わりかしとは?意味・どこの方言|語源・発祥|使い方・例文|類対義語も解説

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今回は「わりかし」という方言について解説します!

「わりかし」とは、比較的になど、自身の基準と比べる意味の言葉です。

「通販で買った安い服、わりかし良かった!」みたいに使いますよ!

わりかしの語源は「割方」という言葉で、「割方」が俗な言い方になって「わりかし」になったと言われています。

この記事では「わりかし」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

わりかしとは?意味は「自身の基準と比べてどうか」

「わりかし」の意味=割合に、比較的、など自身の基準と比べてどうか

わりかしとは割合に、比較的、など自身の基準と比べてどうかという意味の方言です。

大体の場合、わりかしの後にはわりかし良かった、わりかし悪くなかったなど、肯定的な言葉が繋がります。

思っていたより~、案外~というニュアンスですね。

わりかしはポジティブな意味合いで使うことが多いんだね!

わりかしは各地で方言として使われている

わりかしは甲州弁(山梨県)、焼津方言(静岡県中部)、但馬方言(兵庫県北部)など、いたるところで使われる方言です。

大阪府でも使われているので、関西弁に含まれる説もあります。

山梨県、静岡県、兵庫県と、使われている場所がバラバラなのは珍しいですよね。

また、全国での認知度が高いため、標準語だという説もあるようです。

わりかしは甲州弁、焼津方言、但馬方言、関西弁なんだね!

わりかしの語源や発祥は「割方」の俗な言い方

「わりかし」の語源、発祥=「割方」の俗な言い方、口語的表現

わりかしの語源となった言葉は、割合などと同じ意味の「割方」という言葉です。

「わりかた」が俗な言い方や口語的表現に変えられて、「わりかし」になりました。

わりかしが広まったきっかけは、1959年~1963年の東方映画『お姐ちゃんシリーズ』の流行によるものです。

作中でわりかしが使われ、知名度が上がったと言われています。

わりかしは映画きっかけで浸透した言葉なんだね!

わりかしの使い方・例文

「わりかし」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

失恋したって聞いてたけど、わりかし元気じゃん!

これでも落ち込んでるんだけど

使用例②

このお弁当、わりかし美味しいね

えっ、僕はそんなにだと思うよ

使用例③

あいつは不愛想だから好かん!

いやいや、話してみるとわりかし悪い奴じゃないですよ

わりかしの類義語や対義語

わりかしの類義語と対義語についても見ていきましょう!

わりかしの類義語

わりかしの類義語としては下記のものがあります。

案外

いやいや、話してみると案外悪い奴じゃないですよ

思ってたより

失恋したって聞いてたけど、思ってたより元気じゃん!

わりと

このお弁当、わりと美味しいね

わりかしの対義語

わりかしの対義語としては下記のものがあります。

圧倒的に

このお弁当、今までのお弁当の中で圧倒的に美味しい!

めちゃくちゃ

失恋したって聞いてたけど、めちゃくちゃ元気じゃん!

わりかしの豆知識・ちょっといい話

わりかしを、もっと面白く知れる小話を紹介します。

「わりかし」「わりかた」「わりと」はみんな親戚

「わりかし」「わりかた」「わりと」「わりに」は、どれも「割合(わりあい)」の「割」から枝分かれした仲間の言葉です。

本文で紹介したとおり「わりかし」は「割方(わりかた)」のくだけた言い方ですが、その大もとをたどると、すべて「割合」の「割」にいきつきます。同じルーツから生まれた仲間なので、入れ替えてもほぼ同じ意味で通じるというわけです。

どれも「割」から来た親戚みたいな言葉なんですね。

なぜか「いい意味」で使われがち

わりかしは、「思っていたより良かった」というプラスの評価で使われることがとても多い言葉です。

「わりかし美味しい」「わりかし安かった」のように、予想を上回ってうれしかったときに自然と出てきます。本来は「比較的」という中立の意味ですが、使われる場面が前向きなものに寄っているのが、わりかしらしい個性です。

言われてみると、いい意味で使うことが多い気がします。

明日から使えるプチ知識:きちんとした書き言葉では「割と」や「比較的」を選び、友人との会話など、くだけた場面で「わりかし」を使うと、ちょうどいい力の抜けた言い回しになります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。場面に合わせて、わりかしを気軽に使っていただければ幸いです。

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