今回は「可能性がある」の言い換え表現を紹介します!
「可能性がある」は、「特定の事象や状況が起こりうるかもしれない」というときに使う言葉です。
この言葉は、比較的フォーマルな言葉といえるでしょう。
この記事では「可能性がある」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
可能性があるとは?意味は「特定の結果が予想される」
「可能性がある」の意味=特定の結果が予想されること
「可能性がある」は、明確な確実性はない表現ですので、ビジネスシーンで使う場合はその「根拠」をしっかり伝えることが望ましいでしょう。

現在進行中の新規プロジェクトは、新たな市場を開拓する可能性があると思われます。
可能性があるの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「可能性がある」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①見込みがある


「見込み」=「ある程度進んでいる物事について将来の姿を予想すること」の意味
ビジネスシーンで最も使いやすく、フォーマルに伝わる言葉といえるでしょう。
例文



現在進行中の新規プロジェクトは、新たな市場を開拓する見込みがあると思われます。
②余地がある


「余地」=「十分ではないが、何かをすることができる部分」の意味
「何かをすることができる部分がある=自分たちが活動する範囲がある=可能性がある」という段階を踏んだ解釈をしています。
例文



現在進行中の新規プロジェクトは、新たな市場を開拓する余地があると思われます。
③不可能ではない


「不可能」=「できないこと」「可能性がないさま」の意味
「不可能」に否定形の「ではない」をつけて、僅かながらでも可能性があるという意味に解釈をしています。
例文



現在進行中の新規プロジェクトで、新たな市場を開拓することが不可能ではないと思われます。
④蓋然性(がいぜんせい)がある


「蓋然性」=「現象の発生や判断に関して、たぶんそうであろうという確実さの度合い」の意味
「蓋然性」という言葉に「ある/なし」の「ある」をつけて、可能性があるという意味に解釈をしています。
話し言葉では伝わらない可能性があるので、書き言葉とすることがよいでしょう。
例文



現在進行中の新規プロジェクトは、新たな市場を開拓する蓋然性があると思われます。
⑤否定できない


「否定」=「打ち消すこと」の意味
「否定」に否定形の「できない」をつけて、僅かながらでも可能性があるという意味に解釈をしています。
例文



現在進行中の新規プロジェクトで新たな市場を開拓することは、否定できないと思われます。
⑥あわよくば


「あわよくば」=「うまくいったら」の意味
何等かの打算があるという印象を与える可能性がある言葉なので、社内に限定して使うべき言葉といえるでしょう。
例文



現在進行中の新規プロジェクトで、あわよくば新たな市場を開拓することが可能ではないかと思われます。
⑦展望がある


「展望」=「ぐるりと全体を見渡すこと」の意味
「展望」は景色などが良いという時に使う言葉ですが、「ぐるりと全体を見渡すことができる=競合がいない=可能性がある」という段階を踏んだ解釈をしています。
例文



現在進行中の新規プロジェクトで、新たな市場を開拓するという展望があると思われます。
⑧勝算がある


「勝算」=「勝つ見込み」の意味
競合する相手がいた上で、勝つ見込みがあるという時に使える言葉といえるでしょう。
例文



現在進行中の新規プロジェクトは、新たな市場を開拓に勝算があると思われます。
⑨公算がある


「公算」=「何かが実現する見込み」の意味
実現する可能性が限りなく高い時に使える言葉といえるでしょう。
例文



現在進行中の新規プロジェクトは、新たな市場を開拓に公算があると思われます。
⑩もしかすると


「もしかすると」=「場合によると」の意味
書き言葉では「若しかすると」と漢字がありますが、読みやすさを考えて平仮名とした方がよいでしょう。
例文



現在進行中の新規プロジェクトは、もしかすると新たな市場が可能かもしれません。
可能性があるの”カジュアル”な言い換え・類語!
「可能性がある」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪期待される


「期待」=「楽しみな結果を予想して待つこと」の意味
よい結果になる可能性が高い時に使う言葉といえるでしょう。
「期待される」よりも可能性が劣る場合は「期待の抱ける」と言い換えることも可能です。
例文



現在進行中の新規プロジェクトは、新たな市場を開拓が期待されると思われます。
⑫出来るかも


「出来る」=「物事が可能である」の意味
容易に出来るという印象を与える可能性があるため、社内に限定して使う方がよい言葉といえるでしょう。
例文



現在進行中の新規プロジェクトは、新たな市場を開拓が出来るかもしれない。
⑬考えられる


「考える」=「思考する」の意味
子どもっぽい印象を与えるだけでなく、カジュアルな印象も与える可能性がある言葉です。
非公式な場もしくは、気心の知れた同僚の間などに限定して使う方がよいでしょう。
例文



現在進行中の新規プロジェクトは、新たな市場を開拓が考えられるかもしれない。
⑭ひょっとすると


「ひょっとすると」=「もしかすると」の意味
俗語の印象が強い言葉なので、非公式の場もしくは独り言のような場合に限定して使う方がよいでしょう。
例文



現在進行中の新規プロジェクトは、ひょっとすると新たな市場を開拓できるかもしれない。
⑮あり得る


「あり得る」=「事態などがあると考えられる」の意味
前後の文脈によって、カジュアルにもフォーマルにもなる言葉といえるでしょう。
「あり得る」の読み方には、「ありえる」「ありうる」の2つがありますが、どちらでもOKです。
例文



現在進行中の新規プロジェクトは、新たな市場の開拓があり得ると思われます。



今やってる新規プロジェクト、新しい市場の開拓があり得るかもな!
可能性があるの豆知識・ちょっといい話
「可能性がある」を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「可能性」は明治生まれの翻訳語
「可能性」は、明治期に英語の「possibility」などを訳すために作られた比較的新しい言葉です。
「可」と「能」を重ねて「できる」を強め、抽象名詞をつくる「性」を加えた造語とされます。一説には「哲学」「理性」「科学」といった訳語を多数生み出した啓蒙思想家・西周(にしあまね)らが「可能の性」と用いたのが始まりだとか。当たり前に使う言葉も、たどれば西洋の概念を取り込んだ工夫の産物なんですね。



今ある日本語の言葉、たくさんが明治生まれだったんだね!
「可能性」と「蓋然性」はそもそも別物
「可能性」は“あるか・ないか”、「蓋然性」は“どのくらい確からしいか”を表す言葉です。
可能性はコインの裏表のような二択ですが、蓋然性は「高い・低い」と程度で測れるのが違い。さらにそれを数字にしたものが「確率」です。「わずかでもあり得る」なら可能性、「たぶんそうなりそう」なら蓋然性と、確からしさの度合いで使い分けると説得力が増します。



似ているようで、指している中身がぜんぜん違うんだね。
「あわよくば」の語源は「間(あわい)が良ければ」
言い換えにも挙がる「あわよくば」は、もともと「タイミングが良ければ」という意味でした。
「あわ」は古語で「間(あわい)」「合間」を指し、「都合や時機が良ければ」が原義。形容詞「あわよい」の未然形に「ば」がついた形だとされます。今は「うまくいけば」という打算めいた響きで使われますが、ルーツはタイミングの良し悪しを表す言葉だったんですね。



もとは“間”の話だったなんて、意外なルーツ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今回紹介した中から、場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。