今回は「トップメタ」というゲーム用語について解説します!
「トップメタ」とは、「メタゲームの頂点に位置している一番強いデッキ」という意味の言葉です。

「トップメタに勝てるデッキを考えた」みたいに使うよ!
そもそも「メタ」はギリシャ語の「meta」からきており「高次の」「超える」といった意味があります。
最初にこの「メタ」を使って「メタゲーム」を生み出したのは、世界で人気のカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」だとされています。
ゲームが行われていくなかで次々と新しいゲーム用語が誕生しました。
「トップメタ」もその中の1つです。
この記事では「トップメタ」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
トップメタとは?意味は「メタゲームの頂点に位置している」
「トップメタ」の意味=メタゲームの頂点に位置しているデッキのこと
トップメタとは、メタゲームの中心を担い頂点に位置しているデッキを表す言葉です。
そもそも「メタ」には「ヤマを張る」という意味があります。
そして「デッキ」は「対戦するときに使うカードの集まり」のことを指します。
メタゲーム、すなわちヤマの張り合いをするゲームの中で一番強いデッキをトップメタと呼びます。



一番強いカードってことなんだね!
トップメタの発祥や元ネタは「マジック・ザ・ギャザリング」
「トップメタ」の元ネタ、発祥=カードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」
世界で人気のカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」で「メタゲーム」という言葉が生まれたことがきっかけとされています。
大元の「メタ」ですが、これはギリシャ語の「meta」からきています。
metaには「高次の」「超える」といった意味があることから、接頭語としてmetaを使う場合には「一段高いところに立って考える」「俯瞰的にものを見る」といった意味になります。
このmetaを使って、相手より有利なものにするゲームの仕組みを「メタゲーム」と呼び、カードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」で使われるようになりました。
このメタゲームが「メタる」という動詞として使われ、そこから「トップメタ」という言葉が生まれました。



もともとはギリシャ語からきた言葉なんだね!
トップメタの使い方・例文
「トップメタ」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
トップメタはカードゲームから生まれた言葉なので、主にゲームのときに使われます!
使用例①
次に出すデッキを考えている場面です。
勝つための戦略を仲間同士で考えます。



次のデッキどうしよう



これだとトップメタには対抗できないな



やっぱりそうだよね
使用例②
ゲームに勝つための方法を聞いている場面です。



勝つための秘訣を教えて!



それはもう、トップメタをメタるしかないよ
使用例③
トップメタに勝てるような強いデッキを出したけれど、対策を練っているときに限って相手から強いデッキが出てこない場面です。
こういう時は、思い通りにいかず悔しいと感じますよね。



よし!これでどうだ!



こういうときに限ってトップメタが出てこないんだよね



これで勝てると思ったのに…
トップメタの類義語や対義語
トップメタの類義語と対義語についても見ていきましょう!
トップメタの類義語
トップメタの類義語としては下記のものがあります。
メタ中
「メタ中」は「メタの中心」を略した言葉です。
トップメタと同じ意味があります。



次のデッキどうしよう



これだとメタ中には対抗できないな



やっぱりそうだよね
メタデッキ
「メタデッキ」は「メタゲームの中心に位置するデッキ」を略して使われている言葉です。
これもトップメタと同じ意味です。



勝つための秘訣を教えて!



それはもう、メタデッキをメタるしかないよ
ティア1
メタの代わりに「ティア」という言葉を使うこともあります。
「ティア1」は「一番強いデッキ」を意味します。
すなわちトップメタと「ティア1」は同じ意味です。



よし!これでどうだ!



こういうときに限ってティア1が出てこないんだよね



これで勝てると思ったのに…
トップメタの対義語
トップメタの対義語としては下記のものがあります。
メタ外
「メタ外」は「メタに全く含まれないもの」を表します。
「メタゲームの中心から外れてしまっている」というようなイメージです。
メタゲームの中心にあるトップメタとは真逆のものですね。



くそ!今持っているデッキはメタ外だ
地雷デッキ
「地雷デッキ」には「存在自体が知られていないデッキ」という意味があります。
これもまたデッキの中心にはいないため、トップメタの逆のものに含まれますね。



これも地雷デッキだ…
トップメタの豆知識・ちょっといい話
「トップメタ」を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「META=Most Effective Tactics Available」は後付けの俗説
「メタはMost Effective Tactics Available(最も効果的な戦術)の頭文字」という説は、実は後付けの俗説です。
意味としては的を射ているのですが、語源的には誤り。もともと「メタ」はギリシャ語由来で「メタゲーム」を縮めた言葉なので、頭文字の略語ではありません。あまりに意味がぴったりだったため、あとから「M.E.T.A.」という覚えやすい解釈が広まったというわけですね。



意味が合いすぎて、つい本当の語源だと思っちゃうね!
同じ「メタ」でも「メタ発言」は別の使い方
「メタ発言」「メタい」の「メタ」も、トップメタと同じギリシャ語の「高次の・超える」が語源です。
こちらはアニメやマンガのキャラが「これは作者の設定だから」などと、物語の外側の事情を口にする「メタフィクション発言」のこと。ゲームの「トップメタ」とは使われ方がまったく違うのに、ルーツは同じ言葉というのが面白いところです。



一つの言葉から、こんなに枝分かれしてるんだね。
反対の「ナーフ」の語源はオモチャの鉄砲
トップメタが下方修正されることを「ナーフ(nerf)」と言いますが、その語源はスポンジ弾のオモチャの銃なんです。
強かった武器が修正で弱くなる様子を、水鉄砲のように威力のない玩具銃「NERF」になぞらえたのが始まりとされます。一説には1990年代後半のMMORPG『ウルティマオンライン』で使われ出したのがきっかけだとか。トップメタも、ナーフされれば一夜で立場が入れ替わるのが面白いところです。



昨日の最強デッキが、今日にはナーフ…油断できないなぁ。
「トップメタ」の意味が分かったら、環境の移り変わりを追いながら、自分なりの戦略づくりを楽しんでみてくださいね。