今回は「ざっくり」の言い換え表現を紹介します!
「ざっくり」は、大雑把なようす、大胆にモノを切る・刺すというときに使う言葉です。
この言葉は、カジュアルな言葉に分類され、かしこまった場面ではあまり使用しません。
この記事では「ざっくり」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
ざっくりとは?意味は「大まかに・一気に切る」
「ざっくり」の意味=細かいことは気にせず大まかに・一気に切ったり割ったりすること
「ざっくり」は、ビジネスシーンでは主に「大まかに」というニュアンスで使用されます。
カジュアルな印象を与える言葉ですので、使う場面によって適切な言い換え語に変換しましょう。

情報が多すぎるので、ざっくり内容を説明してください。
ざっくりの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「ざっくり」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①大体


「大体」=「ほとんど」「大まかなところ」の意味
社内外問わずに使える言葉といえるでしょう。
例文



情報が多すぎるので、大体の内容を説明してください。
②概ね


「概ね」=「物事のほぼ全体にわたっているさま」の意味
社内外問わずに使える言葉といえるでしょう。
例文



情報が多すぎるので、概ねの内容を説明してください。
③およそ


「およそ」=「大体」の意味
社内外問わずに使える言葉といえるでしょう。
似た言葉に「おおよそ」がありますが、どちらを使ってもOKです。
例文



情報が多すぎるので、およその内容を説明してください。
④かいつまんで


「かいつまんで」=「話の内容の要点やあらましを捉える」の意味
比較的社内向けの言葉といえるでしょう。
社外的にも使えますが、相手との関係性次第で使えるか判断をしてください。
例文



情報が多すぎるので、内容をかいつまんで説明してください。
⑤概要


「概要」=「物事の主要なポイントや要点をまとめたもの」の意味
社内外問わずに使える言葉といえるでしょう。
例文



情報が多すぎるので、概要を説明してください。
⑥大雑把


「大雑把」=「小さなことにこだわらないさま」の意味
比較的社内向けの言葉といえるでしょう。
例文



情報が多すぎるので、大雑把に内容を説明してください。
⑦要約


「要約」=「文章や話の要点を短くまとめること」の意味
社内外問わずに使える言葉といえるでしょう。
例文



情報が多すぎるので、内容の要約をしてください。
⑧あらまし


「あらまし」=「大体のこと」の意味
比較的社内向けの言葉といえるでしょう。
例文



情報が多すぎるので、内容のあらましを説明してください。
⑨おおまか


「おおまか」=「内容の主だったところを大きく捉える」の意味
「大まか」と漢字で表記することもありますが、書き言葉とする場合は文章の読みやすさから、漢字を使うか・ひらがなだけにするか判断をしてください。
例文



情報が多すぎるので、おおまかな内容を説明してください。
⑩間に合わせ


「間に合わせ」=「その時、その場だけ用が足りるようにすること」の意味
急にお願いした時に使える言葉といえるでしょう。
例文



情報が多すぎるので、間に合わせで構わないので内容を説明してください。
⑪場当たり的


「場当たり的」=「その場その場の思い付きで行うこと」の意味
急にお願いした時に使える言葉といえるでしょう。
例文



情報が多すぎるので、場当たり的で構わないので内容を説明してください。
ざっくりの”カジュアル”な言い換え・類語!
「ざっくり」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑫アバウト


「アバウト」=「およそ」「大体」の意味
カジュアルとフォーマルの線引きが難しい言葉です。
社内外問わず使える言葉ではありますが、実際に使えるかは相手との関係次第である部分が強いので注意して使いましょう。
例文



情報が多すぎるので、アバウトな内容を説明してください。
⑬ざっと


「ざっと」=「およそ」の意味
カジュアルな印象のある言葉ですが、社内での立ち話や簡単な打ち合わせなどでは使っても問題ないでしょう。
例文



情報が多すぎるので、内容をざっと説明してください。
⑭おざなり


「おざなり」=「その場逃れの間に合わせ」の意味
「おざなり」は注意をする時に多く使われるイメージのある言葉なので、使う場合は気心の知れた相手に限定するのがよいでしょう。
例文



情報が多すぎるので、おざなりにならない程度に内容を説明してください。
⑮適当


「適当」=「ほどよい」「いい加減」の意味
反する2つの意味を持つ言葉は、間違いを起こすキッカケになりかねないので公式の場で使うことは控え、非公式な場に限定するようにしましょう。
例文



情報が多すぎるので、適当な内容を説明してください。
ざっくりの豆知識・ちょっといい話
「ざっくり」を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「ざっくり」はもともと包丁の言葉だった
「ざっくり」の原義は「力を込めて大きく切り込む」様子を表す擬態語です。
「ざっくり切る」「ざっくりと割れる」のように、刃物や亀裂と結びついた言葉でした。「おおまかに」という意味が辞書に載ったのは2008年の三省堂国語辞典第6版が最初とされており、ビジネス会話から広まった比較的新しい用法です。



切り込む動作の「大胆さ」から「大ざっぱな感じ」に転じたのかもしれませんね。
英語の「roughly」と感覚が重なる
「ざっくり言うと」は英語で「roughly speaking」とほぼ同じ感覚で使われます。
「rough」も原義は「表面がざらついた・粗い」で、そこから「おおよその」へと意味が広がりました。日本語の「ざっくり」と英語の「roughly」は別々の言語で同じ発想の変化をたどっています。



言語が違っても「粗さ」から「おおまか」へという連想は共通するんですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。