今回は「手間」の言い換え表現を紹介します!
「手間」は、仕事や作業などに費やす時間を指す言葉です。
この言葉は、そのまま使うとカジュアルな言葉に分類されます。
この記事では「手間」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
手間とは?意味は「物ごとに費やす労力や時間」
「手間」の意味=物ごとに費やす労力や時間のこと
「手間」は、「お手間」と丁寧な表現にすることで、ビジネスシーンで使うことができるといえます。
お客様一人ひとりに、新商品のご説明をしていきます
手間がかかりますが、みんなで頑張りましょう!
手間の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは手間のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①一朝
一朝=「わずかな時間」の意味
四字熟語に「一朝一夕」という言葉があります。
この言葉は非常に短い時間という意味で、ネガティブな意味で使います。
ですが「一朝」だけだと、ポジティブな意味で使うことができるようになります。
ビジネスの場で「少しの時間でできる」ような状況で使ってみましょう。
お客様一人ひとりに、新商品のご説明をしていきます
一朝にして終えるのは難しいことです。
ですが、みなさんの努力次第では可能性がないわけではありません
②骨折りいただき
骨折りいただき=「相手の労力や努力に感謝する」の意味
この言葉は相手の労力や努力に感謝し、敬意を示すことができる言葉です。
昔からある言葉ですが、人によっては古臭いと思う方もいます。
使うことはおすすめできませんが、覚えておくと良い言葉ではあります。
お客様一人ひとりに、問題なく新商品のご説明ができました
みなさんには骨折りいただき、本当にありがとうございます
③ローマは一日にしてならず
ローマは一日にしてならず=「大きな事を成功させるには時間がかかる」の意味
立派な事を完成させるには、長い時間積み上げてきたものがあってこそという意味の言葉です。
なかなか使う機会がない言葉です。
ですが、時間をかけて行うことの大切さを伝えたいときに使うので覚えておくと良いです。
お客様一人ひとりに、新商品のご説明をしていきます
ローマは一日にしてならずという言葉があるように、少しずつ進めていきましょう
④お手数をおかけしますが
お手数をおかけしますが=「相手に手間をかけることの丁寧な表現」の意味
「お手数」は頼み事や手続きをするときなど、相手に手間をかけることを表した言葉です。
「お」が付いているので丁寧な表現になり、目上の人に対しても使うことができます。
ビジネスでは「お手数をおかけしますが」とよく使うので覚えておきましょう。
また「手数」は、「手間」よりも広い範囲を表す言葉です。
どちらも相手の時間や労力を使ってもらうときに使います。
お客様一人ひとりに、新商品のご説明をしていきます
お手数をおかけしますが、みんなで頑張りましょう!
⑤ご尽力
ご尽力=「力をつくす、骨折り」の意味
この言葉はある目標に向かって、自分の能力などを最大限に出すことを伝えるときに使います。
そして、相手に敬意を示すことができる言葉です。
また自分だけではなく、複数人で成し遂げるときにも使います。
ビジネスの場では、相手の貢献や努力に対して感謝と敬意を表したいときによく使われる言葉です。
みなさんのご尽力のおかけで、お客様一人ひとりに問題なく新商品のご説明ができました
⑥時間を要する
時間を要する=「時間がかかる」の意味
この言葉は、事前に時間がかかることがわかっているときに使います。
そして、相手にその事をあらかじめ伝えておくことは、ビジネスの場に限らずとても大切なことです。
他にも同じ意味の言葉で「時間がかかる」「長引く」「遅々として進まない」などがあります。
その中でも「時間を要する」は丁寧な表現なので、ビジネスの場で使える言葉です。
お客様一人ひとりに、新商品のご説明をしていきます
時間を要するので、全員で協力していきましょう
⑦ご足労
ご足労=「本当はこちらが足を運ぶべきところを、わざわざ来てもいただく」の意味
「足労」は、足を使って移動する際の疲れや労力という意味の言葉です。
この言葉に「お」が付くことで丁寧な表現になり、感謝の気持ちを表すことができます。
使うタイミングは、相手が来る前、来た後、帰るとき、帰った後です。
ビジネスではよく使います。
新商品のご説明のために、お客様にはご足労をおかけしお越しいただきます
⑧お時間を作っていただき
お時間を作っていただき=「相手に時間を作ってもらったことに感謝」の意味
忙しい中相手に、時間を作ってもらったことに対して感謝を表すことができる言葉です。
フォーマルな表現なので改まったシーンで使い、ビジネスでは礼儀として使われています。
また「お時間いただけますか」は、相手に時間を少し作ってもらいたいときに使います。
両方とも、目上の人に対して使っても問題ありません。
皆さまには新商品のご説明のために、お時間を作っていただきありがとうございます
⑨入念な
入念な=「細かな部分まで行き届いている、丁寧」の意味
「入念」は念を入れるという意味の言葉で、手を抜かないや力を入れることを表すことができます。
「入念な準備」という言葉であれば、手を抜かずに用意するという意味になります。
「丁寧」よりもさらに力を入れて行ってほしいときに使われることが多いです。
目上の人に対して、報告や説明をするときなどに使うことがあります。
入念な準備をしたことで、お客様一人ひとりに合うよう新商品を作り上げることができました
手間の”カジュアル”な言い換え・類語!
