黎明期とは?意味・類語・対義語|読み方・由来|例文・言い換えも紹介!

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今回は「黎明期」という言葉について解説します!

黎明期は「れいめいき」と読み、新しい時代や変化の始まりという意味の言葉です。

彼は我が部活動の黎明を支えた人物だ!みたいに使うよ!

「黎明期」の「黎」は「青黒い、暗い」という意味をもつ漢字で、それが「明」るくなっていく時「期」で、「黎明期」という言葉が生まれました。

この記事では「黎明期」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

黎明期とは?意味は「新しい時代や変化の始まりの時期」

「黎明期」の意味=新しい時代や変化の始まりの時期

黎明期とは新しい時代や変化の始まりの時期という意味の言葉です。

黎明期の「れいめいき」と読みます。

「黎」はあまり使うことのない漢字で読み間違えることや読めないことがあるので覚えておくとよいです。

新しい時代や変化とありますが、具体的には、

  • アイデアや技術の発明
  • 文学・芸術の運動
  • 歴史的な出来事

などが、始まろうとしている時期のことを指します。

最近では、IT技術が発明されている場面などで使うことが多いです。

新しいことが始まりそうな時期を指す言葉ってことなんだね!

黎明期の由来は「暗い(黎)ところから明ける時期」

「黎明期」の由来=暗い(黎)ところから明ける時期

「黎明期」は、「暗い」という意味をもつ「黎」が明ける時期のことです。

「黎」という漢字は「青黒い、暗い」という意味をもっています。

この「青黒い」というのは、夜をイメージする言葉でもあり、「黎明」で「夜明け」を連想させますよね。

「夜明け」は一日の始まりの時間帯であるので、「黎明期」=「新しいことの始まり」という意味になりました。

いつから使われだした言葉かというのは不明ですが、さまざまな事柄の時期を区別するために生まれた言葉と思われます。

「夜明け」をという意味をもつ「黎明」から生まれた言葉なんだ!

黎明期の使い方・例文

「黎明期」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

この会社も創設20年……。早いなあ。

社長は、創設当初からこの会社で勤めていたんですよね。

そうだよ。最初はとても苦労したもんさ。

この会社の黎明期を支えた一人なんて、さすが社長です!

使用例②

僕が生まれたころにはSNSなんて普及してなかったの?!

君にSNSの黎明期を想像なんてできないだろうね……。

使用例③

昔はテレビで録画なんてできなかったんだぞ!

僕は、テレビの黎明期では生きられないや……。

黎明期の類義語や対義語

黎明期の類義語と対義語についても見ていきましょう!

黎明期の類義語

黎明期の類義語としては下記のものがあります。

初期(しょき)

「初期」は、物事の最初の段階や時期という意味をもつ言葉です。

あのアイドルは初期から人気があったよ。

萌芽期(ほうがき)

「萌芽期」は、新しいアイデアなどが生まれ、物事が起きる兆しという意味の言葉です。

ゲーム萌芽期から、僕はテレビゲームに夢中だよ!

草創期(そうそうき)

「草創期」は、物事が始まり、成長しようとしている時期という意味の言葉です。

日本代表が、ついに初の銅メダル獲得だって!

日本代表は、今まさに草創期に入ったわ!

黎明期の対義語

黎明期の対義語としては下記のものがあります。

衰退期(すいたいき)

「衰退期」は勢いや活力が衰えてしまい、弱っている時期を指します。

帰り道にA町の商店街を通ったけど、人が全然いなかったの!

A町の商店街もとうとう衰退期なのかな……。

成熟期(せいじゅくき)

「成熟期」は、ある事柄が十分に成長し、安定した状態にある段階や時期という意味の言葉です。

あの漫才師はいつも面白い。成熟期に入ったんだろうな。

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