尊いとは?意味・元ネタ・発祥|使い方・例文|類義語・対義語も解説

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今回は現代の若者が使う尊い」という意味について解説します!

現在浸透している「尊い」とは、「とうとい」と読み、非常に強い愛着最上級の誉め言葉という意味の言葉です。

推し(1番好きなキャラクター)が尊い」みたいに使うよ!

尊い」とは昔から使われている文脈ではありますが、現代の用法として広まったのは、2007年mixiの創価大学コミュニティ」が最初だとされています。

萌え」という言葉もありますが、それ以上に愛着がある事を指す際に「尊い」が用いられ、ジワジワと広まり定番化して来たのはご存じでしょうか?

この記事では「尊い」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

尊いとは?意味は「他に比べるものが無いほど素晴らしく、好き」

「尊い」の意味=「自分の中での価値が非常に高く、最高」という意味の誉め言葉です。

現代の尊いとは「自分の中で価値が高く、最高・好き」という意味のネットスラング(省略した言葉、誤変換、顔文字など、SNS等のコミュニティで使用される俗語・ネット用語)です。

本来の「尊い」は「とうとい」と読みますが、「たっとい」とも読み、自分にとって価値がある人や事柄、思考や言動や行動などを心から尊敬し敬意を示す相手の事や、とても大事であるという事を主観的に表現する形容詞です。

同じ「とうとい」や「たっとい」という分類に「貴い」がありますが、こちらは「誰が見ても価値がある」「永遠に変わらない価値」「一般的に見て重要や大切な事」を客観的に表現する際に「貴い」と使われます。

  • 尊いとは主観的尊敬(敬うべきものや人)/尊重(大切にすべきもの)
  • 貴いとは客観的貴重である(他にかえるものが無い)/高貴(価値が高い、身分が高い)

本来の2つの意味が重なり合い、現代の「尊い」という気持ちに込められた意味は幅広く、対象も多岐に渡り増え、自分にとって輝いている貴重気高い存在(推し)に対して「尊い」と使われます。

他にも、「深く心を動かされた気持ち」などにも使われ、本来の尊敬すべき事や高貴さを表すだけでは無く、心が響いて刻まれたなど、感動を抱いた際にも用いられます。

い」とは、幅広く感じた気持ちの高鳴りってことなんだね!

尊いの発祥や元ネタは「コミュニティ」から始まる

「尊い」の元ネタ、発祥=mixi「創価大学コミュニティ

2007年、mixi(2004年創業SNS)の創価大学コミュニティにて、「創価大学でしか通用しない言葉」として、何か頑張ったり良い心がけを発言した人に対し「尊い」と、女子達が発言している事を書き込まれたのが始まりとなっています。

その後、2011年に上記の発言を2ちゃんねる内で取り上げられ広まったと考えられます。

2ちゃんねる
出典:http://galasoku.livedoor.biz/archives/3221651.html

2011年では、「尊い」は流行らないなどの発言などもありましたが、2012年にはちらほらと見られるようになり、2013年には「女性オタクを中心に広まり」、2014年にはかなり一般的に用いられるようになりました。

2018年、三省堂(出版社)が発表した「今年の新語2018」で4位にランクイン。

新語2018
出典:https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2018/2018/best10.html

2021年では、高校生500人(男子137人:女子363人)を対象にしたアンケート内で「定番化しつつある流行語ランキング2021」で第2位にランクイン。

定番化
出典:https://shingakunet.com/journal/trend/20211104000009/


  • 2007年、mixi「創価大学コミュニティ」にて「創価大学でしか通用しない言葉」として投稿
  • 2011年、2ちゃんねるにて拡散
  • 2012年、ちらほらと利用者が増えてくる
  • 2013年、「女性オタク」を中心に広まる
  • 2014年、一般的に少しずつ用いられるようになる
  • 2018年、今年の「新語2018年」で第4位
  • 2021年、高校生を対象にしたアンケート「定番化しつつある流行語」で第2位

上記で分かるように、「尊い」とは長い月日を経て浸透していき定番化された言葉となります。

尊い」が浸透するまでには、長い歴史があるんだね!