手間のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩一手間
一手間=「ちょっとした工夫や手間」の意味
通常のやり方に対して追加の工夫や手間を加えることを「一手間」と言います。
追加をしたことで、さらに良くなるようなときに使うことが多いです。
ビジネスであれば、クオリティを上げるため使われます。
日常でも料理の工程で使うことがあり、様々な場面で使うことができる言葉です。
お客様一人ひとりに新商品のご説明する際、一手間加えていきたいと思います
⑪時間を掛け
時間を掛け=「作業などに長い時間費やす、すぐに終わらない」の意味
ある事を行うにあたり、長い時間費やしていることを表すことができる言葉です。
ただ時間がかかっているというわけではなく、丁寧に行っているという印象を与えることができます。
そして、良い結果にするために自分の時間を費やしているということを伝えることができる言葉です。
ビジネスの場であれば、企画やプロジェクトに対して使います。
日常生活では、家族やペットとの時間、勉強などに対して使うことがあります。
お客様一人ひとりに合うような新商品を、時間を掛けて作り上げました
⑫丁寧な
丁寧な=「細かい部分まで注意深い、雑ではなく念入り」の意味
細かな部分まで目が行き届いていることを「丁寧」と言います。
またこの言葉には、礼儀正しいという意味も含まれているので、ビジネスの場で使うことがあります。
ですがビジネスの場であれば、「丁寧」よりも「入念」「丁重」と言い換えた方がより丁寧な表現になります。
お客様一人ひとりに、新商品のご説明をしていきます
丁寧なご説明を心がけましょう!
⑬手間暇
手間暇=「労力と時間」の意味
この言葉は「手間暇をかける」と使うことが多く、労力と時間がかかることを表しています。
カジュアルな言葉ですが、雑誌や本などの文章で使うことがあります。
お客様一人ひとりにあうような新商品を手間暇かけて作り上げました
⑭世話が焼ける
世話が焼ける=「手助けが必要な人、手がかかる人」の意味
意味だけを見るとネガティブですが、「世話が焼ける子ほどかわいい」と使うことがあります。
この言葉は、手がかかるところもかわいいという意味です。
使い方次第で、ポジティブな言葉にすることができます。
目上の人に対しては使えませんが、後輩や親しい相手に対して使うことができる言葉です。
新人さんに付き添いながら、お客様に新商品をご説明をする方は大変だと思います
ですが、世話が焼けるところもかわいいと思いながら進めてもらいたいです
⑮二度手間
二度手間=「同じことを2回やる」の意味
一度で済むような内容をもう一度やり、労力や手間がかかるという意味の言葉です。
「二度手間にならないよう注意しましょう」などと、事前に防ぎたいときに使うことができます。
カジュアルな言葉なので、使うシーンには注意しましょう。
お客様一人ひとりに、新商品のご説明をしていきます
二度手間にならないようにみんなで頑張りましょう!