otherwiseの意味は「さもなければ」だけ?3つの用法と「or otherwise」の使い方を解説

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今回は「otherwise(アザワイズ)」という英語の副詞・接続詞について解説します。

「otherwise」とは、「さもなければ(条件の否定)」「別の方法で」「それ以外の点では」という意味を持つ英語の副詞・接続詞です。

「otherwise」ってよく見るのに、意味がいくつもあったんですね。

古英語「otherwīse(別の方法で)」が語源で、「other(別の)+wise(方法・様式)」が組み合わさった言葉です。

この記事では「otherwise」の3つの意味や「or else」との違い、「or otherwise」という特殊な表現まで深掘りしています。

気になる方は記事の続きへどうぞ。

目次

otherwiseとは?意味は「さもなければ」だけじゃない3用法

「otherwise」の意味=①さもなければ・そうしないと(条件)②別の方法で(手段)③それ以外の点では(限定)

「otherwise」は3つの意味を持つ多機能な副詞・接続詞で、文脈によって使い分けが必要です。

いちばんよく使われるのは「さもなければ」という用法で、「Hurry up, otherwise you’ll miss the train(急いで、さもなければ電車に乗り遅れますよ)」のように条件の否定結果を表します。

「I can’t do it otherwise(それ以外の方法ではできません)」のように手段を表したり、「She was tired but otherwise fine(疲れていたが、それ以外の点では元気だった)」のように「それ以外は」という限定にも使われます。

1語で3役こなすとは、なかなか使いこなしが難しそうですね。

otherwiseの語源は「other+wise(別の方法)」

「otherwise」の語源=古英語「otherwīse(別の方法で)」=「other(別の)+wise(方法・様式)」の複合語

「otherwise」は古英語「otherwīse」から来ており、「other(別の・異なる)」と「wise(方法・やり方)」が合わさった複合語です。

「wise」は現代英語でも「likewise(同様に)」「clockwise(時計回りに)」のような複合語に残っており、「方向・様式」を表す語根として使われています。

「otherwīse=別の方法で」から「そうでなければ・別の状況では」という意味が派生し、現代英語の「otherwise」へと発展しました。

「likewise」と語源が同じ「wise」が使われているんですね。

otherwiseの使い方・例文

「otherwise」を使った会話を見ていきましょう。

条件・手段・限定と、用法ごとに使い方が変わります。

使用例① さもなければ(条件の否定結果)

「そうしないと〜になる」という警告や条件提示に使います。

もう出ないと間に合わないよ。

You should leave now, otherwise you’ll be late.(今出た方がいい、さもなければ遅刻しますよ。)

使用例② 別の方法で(手段)

「そのやり方以外では」という手段・方法を表すときに使います。

ほかに方法はないんですか?

I’m afraid it can’t be done otherwise.(残念ながら、それ以外の方法では難しいです。)

使用例③ それ以外の点では(限定)

一点だけ指摘した上で「その他は問題なし」と述べるときに使います。

今日のプレゼン、どうでしたか?

The pace was a little fast, but otherwise it was great.(少しペースが速かったけど、それ以外は素晴らしかったです。)

「otherwise」の類義語や対義語

otherwiseの類義語と対義語についても見ていきましょう。

otherwiseの類義語

otherwiseの類義語としては下記のものがあります。

or else(オア・エルス)

「or else」は「さもなければ・そうしないと」という意味で、otherwiseの「条件の否定結果」用法と最も近い表現です。「Hurry up or else you’ll miss the bus(急いで、さもなければバスに乗り遅れる)」のように使います。やや口語的な印象があります。

「or else」はちょっと脅し口調に聞こえることもありますね。

alternatively(オルタナティブリー)

「alternatively」は「あるいは・別の選択肢として」という意味で、otherwiseの「別の方法で」用法に近い表現です。「Alternatively, you could take the train(あるいは電車を使うこともできます)」のように、代替案を提示するときに使います。

「alternatively」は代替案を提示するフォーマルな表現ですね。

otherwiseの対義語

otherwiseの対義語としては下記のものがあります。

therefore(ゆえに・したがって)

「therefore」は「したがって・それゆえに」という意味で、原因から結果が導かれる流れを表します。otherwiseが「そうしないと(否定の結果)」を表すのに対し、thereforeは「だから(肯定の結果)」という流れで使われ、論理の向きが逆になります。

「therefore」と「otherwise」は論理の流れが逆なんですね。

otherwiseの豆知識・ちょっといい話

otherwiseをもっと楽しめる、ちょっとした小話を紹介します。

「or otherwise」は法律文書の定番表現

「or otherwise」は「またはそれ以外の方法で・かどうかにかかわらず」という意味で、法律・契約書でよく登場する表現です。

「whether positive or otherwise(肯定的かそうでないかにかかわらず)」「by writing or otherwise(書面またはその他の方法で)」のように、明示した選択肢に「またはそれ以外」を付け加えて網羅性を高めるために使われます。英語の法律・契約書では定番フレーズとして定着しています。

「or otherwise」が法律文書で使われるとは知らなかった。

「wise」から生まれた仲間たち

「otherwise」の「wise」は「方向・様式」を表す語根で、英語には同じ語根を持つ仲間がたくさんあります。

「likewise(同様に)」「clockwise(時計回りに)」「crosswise(斜めに)」「otherwise(別の方法で)」はすべて「wise=様式・方向」という語根を共有しています。英語の語根を知ると、知らない単語でも意味を推測しやすくなります。

「clockwise」にも「wise」が入っているとは気づきませんでした。

明日から使えるプチ知識:「otherwise」は1語で「さもなければ」「別の方法では」「それ以外は」の3役を担います。特に「but otherwise…(でもそれ以外は…)」という形で部分的な評価を伝えるときに使うと便利です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。「otherwise」は条件・手段・限定と幅広く使える英単語です。特に「さもなければ」の用法はメールや会話でも活躍しますので、ぜひ使ってみてください。

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