなく、年月を経て少し黒ずんだ銀。光沢は落ちても、その落ち着いた渋さが「いぶし銀」と呼ばれます。華やかさではなく、積み重ねた実力でじわりと存在感を放つ人をたとえる言葉として広まりました。



欠点に見えるものが価値になる、というのは粋な発想ですね。
スポーツ実況での定番ほめ言葉
派手ではないが堅実なベテランを指して「いぶし銀の働き」とよく使われます。
守備の名手や脇役に徹する選手など、目立たないけれど欠かせない存在を称える表現として定着しています。「縁の下の力持ち」に近いニュアンスで、若手より中堅・ベテランに向けて使われることが多い言葉です。



言われてみれば、まさにあの選手のための言葉です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。「いぶし銀」の意味を押さえて、場面に合わせて使ってみてください。