今回は「作業」の言い換え表現を紹介します!
「作業」は仕事という意味の言葉です。とくに一定の目的のために知能や体を使って行われる仕事のことをいいます。
この言葉は、前後の言葉でフォーマルにもカジュアルにも使われる言葉です。
この記事では「作業」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
作業とは?意味は「具体的な行動や工程」
「作業」の意味=何かを目的として行う、具体的な行動や工程
一つ一つの具体的な手順や行為のことをあらわす言葉です。

日々の作業が多くて仕事がはかどりません。
作業の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは作業のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①役務


役務=「公的な仕事」の意味
「役務」とは「えきむ」と読みます。公的な仕事や、誰かのために行うサービスのことをいいます。
例文



役務の提供ばかりで自分のためになりません。
②労務


労務=「報酬を受ける目的で行う労働勤務」の意味
会社などで従業員の使用や管理をする仕事のことも意味します。
例文



従業員の働く環境を整えるのが労務部の仕事です。
③労役


労役=「体を動かして役務をはたすこと」の意味
労役とは「ろうえき」と読みます。罰金が払えないときの刑罰をいうこともあります。
例文



労役とも言うべき自分の実にならない日々です。
④雑役


雑役=「主な業務以外の細々とした業務」の意味
雑役は「ざつえき」とも「ぞうやく」とも読みます。主な業務以外の細々とした業務をいいます。
例文



雑役ばかりで自分のスキルアップにつながりません。
⑤実務


実務=「具体的な仕事」の意味
実務とは、具体的な仕事や、実際に行う仕事のことをいいます。
例文



実務経験のある人に現場に来てほしいです。
⑥雑務


雑務=「こまごまとしたさまざまな業務」の意味
「雑務」とは「ざつむ」とも「ぞうむ」とも読みます。
例文



雑務をしてくれるアシスタントがほしいです。
⑦作務


作務=「禅寺などで行う作業で修行のひとつ」の意味
作務は「さむ」と読みます。禅寺で掃除などの作業を行う修行のひとつをいいます。
例文



今日の作務は門前の掃除と受付です。
⑧労作


「労作」とは「苦労して働くこと」または「苦労して生み出した作品」を意味します。
「労作」とは「ろうさく」とも「ろうさ」とも読みます。
例文



このレジュメはなかなかの労作です。
⑨業務


業務=「日々継続して行う作業や仕事」の意味
「業務」とは、職業や事業などに関して、日々継続して行うことをいいます。
例文



業務日報によると田中さんに仕事が偏りすぎてないか?
⑩取組


取組=「ものごとにあたること」の意味
「取組」とは物事にあたることをいいます。
例文



会社前の道路の清掃に取組むべきだ。
作業の”カジュアル”な言い換え・類語!
作業のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪労働


労働=「体をつかって働くこと」の意味
「労働」とは、収入を得る目的で、体を使って働くことを意味します。
例文



これは時間外労働だから残業手当を申請しよう。
⑫操業


操業=「機械などを動かして作業する」の意味
機械などを動かして作業することや、船の上での作業のことをいいます。
例文



機械のメンテナンスのためにこの期間の操業は停止します。
⑬仕事


仕事=「なにかを作り出したり、成し遂げたりすること」の意味
悪事をしたり企んだりすることにも使われます。
例文



やり残した仕事がないか各自チェックしてくださいね。
⑭活動


活動=「活発に動くこと」の意味
動物や虫、火山など人間以外にも使われる言葉です。
例文



暖かい季節になって虫の活動が見えてきた。
⑮働く


働く=「仕事をする、労働をする」の意味
「働く」は「仕事」をするという意味でも「機能する」という意味でも使われます。
例文



今日も朝からよく働いたなあ。
作業の豆知識・ちょっといい話
「作業」を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「役務」は税務署でも使われるれっきとした専門用語
本文で紹介した「役務」は、実は消費税法にも登場する法律・税務の専門用語です。
国税庁の資料では「役務の提供」を、物を引き渡すのではなく労務や知識を提供する取引と説明しており、コンサルティングや翻訳、デザイン制作なども該当します。ビジネス文書で「役務」を見かけたら、モノではなくサービス提供の話だと考えるとわかりやすいです。



なるほど、「役務」は税務書類にも出てくる正式な言葉だったんですね。
「労役」が持つもうひとつの意味は刑罰の一種
本文にもある通り「労役」は罰金が払えないときの刑罰を指すことがある、少し重い意味も持つ言葉です。
刑事手続きでは、罰金を完納できない場合に「労役場」に留置され、一定期間作業を行うことで罰金の代わりとする制度があります。同じ「労役」でも、日常会話の「骨の折れる仕事」という比喩的な使い方と、法律用語としての意味の両方があるわけです。



同じ言葉でも文脈でこんなに意味が変わるとは知りませんでした。
「雑務」は読み方が2通りある珍しい言葉
「雑務」は「ざつむ」とも「ぞうむ」とも読める、意外と読み方に揺れがある言葉です。
同じように「雑役」も「ざつえき」「ぞうやく」の2通りの読みが辞書に載っています。「雑」を「ざつ」と読むか「ぞう」と読むかで印象も少し変わるので、社内文書や会話で使うときはどちらの読みでも通じることを知っておくと安心です。



読み方がふたつあるなんて、話のネタにもなりそうです。
場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。