今回は「おすすめ」の言い換えや類語を紹介します!
「おすすめ」とは、良いものとして、人にそれを選ぶよう勧めることを表す言葉です。

このお店、料理がどれもおいしくておすすめだよ。
親しみやすい言い方なので、提案書や接客の場でそのまま使うと、少し軽く響くことがあります。
言い換えを知っておくと、推薦・推奨・折り紙つきなどを、相手や場面に合わせて選び分けられます。
この記事では「おすすめ」の言い換えを15語紹介しています!気になる方は記事の続きへどうぞ!
おすすめの“フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスで使える言葉を紹介!
まずは、おすすめのフォーマルな言い換え・類語を紹介します。
気持ちをそのまま出すより、根拠を添えて丁寧に伝えると、提案やメールで信頼につながります。
①推薦


推薦=良いと認めて、人や物を強く勧めることを表す言葉
推薦(すいせん)は、これは良いと認めたうえで、人や物を責任をもって勧めることを表す言葉です。
「おすすめ」より重みがあり、ビジネス文書や紹介状でも使いやすい言い方です。



この製品は、当社が自信をもって推薦いたします。
②推奨


推奨=良いものとして、人に使うよう勧めることを表す言葉
推奨(すいしょう)は、優れていると判断したやり方や物を、ぜひ取り入れてほしいと勧める言葉です。
取扱説明書やガイドラインなど、かたい文章で見かける落ち着いた言い方です。



このソフトは、最新版のご利用を推奨しております。
③お薦め


お薦め=良いと思う人や物を、丁寧に勧めることを表す言葉
お薦め(おすすめ)は、「薦める」という漢字を使い、人や物を推薦する気持ちをきちんと表した書き方です。
レビューや紹介文で漢字にすると、ひらがなより少し落ち着いた印象になります。



初めての方には、こちらのコースがお薦めです。
④ご提案


ご提案=より良い案として、相手に丁寧に差し出すことを表す言葉
ご提案(ごていあん)は、相手にとって良いと考える案を、押しつけずやわらかく差し出す言い方です。
「おすすめします」を「ご提案します」と言い換えると、商談でも角が立ちません。



ご予算に合わせ、こちらのプランをご提案いたします。
⑤一押し


一押し=いちばんに勧めたい、とっておきのものを表す言葉
一押し(いちおし)は、たくさんある中で、まず最初に勧めたいいちばんの品を表す言葉です。
店頭のポップや紹介記事で、特に売りたい商品を立てるときに合います。



今月の一押しは、新発売のこのバッグです。
⑥推奨品


推奨品=メーカーや専門家が良いと勧める品物を表す言葉
推奨品(すいしょうひん)は、作り手や専門家が安心して勧められると認めた品物を指す言葉です。
「おすすめの品」をかしこまって言いたい、カタログや案内文に向いています。



こちらはメーカー推奨品ですので、安心してお使いいただけます。
⑦折り紙つき


折り紙つき=確かだと保証された、定評があることを表す言葉
折り紙つき(おりがみつき)は、確かな品質や実力だと、すでに世間で認められていることを表す言葉です。
ただおすすめするだけでなく、間違いないと太鼓判を押したい場面で映えます。



あの職人さんの腕は、折り紙つきだよ。
⑧太鼓判


太鼓判=間違いないと、強く保証することを表す言葉
太鼓判(たいこばん)は、「太鼓判を押す」の形で、確かだと自信をもって請け合うことを表す言葉です。
おすすめに、絶対の自信があるという響きを足したいときにぴったりです。



味は私が太鼓判を押します、ぜひ試してください。
⑨お墨付き


お墨付き=権威ある人から、確かだと認められたことを表す言葉
お墨付き(おすみつき)は、立場のある人や専門家から、確かだと認めてもらえたことを表す言葉です。
誰が認めたかを示せるので、おすすめの説得力を一段上げられます。



この味は、料理長のお墨付きだそうです。
⑩特におすすめ


特におすすめ=数ある中で、とりわけ強く勧めたいことを表す言葉
特におすすめは、いくつかある中でも、これはとりわけ勧めたいと強調するときの言い方です。
「おすすめ」の中で順位をつけたいとき、無理なく丁寧に強められます。



どれも良いですが、こちらが特におすすめです。
おすすめの“カジュアルな”言い換え・類語!会話で使える言い方も紹介!
続いて、おすすめのカジュアルな言い換え・類語を紹介します。
友達や家族との会話では、肩の力を抜いた言い方のほうが、好きという気持ちがそのまま伝わります。
⑪イチオシ


イチオシ=いちばんに勧めたいものを、軽く言う言い方
イチオシは、「一押し」をカタカナで書いた形で、会話やSNSで気軽に使えるくだけた言い方です。
明るく弾んだ響きがあり、おすすめを楽しく伝えたいときに合います。



このカフェ、私のイチオシだから行ってみて。
⑫推し


推し=自分が好きで応援している人や物を指す、今どきの言い方
推し(おし)は、自分が好きで応援し、人にも勧めたい人や物を指す、若い世代に広まった言い方です。
客観的な評価より、好きという熱量がそのまま伝わる言葉です。



このマンガ、今いちばんの推しなんだ。
⑬激推し


激推し=とても強く勧めたいという気持ちを表す言い方
激推し(げきおし)は、「激しく推す」を縮めた形で、強く勧めたい気持ちを盛り上げて伝える言い方です。
これは絶対に良い、と勢いよく勧めたい会話やSNSで使われます。



この映画、もう激推しだから絶対観てほしい。
⑭ぜひ


ぜひ=相手に強く勧めたり、心からそう願う気持ちを表す言葉
ぜひは、「ぜひ試して」のように、相手に強く勧めたり、心から願う気持ちを添える言葉です。
動詞と組み合わせると、押しつけずに勧めの気持ちを伝えられます。



新しいお店ができたから、ぜひ一度行ってみて。
⑮イチ推し


イチ推し=いちばんに推したいものを表す、くだけた書き方
イチ推しは、「一押し」を「イチ+推し」と書いた形で、軽さと勢いを出した今どきの言い方です。
「推し」とつながる響きで、おすすめを親しみやすく見せられます。



夏のイチ推しは、やっぱりこのかき氷だな。
おすすめの豆知識・ちょっといい話
おすすめを、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「勧める」「薦める」「奨める」の使い分け
「すすめる」には「勧める」「薦める」「奨める」があり、伝えたい中身で書き分けます。
行動や参加をうながすときは「勧める」、人や物を推薦するときは「薦める」を使います。「奨める」は「奨励」に近く、良いこととして励ます意味で、常用漢字ではないため公の文章では「勧める」がよく選ばれます。



本を「薦める」、入会を「勧める」と分けるんだね。
「折り紙つき」の折り紙は鑑定書のこと
「折り紙つき」の折り紙は、遊びの折り紙ではなく、品物の鑑定書を指します。
折り紙は、紙を横半分に折った文書で、もとは目録などに使われました。江戸時代には、刀剣や美術品の鑑定書も折り紙と呼ばれ、品質を保証する紙が付いた品を「折り紙つき」と言うようになったと伝わります。



あの折り紙が、鑑定書のことだったとは。
「お墨付き」と「太鼓判」の由来
「お墨付き」「太鼓判」は、どちらも昔の保証の印に由来する言葉です。
お墨付きは、将軍や大名が家臣に与えた、花押という墨の署名入りの文書からきています。太鼓判は、武田氏が作った甲州金の縁に施された、太鼓の皮留めに似た飾りの印が始まりと伝わります。



どちらも、確かさを保証する印が元なんだね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回紹介した中から、場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。