今回は「また(接続詞)」の言い換え表現を紹介します!
「また(接続詞)」は、事柄と事柄をつなげて説明する場面で使用される言葉です。
この言葉は、前後の文脈によってカジュアルにもフォーマルにもなる言葉といえるでしょう。
この記事では「また(接続詞)」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
また(接続詞)とは?意味は「並びに・かつ・同様に・その他に」
また(接続詞)の意味=「並びに」「かつ」「同様に」「その他に」という意味
「また(接続詞)」には複数のニュアンスがあり、様々なシーンに応じて使うことができる便利な言葉です。
以下の言い換え語を知ることで、自分の思いをより明確に相手に伝えることができるでしょう。

〇〇は当プロジェクトの全ての責任また管理を担っています。
また(接続詞)の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「また(接続詞)」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①及び


「及び」=「~と」の意味
ビジネスシーンにおいて、最も適した言葉の1つといえるでしょう。
契約書内の文章などにも用いられる言葉でもあります。
例文



〇〇は当プロジェクトの全ての責任及び管理を担っています。
②並びに


「並びに」=「~と」の意味
「及び」と同様に、ビジネスシーンにおいて最も適した言葉の1つといえるでしょう。
契約書内では「及び」より使われる回数が少なくなっています。
例文



〇〇は当プロジェクトの全ての責任並びに管理を担っています。
③併せて


「併せて」=「同時に」の意味
メールなどにおける書き言葉として使うことが多い言葉といえるでしょう。
話し言葉とした場合は、少し硬い印象を与える可能性があります。
例文



〇〇は当プロジェクトの全ての責任、併せて管理を担っています。
④且つ(かつ)


「且つ」=「~と」「一方では」の意味
書き言葉とする場合に「かつ」と平仮名で表記することもあります。
前後の文章の漢字の分量や読みやすさなどから判断して使い分けるようにしましょう。
例文



〇〇は当プロジェクトの全ての責任、且つ管理も担っています。
⑤そして


「そして」=「また」の意味
若干フォーマルさに欠ける言葉ではありますが、ビジネスシーンで問題なく使える言葉といえるでしょう。
例文



〇〇は当プロジェクトの全ての責任、そして管理を担っています。
⑥更に


「更に」=「加えて」の意味
「それだけではないよ」ということを強調して伝えたい場合に使える言葉といえるでしょう。
例文



〇〇は当プロジェクト全体の責任者、更に管理者も担っています。
⑦のみならず


「のみならず」=「それだけではない」の意味
「更に」と同様の要領で使うことができる言葉です。
例文



〇〇は当プロジェクトの全ての責任者のみならず管理者も担っています。
⑧そればかりか


「そればかりか」=「それに加えて」の意味
「更に」「のみならず」と同様の要領で使える言葉です。
例文



〇〇は当プロジェクト全体の責任者で、そればかりか管理者も担っています。
また(接続詞)の”カジュアル”な言い換え・類語!
「また(接続詞)」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨その上


「その上」=「それに加えて」の意味
カジュアルとフォーマルの線引きが難しい言葉です。
社内向けの印象が強い言葉ですが、使う場合はその場の状況を判断してから使うようにしてください。
例文



〇〇は当プロジェクトの全ての責任者で、その上管理も担っています。
⑩尚且つ(なおかつ)


「尚且つ」=「その上」の意味
カジュアルとフォーマルの線引きが難しい言葉です。
社内向けの印象が強い言葉ですが、使う場合はその場の状況を判断してから使うようにしてください。
例文



〇〇は当プロジェクト全体の責任者、尚且つ管理者を担っています。
⑪それから


「それから」=「そして」「加えて」の意味
日常的に使うことのある言葉という点から、カジュアルになりがちな言葉といえるでしょう。
例文



〇〇は当プロジェクトの全ての責任それから管理を担っています。
⑫それに


「それに」=「加えて」「さらに」の意味
理屈っぽい印象を与える可能性がある言葉といえるでしょう。
例文



〇〇は当プロジェクト全体の責任者、それに管理者も担ってるらしい。
⑬然も(しかも)


「然も」=「加えて」の意味
文章の内容を大仰に表現する時に使える言葉といえるでしょう。
日常的にも使うことのある言葉という点から、カジュアルな印象になりがちです。
例文



〇〇は当プロジェクト全体の責任者、然も管理者も担ってるんだって。
⑭あまつさえ


「あまつさえ」=「その上に」の意味
言葉としては丁寧ですが、上から目線のような印象を与える可能性がある言葉といえるでしょう。
例文



〇〇は当プロジェクトの全ての責任、あまつさえ管理も担っている。
⑮加えて


「加えて」=「さらに」「その上」の意味
端的な表現から、子どもっぽい印象を与える可能性が非常に高い言葉といえるでしょう。
例文



〇〇は当プロジェクトの全ての責任、加えて管理も担ってるんだって。
「また」の言い換えにまつわる豆知識・ちょっといい話
「また」やその言い換え語を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
法律の世界では「及び」と「並びに」に厳密なルールがある
法令用語では「及び」が小さな並列、「並びに」が大きな並列と決まっています。
たとえば「A及びB並びにC及びD」は、「{A及びB}並びに{C及びD}」と読みます。小さなまとまりを「及び」でつなぎ、そのまとまり同士を「並びに」でつなぐ仕組みです。日常では同じ「and」でも、契約書や法律ではこう使い分けられているんです。



同じ意味なのに、法律ではこんなにきっちり決まってるんだ!
「又は」と「若しくは」も同じ仲間のルール
「or」にあたる「又は」「若しくは」にも、同じような大小のルールがあります。
こちらは大きな選択を「又は」、小さな選択を「若しくは」で表します。「及び・並びに」とは大小が逆になるので、法律を読むときは混同しないよう注意が必要です。接続詞ひとつで文の構造が変わる、奥の深い世界なんです。



大小が逆…! うっかり読み間違えそうだなあ。
「あまつさえ」はもともと「あまりさえ」だった
古風な言い換え語「あまつさえ」は、「あまりさえ」が変化した言葉です。
「あまり(余り)」に強調の「さえ」がついた形で、「それだけでなく、その上に」という意味を持ちます。多くは「あまつさえ雨まで降ってきた」のように、悪い事態が重なる場面で使われるのが特徴です。



古い言葉だけど、成り立ちを知ると使いどころが見えてくるね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回紹介した中から、場面に合う「また」の言い換えが見つかれば幸いです。