今回は韓国語の「ウリ(우리)」という言葉の意味について解説します。
「ウリ」とは、「私たち・我々」や「うちの〜」を表す韓国語です。

推しが「ウリ〇〇」って呼ぶの、なんだか温かいよね。
日本語の「売り」「瓜」とは別の言葉で、K-POPの歌詞やMCでよく耳にします。
この記事では「ウリ」の意味や読み方、込められた感覚、使い方、似た言葉との違いまで深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ。
ウリとは?意味は「私たち・うちの〜」
「ウリ」の意味=①私たち・我々 ②うちの〜・我が〜
ウリは、「私たち」という意味と、「うちの〜」という親しみを表す意味を持つ言葉です。
ハングルでは「우리」と書き、読み方は「ウリ」。名詞の前につけて「うちの家(우리 집/ウリ チプ)」のように使います。
韓国では、家族や自分が属するものを、「私の」より「ウリ(うちの)」と言うことが多いのが特徴です。



「私の」じゃなく「うちの」と言うのが、韓国らしいんだね。
ウリに込められた「身内・仲間」の感覚
ウリ=相手を「私たちの輪の中の身内」として包む、一体感のある言葉
ウリには、相手を身内や仲間として近くに感じる、一体感のひびきがあります。
これは、人と人のつながりや共同体を大切にする韓国の文化が背景にあるといわれます(諸説あり)。
「うちの家(우리 집)」「我が国(우리나라)」のように、ウリをつけることで「自分たちの大切なもの」という温かさが生まれます。



言葉ひとつで、距離が近く感じられるんだね。
ウリの使い方・例文
「ウリ」を使った会話を見ていきましょう。
家族・国・推し活など、いろいろな場面で使われます。
使用例① 家族・身内を表す
身近な家族について話す場面です。



その料理、どこで覚えたの?



ウリ オンマ、つまりうちの母から教わったんだ。
使用例② 国・所属を表す
自分の国や会社について話す場面です。



「ウリナラ」ってよく聞くけど、どういう意味?



「我が国」という意味で、韓国の人にとっては自分の国を指す言葉ですよ。
使用例③ 推し活で使う
推しに親しみを込める場面です。



メンバーの名前の前に「ウリ」ってついてること、あるよね。



「うちの〇〇」って感じで、身内みたいな親しみを込めているんだよ。
「ウリ」の類義語や対義語
ウリの類義語と対義語についても見ていきましょう。
ウリの類義語
ウリの類義語としては下記のものがあります。
チョヒ(저희)
チョヒは「私ども」という、ウリをへりくだった言い方です。目上の人やかしこまった場面で、自分側を低めて使います。



お客様の前では、チョヒ(私ども)と言うと丁寧ですね。
ナ(나)
ナは「私」という一人を指す言葉です。「私たち」のウリとは、一人か複数かという違いがあります。



「ナ」は一人の「私」、「ウリ」は「私たち」なんだね。
ウリの対義語
ウリに正反対の決まった対義語はありませんが、対比される言葉として下記が挙げられます。
ナム(남)
ナムは「他人・よそ」を表す言葉です。「身内」を表すウリと、「よそ者」を表すナムは、対照的な関係として語られます。



「ウリ」と「ナム」で、身内とよそを分けて考えるんだね。
ウリの豆知識・ちょっといい話
ウリをもっと深く知れる、ちょっとした小話を紹介します。
「うちの妻」も「ウリ アネ」
韓国では、自分の妻のことも「ウリ アネ(うちの妻)」と、ウリをつけて言うのが普通です。
これは妻を共有するという意味ではなく、家族を「私たちの大切な人」と表す言葉の習慣です。家族をまるごと「うちの」と包む、つながりを大切にする感覚がよく表れています。



「うちの奥さん」という日本語の感覚に近いね。
「ウリナラ」は一つの言葉
「我が国」を表す「ウリナラ(우리나라)」は、ウリとナラ(国)を分けずに、一つの言葉として書きます。
韓国の人は「韓国」と言うより「ウリナラ」と言うことが多く、国歌にもこの言葉が登場します。自分の国を「私たちの国」と呼ぶところにも、ウリの一体感がにじんでいます。



国そのものを「私たちの」と呼ぶのが、なんだか素敵だね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。歌詞やMCで「ウリ」が聞こえたら、その温かい一体感を感じ取ってみてください。