今回は「言う」の言い換え表現を紹介します!
「言う」は「声を出して音や単語を発すること」を表す言葉です。
この言葉は、ややカジュアルな印象の言葉といえるでしょう。
この記事では「言う」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
言うとは?意味は「声に出して言葉を発する」
「言う」の意味=声に出して言葉を発すること
「言う」はややフランクな表現のため、ビジネスシーンでは適切な言葉に変換しましょう。

来年の売上目標について言いました。
言うの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは言うのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①おっしゃる


おっしゃる=「言うの尊敬語」の意味
「おっしゃる」は相手に対して使う尊敬語です。目上の方や取引先に対して使えます。



社長が来年の売上目標についておっしゃいました。
②申し上げる


申し上げる=「言うの謙譲語」の意味
「申し上げる」は自分が何かを言う時、へりくだって相手を立てる場合に用いられます。
ビジネスシーンでよく使われる表現です。



来年の売上目標について申し上げます。
③発言する


発言する=「意見を言うこと」の意味
「発言する」は自分の意見や考えを口頭で述べる場合に使われます。
会議などで意見を言う場合に用いられる言葉です。



来年の売上目標について発言します。
④語る


語る=「順序立てて話すこと」の意味
「語る」はまとまった内容を筋道立てて、相手に伝える場合に用いられます。
自分の思いを相手と共有する場面で使われる言葉です。



来年の売上目標について語りました。
⑤述べる


述べる=「意見や考えなどを伝えること」の意味
「述べる」は事前に調べたことを分かりやすく伝える場面で使います。
口頭で伝える場合と、文章で表す場合のどちらでも用いられる言葉です。



来年の売上目標について述べます。
⑥口を開く


口を開く=「話し始めること」の意味
「口を開く」は、ずっと黙っていた人が話し始める場合に用いられます。
口を開いて、初めて話す様子を表す慣用句です。



黙って聞いていた彼が、来年の売上目標について口を開きました。
⑦言及する


言及する=「話題に出すこと」の意味
「言及する」は話すだけでなく、何かを話題にする場面で使われます。
やや硬い印象があり、ニュースや新聞でよくみられる表現です。



来年の売上目標について言及します。
⑧報告する


報告する=「出来事の経緯を伝えること」の意味
「報告する」は終わった出来事の経緯を整理して、相手に伝える場合に用いられます。
ビジネスシーンでよく使われる言葉です。



来年の売上目標について報告しました。
⑨お伝えする


お伝えする=「言葉で知らせることの丁寧語」の意味
「お伝えする」は自分がへりくだりながら、ある情報を相手に知らせる場合に使われます。
目上の方や取引先に対してよく使われる謙譲語です。



来年の売上目標についてお伝えしました。
⑩申し述べる


申し述べる=「何かを言わせてもらうこと」の意味
「申し述べる」は自分の考えを相手に伝える場面で用います。
ビジネスシーンでよく使われる言葉です。



来年の売上目標について申し述べます。
言うの”カジュアル”な言い換え・類語!
言うのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪話す


話す=「声に出して相手に伝えること」の意味
「話す」は相手とコミュニケーションを取る場面で用いられます。
日常生活で良く使われる言葉です。



来年の売上目標について話しました。
⑫喋る


喋る=「口数多く話すこと」の意味
「喋る」は「言う」よりも口数が多い印象を表しています。カジュアルな会話の場合によく使われます。
「うっかり喋ってしまった」のように、使い方によってはマイナスイメージがある言葉です。



来年の売上目標について、〇〇さんと喋っていました。
⑬言い出す


言い出す=「言い始めること」の意味
「言い出す」は話を切り出す場面で使われます。日常会話でよく使われる言葉です。



プロジェクトのメンバーが、来年の売上目標について言い出しました。
⑭伝える


伝える=「人に知らせること」の意味
「伝える」は言葉や文章で相手に知らせる場面で用いられます。
伝統があるものを後世に残す場合にも使われる言葉です。



来年の売上目標をメンバーに伝えました。
⑮告げる


告げる=「言葉で伝えること」の意味
「告げる」は言葉で相手に伝える場面で使われます。日常会話で良く使われる言葉です。



来年の売上目標をメンバーに告げました。
言うの豆知識・ちょっといい話
「言う」を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「おっしゃる」は「仰せ+あり」が縮まった言葉
「おっしゃる」は「仰せある(おほせある)」が音変化して生まれた尊敬語。
もとは「仰せ(命令・お言葉)」+「あり」の形で、それが「おっしゃる」へと縮まったとされます。室町時代には「おしゃる」という形も使われていました。



普段何気なく使ってる言葉にも、ちゃんと成り立ちがあるんですね。
「申す」はもともと神様への言葉だった
謙譲語「申す」は、古くは神仏や朝廷に何かを願い出るときの言葉だった。
古典では「神仏に申す」のように、目上どころか神様に対してへりくだる場面で使われていた言葉。だからこそ現代でも「言う」の中で特に丁重な響きを持っています。



神様相手の言葉が今もビジネスメールで生きてるなんて、ちょっと面白いです。
敬語は「3分類」から「5分類」に増えている
文化庁は2007年、敬語を尊敬語・謙譲語Ⅰ・謙譲語Ⅱ・丁寧語・美化語の5種類に整理し直した。
学校で習う「尊敬語・謙譲語・丁寧語」の3分類のうち、謙譲語がさらに「相手を立てる謙譲語Ⅰ(申し上げる等)」と「自分を丁重にする謙譲語Ⅱ(申す等)」に分かれています。



「申す」と「申し上げる」の違いも、この分類で説明がつくんですね。
場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。