尊いの使い方・例文

現代の若者が使う「尊い」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①好きな推し(1番)が素晴らしく最高である事を表現

昨日TVに、好きなアイドルグループ出ていたね。

見た見た!本当、推しの笑顔は尊い

使用例②恋愛の場面で誉める時にも使われます

今日は新しい服を着てみたんだけど、どうかな?

可愛すぎて尊いよ。

使用例③作品に対し、非常に感動した際にも使われます

おすすめした漫画読んでみた?

良かったよ~!あのストーリーはマジ尊い

尊いの類義語や対義語

尊いの類義語と対義語についても見ていきましょう!

尊いの類義語

尊いの類義語としては下記のものがあります。

エモい

心に強く響いた事の感情を例える際に用いられる表現です。

最近、友達が作った曲を聴いて感動したんだ!歌詞が深くて、聴いてるだけで胸が熱くなったんだよ。

それは素敵だね!自分の感情に共鳴して、エモいって感じだったのね。

召される

天に昇るほどの気持ち、倒れそうなほどの興奮状態などの表現として用いられます。

この前、推しのライブに行ったんだって?どうだったの?

目の前で推しが見れて、まさしく召される所だったよ。

罪深い

魅力が高すぎるという表現として用いられます。

〇〇君も、とうとうあのアニメの良さに気づいたみたいなんだ。

〇〇君まで虜にしちゃうなんて、やっぱりあのアニメは罪深いわね。

尊いの対義語

尊いの対義語としては下記のものがあります。

イタい

見ていて痛々しい、恥ずかしくて耐えられないほどの様子を例える際に用いられます。

この前、〇〇君が推しに凄い迷惑行為をしていたの!傍にいて恥ずかしかったわ。

それはイタいね。ファンならルールも守らなきゃね。

地雷

受け付けない、苦手なものを例える際に用いられます。

SNSで、見たくない画像が流れて来て見てしまったんだ!気分悪いよ。

地雷踏んじゃったのね!気分転換に美味しい物を食べ行こうよ。

ディスる

相手の事を批判したり否定する意味での表現方法として使われます。

僕の推しの事を、凄く否定したり批判している奴がいるんだ。

ディスるのは良く無いね!かといって、お返しにディスリ合うのもダメだよ。

尊いの豆知識・ちょっといい話

「尊い」をもっと面白く知れる小話を紹介します。

「とうとい」と「たっとい」どちらが正しい読み方?

どちらも正しい読み方だが、成り立ちはまったく異なる音の変化からきている。

古語では「たふとし」と書き、「ふ」が時代とともに変化していった。「とうとい」は「たふ」の音がつながって「とう」になったもの、「たっとい」は子音が重なる促音便化によって生まれたもので、同じ漢字でも歩んだ音の道筋が違う。現代では「とうとい」が一般的で、「たっとい」はやや文語的・古風な印象を与える。

同じ漢字なのに読み方が2つあって、しかも両方正解ってびっくりですね。

推し活の「尊い」は2018年に新語ランクイン

三省堂が選ぶ「今年の新語2018」で「尊い」は4位にランクインした。

本来は仏様や身分の高い人に向けた言葉だった「尊い」が、オタク・推し活文脈で「近寄りがたいほどの愛しさ・崇高な萌え」を表す言葉に転用されたのはネットカルチャーの中から。1位の「映える(ばえる)」や「モヤる」と並んで選ばれたことで、俗語としての市民権を得た。

崇拝に近い「萌え」の感情を古語で表現するなんて、なんてセンスのある転用なんでしょう。

「お父さん」の語源は「尊い人」だった?

一説に「お父さん」の語源は「お尊(とうと)さん」とも言われる。

家庭において父は神様のように尊ばれる存在だったため、「尊い方」を呼ぶ敬称が転じたとする説がある。諸説あり確定ではないが、日常語の中に古い価値観が眠っていると考えると、言葉の奥深さを感じる逸話だ。

「お父さん」が「尊い人」から来ているかもしれないと思うと、なんだか見る目が変わりますね。

明日から使えるプチ知識:正式な文章や詩歌では「たっとい」が文語らしい重みを出し、SNSや日常会話では「とうとい」が自然。場面で使い分けると言葉の品が上がる。

尊いの意味や使い方の参考になれば幸いです。
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