ソー活とは?意味|いつから・発祥|使い方・例文|類義語・対義語も解説

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今回は「ソー活」という言葉について解説します!

「ソー活」とは、ソーシャルメディアを利用した就職活動という意味の言葉です。

「ソー活を始めた」みたいに使うよ!

ソーシャルメディアの「ソー」と就職活動が合わさった言葉です。

この記事では「ソー活」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

ソー活とは?意味は「ソーシャルメディアを利用した就職活動」

「ソー活」の意味=ソーシャルメディアを利用した就職活動

ソー活とはソーシャルメディアを利用した就職活動という意味の言葉です。

Twitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、LINE(ライン)のようなソーシャルメディアを活用して行う就職活動のことをいいます。

ソーシャルメディア特有の人との繋がりを利用し、仕事を探している人と働いてくれる人を求めている企業を結びつけるという仕組みです。

では、具体的にどのようなことを行うのでしょうか。

ソー活では、就職希望者は経歴や自己PRを企業向けに、企業は採用情報を掲載し、コメント機能などを用いて双方向コミュニケーションを取ることが特徴的。

これにより、企業側は応募者の間の情報交換だけでなく、面接では見えない本音や応募者の素顔を知ることが可能です。

また就職希望者側は、説明会に行けなかった企業の情報を知ることができたり、企業のホームページには載っていない情報などを集めることができます。

さらに他のメリットとして

【企業側

  • 意識の高い学生の活動を知るきっかけになる
  • 企業側からアプローチすることができる
  • ターゲット層に効率よくアプローチできる

【就職希望者側】

  • 同じ企業を希望している人と出会える
  • 多くの人と情報交換できる
  • スピーディーに情報収集ができる

ということが挙げられます。

このように、とてもメリットの多いソー活ですが、デメリットもあります。

まずは企業側のデメリットを挙げていきます。

一つはコミニュケーション量が非常に増えるため、負担が増えるということです。気軽に情報交換ができる反面、やり取りをする回数が劇的に増え、対応する負担が大きくなってしまいました。

もう一つはソーシャルメディアポリシーに沿った運用が難しいという点です。近年、メディアリテラシーが多く問われ、採用担当一人が不適切な発言をすると、企業全体の問題となります。

就職希望者側のデメリットとしては、ソーシャルメディアに載っている、就活とは関係ない投稿が見られてしまう可能性があることです。

もし過去に「反社会的な発言」「誹謗中傷」など印象の悪いものを投稿していると、採用候補から外される可能性があります。

ソー活で使うアカウントは専用のものを作るなど、対策は忘れないようにしたいですね。

人との繋がりを活用した就活なんだね!

ソー活の発祥や元ネタは「ソーシャルメディアの『ソー』と就職活動」

「ソー活」の元ネタ、発祥=ソーシャルメディアの「ソー」と就職活動

ソー活という言葉は、ソーシャルメディアの「ソー」と、双方向コミュニケーションの「そう」、そして就職活動を合わせた造語です。

また、ソーシャル(social)から「So活」と表記される場合もあります。

2011年を「ソー活元年」と呼ばれ、この頃からソー活という言葉が使われるようになりました。

2012年には新語・流行語大賞にノミネート

2013年には『現代用語の基礎知識』に収録されるなど、一般的にも定着してきています。

また、2013年に電通パブリックリレーションズ(電通PR)が発表した調査結果によると、就職活動中の大学3年生の45.3%がソー活を行っているということでした。

就職活動中の約半数がソー活を行なっているんですね。


しかし一方で、ネットでしか意見がいえないような応募者に対して懐疑的になる企業も出てきています。

ソー活を就職活動の全てにするのではなく、あくまで自己アピールと情報収集を行うツールの一つとして取り組むのが良いでしょう。

このように一般に浸透したソー活ですが、近年あまり使われない言葉となってきました。

ソーシャルメディアによる就活や、企業による取り組みは以前よりも活発になっていますが、応募者(主に学生)がデジタルネイティブ世代となっていることを受けて、ソー活をすることが当たり前になった影響のようです。

ソー活は当たり前のことなので、わざわざ言葉を使わなくなったんですね。

就職活動でソーシャルメディアを使うのは、当たり前になったんだね

ソー活の使い方・例文

「ソー活」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

気になる企業と直接交流できるのが利点です。

今日、気になる企業のFacebookをフォローしてみたの

ソー活始めたんだね!コメントで交流するといいよ

使用例②

家にいても、就職活動ができます。

あなたずっと家に居て、就活はしてるの?

ふふ…ソー活してるから大丈夫。
今日は遠くて説明会行けなかった企業と交流してるんだ!

使用例③

今まで出会えなかった人材と知り合うきっかけになります。

新卒採用は順調かい?

今年からソー活を始めたので
いろんな学生を見つけることができています!

ソー活の類義語や対義語

ソー活の類義語と対義語についても見ていきましょう!

ソー活の類義語

ソー活の類義語としては下記のものがあります。

ソーシャルリクルーティング

ソーシャルメディアを利用して人材募集を行う企業について使う言葉です。

ソーシャルリクルーティングの活発な企業に行きたいな

SNS就活

ツイッターやインスタグラムなどのSNSに限定した就職活動を指します。

最近はSNS就活する人が多いんだって!

ダイレクトリクルーティング

応募を待つのではなく、企業側から連絡をする採用活動です。

ダイレクトリクルーティングで、就職先が決まったの

ソー活の対義語

ソー活の対義語はありません。

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