今回は「空虚」という言葉の意味について解説します!
「空虚」とは、中身がなく、むなしい様子のことです。

忙しいのに、なんだか空虚な気持ちが残るんだ。
読み方は「くうきょ」で、心の状態や、内容のうすい話などを表すときに使われます。
この記事では「空虚」の詳しい意味や語源、使い方、類義語・対義語まで深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
空虚とは?意味は「中身がなくむなしいこと」
「空虚」の意味=中身がなく、内容や価値がうすくてむなしい様子
空虚は、中身がなくてからっぽな様子や、心がむなしく感じられる状態を表す言葉です。
「空虚な議論」のように、内容がうすくて実りのない話を指すときに使われます。
また、「空虚な気持ち」のように、心にぽっかり穴があいたような感覚を表すこともあります。
読み方は「くうきょ」で、ものの中身にも、心の状態にも使えるのが特徴です。



「中身がなくて、むなしい」を表す言葉なんだね。
空虚の語源・由来は漢字の意味にある
「空虚」の語源=「空(から・むなしい)」+「虚(うつろ・むなしい)」
空虚は、「から・むなしい」を表す「空」と、「うつろ・中身がない」を表す「虚」を重ねた言葉です。
どちらの字も「中身がなく、むなしい」という近い意味を持っています。
似た意味の字を二つ重ねることで、からっぽな感じをいっそう強めています。
反対に、中身がしっかり満ちている状態は「充実」という言葉で表されます。



どちらの字も「むなしい」の意味なんだなぁ。
空虚の使い方・例文
「空虚」を使った会話を見ていきましょう。
心の状態や、内容のうすさを評する場面で使えます。
使用例① 心の状態を表す
むなしい気持ちを伝えるときの使い方です。



大きな仕事が終わって、ほっとしたでしょう。



それが、ふっと空虚な気持ちになってしまって。
使用例② 内容のうすさを指す
中身のない話を評するときに使います。



あの演説、ずいぶん盛り上がってたね。



言葉は立派だけど、中身は空虚だった気がするよ。
使用例③ 毎日の手ごたえのなさを言う
手ごたえのなさや、満たされなさを話すときにも使われます。



毎日いそがしそうだけど、調子はどう?



こなすだけの日が続くと、なんだか空虚に感じてしまうの。
「空虚」の類義語や対義語
空虚の類義語と対義語についても見ていきましょう。
空虚の類義語
空虚の類義語としては下記のものがあります。
虚無(きょむ)
虚無は「何もなく、むなしいこと」という意味で、空虚ととても近い言葉です。



目標を見失うと、虚無に襲われそうになる。
空疎(くうそ)
空疎は「見かけだけで、中身がともなっていない」様子を表す言葉です。



かけ声ばかりで、空疎な計画になっていたよ。
うつろ
うつろは「中身がからっぽで、ぼんやりしている」ことを表します。



つかれて、うつろな目になっていたみたい。
空虚の対義語
空虚の対義語としては下記のものがあります。
充実(じゅうじつ)
充実は「中身がしっかり満ちていて、満たされている」様子を表す言葉です。



好きなことに打ち込めて、毎日が充実しているよ!
充足(じゅうそく)
充足は「必要なものが満たされて、足りている」ことを表します。



心が充足していると、小さなことにも感謝できるね。
空虚の豆知識・ちょっといい話
空虚をもっと深く知れる、ちょっとした小話を紹介します。
似た意味の字を重ねて強めている
空虚は、「空」と「虚」という、どちらも「むなしい」を表す字を重ねてできた言葉です。
日本語には、こうして似た意味の字を重ねて意味を強める言葉がたくさんあります。「豊富」「永久」「思考」なども同じ仲間で、二つの字が手を取り合って一つのイメージを濃くしています。空虚の場合は、「からっぽ」の感じがぐっと強まっているのですね。



二つの字で、むなしさを強めているんだね。
仏教の「空(くう)」とは別物
同じ「空」の字でも、仏教でいう「空(くう)」は、空虚の「からっぽ」とは意味が大きく異なります。
空虚の「空」は、足りなくてむなしいというネガティブな響きを持ちます。いっぽう仏教の「空」は、ものごとに決まった形はなく移り変わるという、こだわりを手放す教えを表します。同じ字でも読み方や文脈でずいぶん表情が変わる、奥の深い一文字です。



同じ「空」でも、こんなに意味が違うんだなぁ。
「空虚感」は満たされた後にも訪れる
大きな目標を成しとげた後に、ふと「空虚感」に包まれることがあります。
夢中で走り続けた目標がなくなると、心の張りがゆるんで、からっぽな感覚が残ることがあるのです。これは決して悪いことではなく、次に進むための、ひと休みの合図とも言われます。空虚感をおぼえたら、新しい目標を探すサインだと受け止めると、少し気が楽になります。



次の一歩を探す合図だと思えば、前向きになれるね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。意味をつかんで、「空虚」を中身のなさやむなしさを表したい場面で使ってみてください。