今回は「r.i.p.」というネットスラングについて解説します!
「r.i.p.」とは、ラテン語で「安らかに眠れ」と亡くなった人に対するお悔やみの言葉です。

「r.i.p、〇〇。」(〇〇さん、安らかにお眠りください)みたいに使うよ!
ラテン語の「requiescat in pace」の頭文字をとった言葉で、近年はスラングとしても使われています。
この記事では「r.i.p.」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
r.i.p.とは?意味は「ラテン語で『安らかに眠れ』」
「r.i.p.」の意味=ラテン語で「安らかに眠れ」
「r.i.p.」とはラテン語の「requiescat in pace」の頭文字からとり、「安らかに眠れ」という意味の亡くなった方に対してお悔やみの言葉です。
英語圏の墓石に刻まれたり、キリスト教の葬儀で使われたり、著名人の訃報において新聞やニュースの見出しなどにも使われます。日本語の「ご冥福をお祈りします」などに近い意味合いです。
「r.i.p.」は「アールアイピー」が正しい読み方ですが、「リップ」とも読まれます。
また、近年ではネットスラングとしても使われており、大切なものを壊したり失くしてしまった時や楽しい時間が終わってしまった時、オンラインゲーム等でゲームオーバーになった時など様々な意味で使われます。
ほかにも、ハロウィンパーティの仮装で、死者やお化けの仮装をする時など、飾りの墓石に「r.i.p.」と書かれていたりします。
「r.i.p.」が正しい表記ですが、ネット上やSNSではピリオドを省略して「RIP」と使われることが多いそうです。



スラングで使われることも多いんだね。
r.i.p.の発祥や元ネタは「ラテン語『requiescat in pace』の略語」
「r.i.p.」の元ネタ、発祥=ラテン語『requiescat in pace』の略語
「r.i.p.」の語源はラテン語の「requiescat in pace」の頭文字をとった言葉です。
カトリックなどの伝統的なキリスト教のお祈りにおいて、故人の魂の安らかな眠りを願うためのフレーズとして使われていた言葉です。
キリスト教の墓石で一般的になったのは紀元後の18世紀ごろと言われています。
「requiescat in pace」を英訳すると「rest in peace」となり、頭文字が一緒なので、「r.i.p.」を英語訳の略語だと認識している人も多いそうです。
これに転じ、英語圏を中心にネットスラングとして使われるようになりました。



お祈りのフレーズとして使われていたんだね。
r.i.p.の使い方・例文
「r.i.p.」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
お気に入りのものが壊れてしまった時



お気に入りの時計壊れちゃったの?



うん。辛いからSNSに「#rip」で投稿して、みんなに慰めてもらおう。
使用例②
お悔やみの言葉として使う時



今、英字新聞読んでるけど有名な実業家さん亡くなったんだね。



本当だ、見出しに「R.I.P.」と書いてある。どうか安らかに。
使用例③
オンラインゲームで負けてしまった時



もう少しで倒せそうだったのに、負けてしまった…。



チャット欄でみんなが「r.i.p.」って言っているよ。
r.i.p.の類義語や対義語
r.i.p.の類義語と対義語についても見ていきましょう!
r.i.p.の類義語
r.i.p.の類義語としては下記のものがあります。
condolences
英語でお悔やみ申し上げますという意味です。



Please accept my sincere condolences.(お悔やみ申し上げます。)
オワタ
もう駄目だ、と崖っぷち状態を表すスラングです。



お気に入りの時計が壊れてしまって、もうオワタ。
r.i.p.の対義語
r.i.p.の対義語は見つかりませんでした。
r.i.p.の豆知識・ちょっといい話
r.i.p.を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
英語の「Rest In Peace」と頭文字がそろう偶然
ラテン語のrequiescat in paceを英訳すると「rest in peace」となり、頭文字がきれいに一致します。
そのため「r.i.p.は英語の略」と思っている人も多いのですが、もとはラテン語の祈りの言葉です。たまたま訳語と頭文字がそろったおかげで、英語圏でもすんなり定着したと言われています。



偶然そろうなんて、できすぎな話だね。
墓石で広く使われるようになったのは18〜19世紀ごろ
「平安のうちに眠る」という句自体は古くからありましたが、R.I.P.の略が墓石で一般的になったのは18〜19世紀ごろです。
キリスト教の墓碑に刻まれる定番表現として広まり、いまでは世界中で見かけます。長い時間をかけて、お祈りの言葉が三文字の記号として定着していったんですね。



三文字に縮まるまで、長い歴史があったんだね。
ネットの「F」も、もとはお悔やみの合図
チャットで見かける一文字の「F」は、r.i.p.と同じ「追悼・お悔やみ」を表すネットの合図です。
2014年のゲーム「コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア」で、葬儀の場面に「Press F to pay respects(敬意を払うにはFを押せ)」と表示されたのが発端と言われています。そこから配信のチャットなどで、残念なニュースに「F」と打つ文化が広がりました。



ゲームの一場面から広まったなんて意外だね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。r.i.p.の意味や背景を知ったうえで、ぜひ場面に合わせて使ってみてください。