今回は「元々」の言い換え表現を紹介します!
「元々」は以前から変わりなく、はじめからその状態であることを表す言葉です。
この言葉は、フォーマルにもカジュアルにも使える汎用性の高い言葉でしょう。
この記事では「元々」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
元々とは?意味は「はじめから・もとから」
「元々」の意味=はじめから・もとからを表す
「元々」には、「行動をおこす前後でとくに変わらないこと」や「利益にも損にもならないこと」といった意味もあります。

この企画は元々、私の発案です。
元々の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは元々のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①元来


元来=「もとよりその状態である」の意味
元来とは、もともとその性質であると言う事を表す言葉です。
元々と同じように以前から変わりないことを指す言葉です。
やや堅い言葉づかいでフォーマル寄りだと言えます。



この企画は元来、私の発案です。
②古来


古来=「ずっと昔から今まで」の意味
古来とは、古くから今に至るまで続けられて来た風習や言い伝えなどの状態を表す言葉です。
元々よりも今も続いていると言うニュアンスが強調されます。
学習の面で多く出てくる、ややフォーマルな言葉です。



この企画は、古来からの風習から着想を得て、私が発案しました。
③由来


由来=「物事の起源」の意味
由来とは、言葉や風習や文化などの始まりやその背景などを指す言葉です。
元々よりも始まりからどのような道筋を辿ったかなども含まれる言葉です。
ややフォーマルな言葉です。



この企画の由来は、私が発表した論文から来ています。
④従来


従来=「以前からこれまで」の意味
従来とは、過去から続いてきた、技術や考え方などを表す時に使われる言葉です。
元々よりも今まで続いて来たと言うニュアンスが強い言葉です。
フォーマルな言葉づかいです。



従来の企画から着想を得て、私はこの新しい企画を提案いたします。
⑤かねてより


かねてより=「以前から」の意味
かねてよりは、予め前もってなど物事の起点から始まることを表す言葉です。
元々より起点がはっきりしている時に使います。
やや、フォーマルな言葉づかいです。



この企画は、かねてより私が練っていたものです。
⑥つとに


つとに=「早くから」の意味
つとにとは、若い時からなど人に対して使われることがある表現です。
元々よりも、人物が以前からどうだったかを表す時に使える言葉です。
やや、フォーマルな言葉づかいです。



この企画は、つとに私がやりたかったことです。
元々の”カジュアル”な言い換え・類語!
元々のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑦本来


本来=「もとからずっと」の意味
本来とは、もともとのありかたや、やりかたを表現する時に使う言葉です。
元々よりも確定的な過去の物事の場合に使える言葉です。
フォーマルでもカジュアルでも使える言葉です。



この企画は本来、私の発案です。
⑧大体


大体=「元はと言えば」の意味
大体は、そもそもと言う意味の他に大部分やおおよそなどを表す意味もあります。
元々と同じような使い方ができます。
カジュアル寄りの言葉です。



この企画は大体が私の発案です。
⑨どだい


どだい=「物事の根幹」の意味
どだいとは、物事の成り立ち根本の部分などを指す言葉です。
元々よりもその状態の基礎を指す時に使えます。
ややカジュアルな言葉づかいです。



この企画のどだいは私が考えました。
⑩そもそも


そもそも=「物事の発端」の意味
そもそもとは、一番最初に説き始める時などに使われる表現です。
元々よりも、原因などがはっきりとしている場合に使います。
カジュアルな言葉づかいです。



この企画はそもそも私の発案です。
⑪当初


当初=「物事が始まる一番最初」の意味
当初とは、計画や説明などが始まった時点を示す言葉です。
元々よりも初期の時点が決まっている時に使われる言葉です。
ややカジュアルな言葉づかいです。



この企画は当初、私の案が大部分を占めていたんだけどなぁ。
⑫とっくに


とっくに=「ずっと前、とうに」の意味
とっくにとは、すでに過去にその物事が決まってしまっていることを表す言葉です。
元々よりも過去の決定事項に対してはこちらを使います。
カジュアル寄りの言葉です。



この企画はとっくに私の案で決定してるよ。
⑬以前


以前=「その時よりも前」の意味
以前とは、ある事柄よりも前の時点を表す言葉です。
元々よりも、その状態になる前の段階などを指す時に使えます。
ややカジュアルな言葉です。



この企画は以前より私の発案です。
⑭前々


前々=「前から続いている」の意味
前々とは、ずっと前から現在まで続いている状態を指す言葉です。
元々よりも、ある事柄などが継続して続いていると言う表現が強調されています。
ややカジュアル寄りの言葉です。



この企画は前々から私があたためて来たものです。
⑮かねがね


かねがね=「かねてより続いている」の意味
かねがねとは、前からその状態が続いていて今に至っている様子を指す言葉です。
以前からその状況が継続している時に使われます。
ややカジュアル寄りの言葉です。



この企画はかねがね私があたためて来たものです。
元々の豆知識・ちょっといい話
元々を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「元」はもともと人の頭を描いた字
「元」という漢字は、冠をつけた人の頭を横から見た形がもとになった象形文字です。
頭は体の一番はじめにある部分であることから、そこから「はじめ」「おおもと」という意味に広がっていきました。「元々」の「元」にも、この”はじまりの場所”というイメージがそのまま生きています。



頭の形から「はじめ」の意味になったんですね。
「元も子もない」の「元」はお金の元手のこと
「元も子もない」の「元」は投資の元金、「子」は利子を指す言葉で、両方失うことのたとえから生まれた慣用句です。
元金も利子もすべて失ってしまう、という金融の場面のたとえが語源です。「元々」の「元」とは違う場面の言葉ですが、同じ漢字が持つ「根本・もと」というイメージが共通しています。



元金も利子も両方なくなるなんて、想像するだけで怖いです。
「元気」の「元」も同じ、命の根源を表す字
「元気」という言葉の「元」も、万物を成り立たせる根源的なエネルギーという古い中国思想に由来します。
「元々」と「元気」、離れた言葉に見えて、どちらも「元」という字に”物事のおおもと”という同じ意味が込められています。



「元々」と「元気」がつながっているなんて、ちょっと感動です。
元々の言い換えの中から、場面に合う表現が見つかれば幸いです。