今回は「顕著」という言葉の意味について解説します!
「顕著」とは、きわだって目立ち、はっきりとあらわれている様子のことです。

練習の成果が、顕著にあらわれてきたね!
読み方は「けんちょ」で、変化や効果がはっきり目に見えるときに使われます。
この記事では「顕著」の詳しい意味や語源、使い方、類義語・対義語まで深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
顕著とは?意味は「きわだって目立つこと」
「顕著」の意味=はっきりと目立って、よく分かる様子
顕著は、変化や特徴がだれの目にもはっきり分かるほど目立つことを表す言葉です。
「効果が顕著にあらわれる」「顕著な伸び」のように、はっきりした変化を示すときに使われます。
よい変化にも、悪い変化にも使えるのが特徴で、数字やデータの説明とも相性のよい言葉です。
読み方は「けんちょ」で、ニュースやレポートなど、かための文章でよく登場します。



「とても目立つ」を一語で言える便利な言葉なんだね。
顕著の語源・由来は漢字の意味にある
「顕著」の語源=「顕(あらわれる)」+「著(いちじるしい)」
顕著は、「あらわれる・あきらか」を表す「顕」と、「いちじるしい・目立つ」を表す「著」を重ねた言葉です。
どちらの漢字も「はっきり見える」という意味を持っています。
同じ向きの意味の字を二つ並べることで、目立ち方の強さをいっそう強調しています。
「顕」は「顕在」「露顕」、「著」は「著しい」「著名」などにも使われる字です。



似た意味の字を重ねて、強調しているんだなぁ。
顕著の使い方・例文
「顕著」を使った会話を見ていきましょう。
成果の報告や、変化の説明をする場面で使えます。
使用例① よい変化を伝える
努力の成果がはっきり出たときの使い方です。



新しい練習メニュー、効果はあった?



うん、タイムの伸びが顕著で、自分でも驚いてる!
使用例② 仕事で報告する
データの変化を説明するときに使います。



今月の売上の動きは、どうだった?



週末の来店数の増加が顕著でした。
使用例③ 悪い変化を指摘する
困った傾向がはっきり出たときにも使われます。



最近、機械の調子はどう?



部品の劣化が顕著で、そろそろ交換が必要だね。
「顕著」の類義語や対義語
顕著の類義語と対義語についても見ていきましょう。
顕著の類義語
顕著の類義語としては下記のものがあります。
著しい(いちじるしい)
著しいは「程度がはなはだしく目立つ」という意味で、顕著ととても近い言葉です。



この一年で、著しく成長したと思う。
際立つ(きわだつ)
際立つは「まわりと比べて特に目立つ」ことを表す言葉です。



あの選手の動きは、ひときわ際立っていたね。
目覚ましい(めざましい)
目覚ましいは「目が覚めるほどすばらしく目立つ」様子を表します。



今年の新人は、目覚ましい活躍を見せているよ。
顕著の対義語
顕著の対義語としては下記のものがあります。
軽微(けいび)
軽微は「程度がわずかで目立たない」という意味で、顕著の反対にあたります。



被害は軽微で済んだので、ほっとしたよ。
些細(ささい)
些細は「取るに足らないほど小さい」ことを表す言葉です。



差は些細なもので、ほとんど気にならなかった。
顕著の豆知識・ちょっといい話
顕著をもっと深く知れる、ちょっとした小話を紹介します。
「顕」も「著」も“目立つ”の意味
顕著は、「あらわれる」意味の「顕」と「目立つ」意味の「著」を重ねた言葉です。
似た意味の漢字を二つ並べる言葉は、その意味を強めるはたらきがあります。顕著もそのひとつで、「ただ目立つ」よりも、いちだんとはっきりした様子を伝えられます。



字の成り立ちを知ると、ニュアンスがつかめるね。
「顕在」と「潜在」の関係
顕著の「顕」は、「表にあらわれている」という意味の「顕在」にも使われます。
「顕在」の反対は、内に隠れている「潜在」です。あらわれている顕在ニーズと、まだ気づかれていない潜在ニーズという形で、ビジネスでもよく対で使われます。「顕」を覚えておくと、関連語もまとめて理解できます。



顕在と潜在、セットで覚えると分かりやすいな。
よい変化にも悪い変化にも使える
顕著は、ほめる場面でも問題を指摘する場面でも使える、中立の言葉です。
「成長が顕著」と前向きにも、「悪化が顕著」と注意を促す形でも使えます。良し悪しの色がついていないぶん、報告やレポートで事実を落ち着いて伝えるのに向いています。



どっちの場面でも使えるのは便利だね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。意味をつかんで、「顕著」を変化や成果を伝える場面で使ってみてください。