各位とは?意味|例文・使い方|言い換え・類語|由来・語源も解説!

当サイトのコンテンツには広告が含まれています

今回は「各位」というビジネス用語について解説します!

「各位」の読み方は「かくい」で、多くの人にたいして呼びかける際の敬称という意味のビジネスシーンで使われる言葉です。

企画部各位みたいに使うよ!

「各位」の由来・語源は、「各」=それぞれ・おのおの・多くの人、「位」=人に対する敬称からきています。

この記事では「各位」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

各位とは?意味は「多くの人にたいして呼びかける際の敬称」

「各位」の意味=多くの人にたいして、呼びかける際の敬称

各位とは、多くの人にたいして、呼びかける際の敬称という意味のビジネスシーンで使われる言葉です。

「各位」は、多くの人にたいして、呼びかけつつも、対象の人一人一人に呼びかけるために使用される言葉です。

主に、文書やメール・案内書等で使用される言葉です。

「各位」は、社内・社外・役職等関係なく、複数人(3人以上)を対象に使用することができる言葉です。

ビジネス文書・メールイメージ

メール等の宛先が、個人の場合ー「様・殿」・企業や組織・団体の場合ー「御中」・不特定多数の人や部署・ポジションの場合ー「各位」となります。

また、「皆様」と「各位」は、同じ意味になります。

ですので、「各位様」のように、「各位」に「様」をつけると、二重敬語になるので注意してください。

また、「各位」と「皆様」の使い分けは、「各位」=文書やメールなどの書き言葉・「皆様」=話し言葉としての使用が多いと覚えてください。

「各位」のほうが、「皆様」よりも丁寧な言い回しになりますので、どちらを使うか悩んだ場合は「各位」を使用することをおすすめします。

「皆様」ってことなんだね!

各位の由来や語源は「各=それぞれ・おのおの・多くの人、位=人に対する敬称」

「各位」の由来、語源=「各」=それぞれ・おのおの・多くの人、「位」=人に対する敬称

「各位」の「各」=それぞれ・おのおの・多くの人、「位」=人に対する敬称を意味する言葉です。

そこから、多くの人にたいしての敬称の意味を持つ「各位」になったと思われます。

「各」だけで、個人・多くの人って意味になるんだね!

各位のビジネスシーンでの使い方・例文

「各位」という言葉を使ったビジネスシーンでの例文を見ていきましょう。

「各位」は、文書やメール等で使用する言葉ですので、文書形式の例文になります。

また、「各位」は宛名としてだけではなく、文中にも使用することができます。

使用例①社内・社外どちらにも送る場合

関係者(関係)各位

お世話になっております。この度、新プロジェクトの始動に際し、多大なるご協力とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

使用例②社内への場合

「部長各位」「課長各位」「経理部各位」「従業員各位」等のように、部署や役職等に「各位」をつけることができます。

従業員各位のご協力に心より、感謝申し上げます。

目上のかたにたいして、使用することが躊躇われる場合、3人程に送る場合でしたら、以下の通りの宛名も可能です。

○○課長
△△課長
□□課長
各位

使用例③株主・顧客にたいしての場合

株主・顧客にたいしては、時候の挨拶や感謝をあわせて伝え、より丁寧な文章になるようにしましょう。

株主各位

平素は格別のご支援とご愛顧をいただき、厚く御礼申し上げます。

顧客にたいしては、特別に「様」をあわせて使うことが可能です。

ただし、「お客各位様」や「お客様各位様」は、誤った使い方になりますので、注意しましょう。

お客様各位

電気設備の不具合のため、大変恐れ入りますが、本日の営業は急遽中止とさせていただくこととなりました。
お客様各位には、ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力に感謝申し上げます。

各位の言い換えや類対義語

各位の言い換えと類義語、対義語についても見ていきましょう!

各位の言い換え・類義語

各位の言い換えや類義語としては下記のものがあります。

個人宛の、文書やメールの宛名に使用する敬称。

○○会社 営業部 △△様

御中

企業や組織・団体が宛名の場合に使用する敬称。

○○株式会社御中

皆様

「各位」と同じ意味で、多くの人にたいして呼びかける際の敬称。

書き言葉・話し言葉どちらでも使用できますが、文書やメール等では「各位」のほうが、より丁寧な言い回しになります。

関係者の皆様に申し上げます。

各位の対義語

各位の対義語はありません。

各位の豆知識・ちょっといい話

各位を、もっと面白く知れる小話を紹介します。

「お客様各位」は厳密には二重敬語、でも例外として認められている

「各位」自体が敬称なので「お客様各位」は本来二重敬語ですが、現在は定型句として定着し、マナー違反にはなりません。

「各位様」「各位殿」は誤用とされる一方で、「お客様各位」「ご来賓各位」だけは慣用句として例外的に許容されています。小学館のデジタル大辞泉でも、「各位殿」は敬意が重複するため好ましくないと説明されています。

同じ重ね方なのに、片方だけセーフって面白い!

「各位」はもともと漢文由来の書き言葉

「各位」は漢文で使われていた表現が、日本のビジネス文書に取り入れられたものです。

「各」が「おのおの・めいめい」、「位」が人に対する敬称を表すため、「各位」は「それぞれの皆様」という意味になります。だからこそ話し言葉の「皆様」よりも、文書やメールといった書き言葉でよく選ばれるのですね。

漢字一字ずつの意味が、そのまま生きているのですね。

明日から使えるプチ知識:個人宛なら「様」、企業・団体宛なら「御中」、複数人宛なら「各位」と覚えておくと、宛名で迷わなくなります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。意味と使い分けを押さえて、自信を持って「各位」を使ってみてください。

目次