今回は「大変」の言い換え表現を紹介します!
「大変」は、物事の程度が甚(はなは)だしいときに使う言葉です。
この言葉は、使い方によってはカジュアルな言葉に分類されます。
この記事では「大変」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
大変とは?意味は「程度が極端に高い」
「大変」の意味=物ごとの程度が極端に高いさま
「大変」をフォーマルな言葉として使う場合は前後の文脈に注意しましょう。

今回の件は、大変でしたね
大変の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは大変のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①容易ではない


「容易」=「簡単」の意味
「簡単」を表す「容易」に否定の「ではない」を加えて、言い換えの言葉としています。
ビジネスシーンに最適な言い換えです。
例文



今回の件は、容易ではありませんでしたね。
②非常に


「非常」=「度を越えている」「程度が甚だしい」の意味
ビジネスシーンに使える言い換えです。
前後の文脈によっては、印象が悪くなる可能性があるので注意して使いましょう。
例文



今回の件は、非常に難しいことでしたね。
③極めて


「極めて」=「この上なく」「非常に」の意味
ビジネスシーンに使える言い換えです。
「非常に」のように、特に前後の文脈に注意をする必要はありません。
例文



今回の件は、極めて難しいことでしたね。
④大層(たいそう)


「大層」=「程度が甚だしい」「大げさ」の意味
ビジネスシーンに使える言い換えです。
少し大げさに話を進めたい時に使うと効果的です。
例文



今回の件は、大層難しいことでしたね。
⑤大いに


「大いに」=「非常に」の意味
ビジネスシーンで使える言い換えです。
比較的柔らかい印象で言葉を伝えることができます。
例文



今回の件は、大いに難しいことでしたね。
⑥途轍もない(とてつもない)


「途轍もない(とてつもない)」=「とんでもない」「並外れてる」の意味
ビジネスシーンで使える言い換えです。
「大層」と同様に、少し大げさに話を進めたい時に使うと効果的です。
例文



今回の件は、とてつもなく難しいことでしたね。
⑦著しく(いちじるしく)


「著しい」=「目に見えてはっきりと違いが分かるさま」の意味
ビジネスシーンで使える言い換えです。
ここでは、「大変」の言い換えとして採用していますが、意味にあるようにはっきりと違いが分かる時に使うことができます。
比較的柔らかい印象で言葉が伝わるだけでなく、語彙力がある印象を与えることもできます。
例文



今回の件は、著しく難しいことでしたね。
⑧尋常(じんじょう)でなく


「尋常」=「特に変わったところのない」「普通」の意味
普通を意味する「尋常」に「~じゃない」と否定の言葉を付け足しています。
社内で使うという限定がありますが、ビジネスシーンに使える言葉といえるでしょう。
例文



今回の件は、尋常ではないほど難しいことでしたね。
⑨至極(しごく)


「至極」=「この上なく」「最も」の意味
メールや書面など、書き言葉としてビジネスシーンに使える言い換えです。
例文



今回の件は、至極難しいことでしたね。
大変の”カジュアル”な言い換え・類語!
大変のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩少なからず


「少なからず」=「相当程度に」「大いに」の意味
話し言葉として、ビジネスシーンで使える言い換えといえるでしょう。
もちろん、書き言葉として使うことも可能ですが、「少」という文字の印象から事の大きさが小さく伝わる可能性があることに注意しましょう。
例文



今回の件は、少なからず難しいことでしたね。
⑪途方(とほう)もない


「途方もない」=「どうしてよいか手段に迷う状態」の意味
前後の文脈によってカジュアルにもフォーマルにもなる言葉といえるでしょう。
書き言葉、話し言葉の両方で使うことができます。
例文



今回の件は、途方もないほど難しいことでしたね。
⑫異常に


「異常」=「普通と違う」「正常ではない」の意味
「普通ではない」という意味から、「大変」の言い換えとして採用しています。
しかし、上司に対して使うのは言葉の響きから避けた方が無難かもしれません。
使う時は、同期なのど気心の知れた相手と限定をしましょう。
例文



今回の件は、異常なほど難しいことでしたね。
⑬頗る(すこぶる)


「頗る(すこぶる)」=「非常に」の意味
言葉の響きから軽い印象を与える可能性があるので、同期など気心の知れた相手と使う相手を限定しましょう。
書き言葉、話し言葉の両方に使うことが出来ますが、書き言葉にする場合は平仮名の方が相手が読みやすくなります。
例文



今回の件は、すこぶる難しいことだったね。
⑭えらく


「えらく」=「程度が甚だしい」の意味
ビジネスシーンよりも、日常会話の中で登場しやすい言葉です。
そのため、同期間でのオフレコなど非公式な場での会話で使うと限定するようにしましょう。
例文



今回の件は、えらく難しいことだったね。
⑮べらぼう


「べらぼう」=「程度が甚だしい」の意味
育った地域や環境によって差がありますが、日常会話の中で登場しやすい言葉といえるでしょう。
そのため、同期同士の飲み会など退勤後の使用に限定するようにしましょう。
例文



今回の件は、べらぼうに難しいことだったね。
大変の豆知識・ちょっといい話
「大変」を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「大変」はもともと“大きな変化・一大事”だった
「大変」は字のとおり「大きく変わること」、つまり一大事や重大な事態を指す言葉でした。
「大」と「変」を合わせた成り立ちが、そのまま「重大な変化」という意味につながっています。それが時代とともに、程度のはなはだしさを表す「とても」「非常に」の意味へと広がったとされ、今では「大変おいしい」のように良い場面でも使えるようになりました。



もとは“一大事”だったのに、今は褒め言葉にも使えるんですね。
「大変」には名詞・形容動詞・副詞の三つの顔がある
「大変」は「一大事(名詞)」「大変な事態(形容動詞)」「大変うれしい(副詞)」と、品詞を変えて働く言葉です。
副詞として使うときは「程度がはなはだしいさま」を表し、「とても」「非常に」とほぼ同じ働きをします。一語でこれだけ使い回せるからこそ便利な反面、文章では多用するとぼやけがちなので、言い換えで締めると引き締まります。



同じ「大変」でも三つの使い方があると意識すると、書き分けやすいですね。
目上への「大変ですね」は意外と注意が必要
「大変ですね」は共感の言葉ですが、目上や取引先には評価っぽく軽く響くことがあるとされ、配慮が必要です。
相手の苦労をねぎらいたいときは、感謝や配慮を主語にして「ご尽力に感謝申し上げます」「ご対応ありがとうございました」と言い換えると、ぐっと丁寧になります。論文やレポートで程度を表す場合は、「大変」より「著しく」「顕著に」などに置き換えると硬さが出ます。



ねぎらいは「感謝」を主語にする、というコツは使えますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。場面に合う「大変」の言い換えが見つかれば幸いです。