今回は「今北産業」という言葉について解説します!
「今北産業」とは、「これまでの流れを3行で要約して」という意味のネットスラングです。

ネット上で「遅れた!今北産業!」みたいに使うよ!


ネット掲示板2ちゃんねる(現5ちゃんねる)のニュース速報VIP板での言い間違いを面白がって使うようになったのが発祥と言われています。
この記事では「今北産業」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
「今北産業」とは?意味は「これまでの流れを3行で要約して!」
「今北産業」の意味=今来たばかりだから、これまでの流れを3行で要約して〜!
「今北産業」とはこれまでの流れを3行で要約して!という意味のネットスラングです。
インターネットの掲示板に後から入ってきて、「今来たばかりで話が読めないから、これまでの話題の流れを3行に要約して教えてほしい」と言いたいところが、「今来た」を「今北」、「3行」を「産業」と間違えた人がいて、みんなでそれを面白がって盛り上がったのが始まりです。
ネットスラングなので、日常会話で使われることはありません。主に5ちゃんねる等インターネット掲示板や、チャットなどで使われる表現です。iksg(「i」=今「k」=北「s」=産「g」=業)と表記することもあるようです。
また、「今北産業」と言われたら、これまでの話の流れを3行で説明します。流れを箇条書きにしたら、3行めに「←今ここ」と付け加えるのが定型となっています。しかし実際は、



今北産業



>>1の
クラスが
大混乱



把握した
のように、3行どころか3文節程度で返信するのが普通で、答えになっていないように見えますが、仲間同士の連帯感を生み出すお約束のやり取り、仲間内でだけ通じる符牒のような意味合いもあるようです。お礼には「把握した」や「把握」と書き込むことが多いのも特徴です。
必ずしも毎回親切に教えてもらえるわけではなく、「自分で読め」「自分で調べろ」と返される事や、内容がデタラメだったり意味不明だったりもするようなので注意しましょう。
そのような塩対応とは逆に、高度なテクニックで「韻を踏む」「語呂合わせする」などの技法を使って返し、言葉遊び的に場を盛り上げたり、3行ではなく2行や4行で返し、ネタとして楽しむこともあります。
5ちゃんねるなどのネット界隈では丁寧すぎず、フランクな表現でやり取りする面白さのような文化があるので、「今北産業」のようにふざけた言い方があえて有効だったりするのです。
ちなみに…「今北産業」を英語に訳すると「explain easily」(手短に説明して!)が近いニュアンスになります。



ネット上で「今まで何話してたの?手短に教えて!」ってことなんだね!
「今北産業」の発祥や元ネタは「2ちゃんねるでの誤変換」
「今北産業」の元ネタ、発祥=2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で「今来た、3行」の誤変換!
インターネット掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」のニュース速報VIP板発祥だと言われています。
各種実況系スレッドを中心によく使われていて、激しい加速ぶりや、久々に見るなどで話の流れに乗り遅れた人が、「今来た、これまでの流れを手っ取り早く現状を説明して」と言うところ、変換ミスで「今北(今来た)産業(3行)」と言ったことから広まったようです。
ネットスラングは移り変わりが激しいので、「今北産業」はもはや古めの言葉なので、知らない人も多いかもしれません。
少なくとも2017年の時点でそれほど使われておらず、「今北」(説明不要、今来たばかり)という前半部分のみが使われるくらいです。



誤変換した漢字が面白くて局地的に盛り上がった言葉が、徐々にネット世界で広まっていったんだね!
「今北産業」の使い方・例文
「今北産業」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①



どうしてこうなった?今北産業



>>2の
親
ヤバい
使用例②
手っ取り早く現状を説明してもらいたい時に「今北産業」を使用しますが、必ずしもまともな返答が返ってくるとは限らない一例です。



あくしろ今北産業



自分で読め!w
使用例③



このスレ3日ぶり。今北産業。



毎回今北産業、ウザい。
「今北産業」の類義語
「今北産業」の類義語についても見ていきましょう!
「今北産業」の類義語
「今北産業」の類義語としては下記のものがあります。
今北紙業(いまきたしぎょう)
「今来た、4行で手短に話の流れ教えて!」の意味。



何の話?今北紙業!
iksg
「今北産業」の頭文字。意味は同じ。



iksgお願いします。
永井産業
「説明が長すぎる、3行で短くまとめて!」の意味。



ムズイ、永井産業。
今北産業の豆知識・ちょっといい話
今北産業を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「誤変換」から生まれたという誕生秘話
「今北産業」は意図的な造語ではなく、変換ミスが面白がられて広まったとされています。
2ちゃんねるのニュース速報VIP板で「今来た、3行で説明して」という書き込みを入力した際に「今北産業」と変換されてしまい、それを見た住民が面白がったことが広まりのきっかけとされています。意図せず生まれたスラングというのが、なんとも味わい深い話です。



ミスから生まれた言葉が今や辞書にも載るって、言葉って本当に面白いですね。
「産業」が「3行」と読める二重の妙
「産業(さんぎょう)」の「さん」が数字の「3」と重なる語呂合わせが、この言葉の面白さの核心です。
「今北」=「今来た」、「産業」=「3行(さん+ぎょう)」という二段構えの語呂合わせになっています。単なる誤変換を超え、読み解くたびに「うまい」と感じさせる構造が、長く愛される理由の一つでしょう。



「産業」に「3行」が隠れているなんて、言われるまで気づきませんでした。
VIP板の「流速」が生んだ3行文化
「今北産業」は2ちゃんねるVIP板の猛烈な書き込み速度から生まれた言葉です。
VIP板はリアルタイムの話題が秒単位で更新されるほど書き込みが速く、少し席を外すだけで何百レスも流れてしまいました。その状況から「3行で要約してくれ」という需要が生まれ、今北産業が定着したと言われています。今のSNSのタイムラインにも通じる話です。



情報量が多すぎる現代でも、3行要約への需要は変わっていませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今北産業の意味や使い方を、ぜひ日常で役立ててください。