今回は「尊重」の言い換え表現を紹介します!
「尊重」は価値のあるもの、大切なもの、尊いものとして扱うという意味の言葉です。
今回のプロジェクトに対する彼の考えを心から尊重します。
「尊重」はフォーマル寄りでもカジュアル寄りでもない、ニュートラルな言葉です。
日常生活、ビジネスシーンを問わず様々な場面で使うことができます。
この記事では「尊重」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
尊重の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは尊重のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①敬意
敬意=「相手を尊敬する気持ち」の意味
尊重とほとんど同じ意味合いですが、尊重は「もの」を対象にすることが多い一方で敬意は「人」を対象に用いられることが多いです。
日常生活で使うことはあまりない、ややフォーマルな言葉です。
例文
今回のプロジェクトに参加した彼に敬意を払います。
②重んずる
重んずる=「(価値のあるものとして)重く見る」の意味
重んずるは文字通り、重いものとして扱うことを表します。
少し古い言葉で、日常生活で使うことはほとんどないでしょう。
例文
今回の彼のプロジェクトに対する考えを重んずるべきです。
③貴ぶ
貴ぶ=「大切にする」の意味
貴ぶは尊重とほとんど同じ意味合いで使うことができます。
日常生活で使うこともできますが、あまり使う機会のない言葉かもしれません。
ビジネスシーンでは覚えておくと便利な言葉です。
例文
今回のプロジェクトに対する彼の考えは貴ばれるべきです。
④畏敬
畏敬=「恐れ敬うこと」の意味
畏敬は自分では決して追いつけないような偉大な人として、恐れ敬うことを示します。
話し言葉よりも書き言葉で使われることが多いです。
例文
今回のプロジェクトに対する彼の業績に畏敬の念を払います。
⑤敬愛
敬愛=「敬い、親しみの気持ちを持つこと」の意味
敬愛は敬う、尊敬するという意味に加えて、親しみの気持ちを持っていることも表す言葉です。
そのため、尊重と比べてより近しい相手に使いやすい言葉でしょう。
例文
今回のプロジェクトに参加した彼に敬愛の気持ちを示します。
⑥配慮
配慮=「気遣いをすること」の意味
配慮は、他者へ理解を示し、気配りをするという意味の言葉です。
ものや概念など、尊重よりも広い範囲を対象にして使うことができます。
例文
今回のプロジェクトは彼の考えに配慮して進めていきます。
⑦重視
重視=「重要なものとしてみる」の意味
重視は尊重と似た意味合いを持ちますが、尊重は尊いものとして扱うのに対し、重視は重いものとして扱うという意味で使われます。
尊敬、尊重などの気持ちが乗らない言葉なので、よりフォーマルな場面に向いている言葉だと言えます。
例文
今回のプロジェクトに対する彼の考えを重視します。
尊重の”カジュアル”な言い換え・類語!
尊重のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧尊敬
尊敬=「尊び、敬うこと」の意味
尊敬は、多くの人が一度は使ったことのある言葉でしょう。
尊重とほとんど同じ意味で使うことができ、日常生活でもビジネス面でも使いやすい、ニュートラルな言葉と言えます。
例文
今回のプロジェクトで業績を残した彼を尊敬します。
⑨評価
評価=「価値を判断すること」の意味
評価とは、価値を決める、ものの値段を決めること、などの意味があります。
上司や取引先に使うと失礼にあたることがほとんどなので、ビジネスシーンでは向かない言葉と言えるでしょう。
例文
今回のプロジェクトでの彼の態度を評価します。
⑩称賛
称賛=「ほめたたえること」の意味
称賛には唱えるという意味もあり、つなげると「言葉にして褒める」という意味になります。
相手がほめたたえる対象になる人なので、ビジネスシーンで使うには注意が必要です。
例文
今回のプロジェクトで彼が残した業績を称賛します。
⑪感心
感心=「優れた物事に心を動かされること」の意味
感心は称賛と近しく、相手をほめたいときに使える言葉です。
しかし、相手に呆れた際なども遠回しに使われることがあるため、相手の受け取り方に注意を払いながら使う必要があります。
例文
今回のプロジェクトに対する彼の考えには感心しました。
⑫大切にする
大切にする=「価値のあるものとして丁寧に扱う」の意味
大切にするは尊重と同じ意味合いで、尊重よりも砕けた表現になります。
日常生活でかなり使いやすい言葉で、ビジネスシーンにはあまり向きません。
例文
今回のプロジェクトに対する彼の考えを大切にします。
⑬大事にする
大事にする=「重要なこととして扱う」の意味
大事にすると大切にするはほとんど同じ意味合いで使われます。
大事にするは「重大なこと」、大切にするは「必要なこと」として使い分けます。
大切にすると同様、カジュアル寄りな言葉と言えるでしょう。
例文
今回のプロジェクトに対する彼の考えを大事にします。
⑭敬う
敬う=「尊敬する」の意味
尊敬と同じ意味で使われます。
尊敬は立場に関係なく使えますが、敬うは対象が目上の人に限定されます。
少し砕けた表現でもあるのでどんな場面でも使いやすいニュートラルな言葉と言えるでしょう。
例文
今回のプロジェクトに参加した彼を敬います。
⑮重んじる
重んじる=「重く見る」の意味
重んずると一文字違いで、意味は同じです。
重んずるがすこし古い言い方であるのに対し、最近では重んじるの方が良く使われます。
日常生活でもビジネス面でも使いやすいニュートラルな言葉です。
例文
今回のプロジェクトに対する彼の考えを重んじます。