今回は「界隈」というネット用語について解説します!
「界隈」とは、ある特定のジャンルや分野などのコミュニティに属する人々という意味の言葉です。

「筋トレ界隈の交流が盛り上がっている」みたいに使うよ!
もともとは一般的な意味の「そのあたり一帯(地域など)」を指す2字熟語です。
この記事では「界隈」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
界隈とは?意味は「特定のジャンル・分野のコミュニティに属する人々」
「界隈」の意味=ある特定のジャンル・分野のコミュニティに属する人々のこと
界隈とはという意味の特定のジャンル・分野のコミュニティに属している人のことです。
つまり、同じアイドルのファン同士を指したり、美容関係に詳しい人またはその業界人といったような意味です。
一般的な「界隈」の意味がやや広がって、ネット上で使われる言葉となりました。
どのような「界隈」があるのか以下にまとめてみました。
- アニメ界隈
- アイドル界隈
- ジャニーズ界隈
- ゲーム界隈
- 自撮り界隈→TwitterやInstagramに自撮り写真を投稿するユーザーのこと
- 美容界隈
基本的には同じ興味や関心事のコミュニティの中で使われる言葉なのでポジティブな場面で使います。
ただ、「最近ジャニーズ界隈が荒れている・・・。」というネガティブな場面でも使われることがあります。
また、『他界隈掛け持ち(たかいわいかけもち)』という言葉もネット上によく見られる言葉です。これは、2つのコミュニティに同時に属していることを公言するときに使います。
例)「ハロプロとジャニーズを他界隈掛け持ちしています!」
このように、色々なジャンル・分野に興味があって楽しんでいる方もいます。多様なコンテンツがあり、充実している証拠ですね。



○○の世界とか○○ファンってことなんだね!
界隈の発祥や元ネタは「その辺り一帯という意味の熟語」
「界隈」の元ネタ、発祥=その辺り一帯という意味の2字熟語
もともと「界隈」という言葉は地域などを指して「その辺り一帯」という意味があります。
例文1)昔、この界隈は全て田んぼだった。
例文2)池袋界隈はラーメン激戦区だ。
この地域を指す2字熟語から、ネット上では「特定のジャンル・分野・コミュニティ」を指す意味に解釈が広がりました。
2018年に新宿東宝ビルの横にて自撮りを行う若者たちが「トー横キッズ」と呼ばれ。この若者たちが自らを「自撮り界隈」と名乗ったのが始まりとされています。
さらに2019年にトー横キッズと呼ばれる若者たちが『キッズ』と呼ばれることに不快感を示し、「トー横界隈」と名乗り、SNSを中心に広く浸透していったようです。



地域を指す言葉とコミュニティを指す言葉、両方に使えるんだ。
界隈の使い方・例文
「界隈」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①ネット用語としての使い方



ここのお店は若い人でにぎわっているね。



SNS界隈では知らない人はいない有名店だよ!
使用例②ネット用語としての使い方



このタレントさん最近またテレビで見かけるようになったね。



最近、メイク動画チャンネル始めてから美容界隈で人気なの!
使用例③地域を指す場合



ここは昔ながらの風情溢れる街並みだね。



この界隈は、宿場町だったんだよ。
界隈の類義語や対義語
界隈の類義語と対義語についても見ていきましょう!
界隈の類義語
界隈の類義語としては下記のものがあります。全て場所を言い表す言葉です。
付近
近くの場所、その辺りという意味です。



この付近は海産物がとてもおいしい地域だ。
近辺
近い辺り、近くという意味です。



犯人はまだこの近辺にいるはずだ。
周辺
中心から離れた、まわりの方という意味です。



この広場の周辺には約1000株のヒマワリが植えられている!
界隈の対義語
界隈の対義語としては下記のものがあります。
中心
まんなか、中央という意味です。



この店は北関東を中心に約30店舗を展開するハンバーグ屋だ!
界隈の豆知識・ちょっといい話
界隈を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「界隈曲」という不思議な音楽ジャンルがある
「界隈」は、音楽ジャンルの呼び名としても使われている。
ニコニコ動画などの動画共有サイトでは、テンポが速く不穏なコード進行を持つ実験的な楽曲群が「界隈曲」と呼ばれている。2012年頃に投稿された楽曲がきっかけとなり、それらをオマージュした作品が増えたことで一つのジャンルとして定着した。



界隈って言葉、音楽のジャンル名にまでなっているんだ。
「界隈」と「クラスタ」は微妙にニュアンスが違う
似た言葉に「クラスタ」があるが、実はニュアンスが少し異なる。
「クラスタ」はもともと集団・かたまりを表す言葉で、同じ趣味や属性を持つ人の緩やかな集まりを指す。一方「界隈」はその集団全体を外から見て呼ぶ言葉として使われることが多く、自分がその輪の中にいるかどうかで印象が変わりやすいとされている。



呼ぶ側の立場によって、受け取られ方が変わる言葉なんだね。
英語にも「界隈」に近い言葉がある
英語で「界隈」に一番近いのは「scene」だとされている。
「the anime scene(アニメ界隈)」のように使われるが、英語圏の「scene」はやや反主流文化的なニュアンスを含むことが多く、日本語の「界隈」ほど中立的ではないともいわれる。似た言葉でも、国や文化が変わると微妙な温度差が生まれるのは興味深いところ。



言葉がそのまま置き換わるわけではないんだね。
「界隈」の意味や由来を知っておくと、SNSでの言い回しもより自然に理解できるはずです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。