今回はFPSなどのゲームで使用される「diff」という言葉について解説します。
FPSで使用される「diff」とは、プレイヤーのスキルや能力の差を指す言葉です。
特徴としては、この「diff」という言葉はネガティブな言葉として使用されるということですね。
あんまりいい言葉じゃないって事か
うっかり使ってしまうと大変な事になるかもしれない「diff」について、興味がある方は記事の続きへどうぞ!
「diff」の意味は?
「diff」の意味=プレイヤー間のスキル、能力の差
「diff」は「difference」の略語で、同じポジションや役職、キャラクターで味方と敵の間に差がある際に使用されます。
「diff」は主に自分所属するチーム、もしくは応援するチームが負けている時、その原因を作っていると思われるプレイヤーを名指しで批判する、いわゆる晒し行為です。
現在人気の高いFPSゲーム、Valorant(ヴァロラント)を例にすると、ピック率の高いキャラクター、「Jett(ジェット)」の活躍が試合の勝敗を分ける場面は数多く存在しますよね。
でも、敵のジェットはめちゃくちゃ活躍してるのに、味方のジェットはなんか弱い…
そんな時、自分のチームのチャットで
という発言をして、お前(味方のジェット)のせいで負けているんだぞ!
という批判をする際に多く使用され、基本的には相手チームを煽るシーンでは殆ど使用される事はありません。
ただ、こんな事を言われても相手との技量の差が縮まるわけではありません。
自チームのメンバーを批判し、晒し上げる「diff」という言葉、あなたは使わないようにしましょうね。
ゲームの競技シーンにおける「diff」
「diff」はeスポーツゲームの競技シーンでのチャット欄でも頻繁に使用されます。
eスポーツの競技大会の配信チャットでも
という発言が数多く見られます。
ただ、上記のように「diff」は主に自チームの成績が振るわなかったプレイヤーを晒し上げる目的で使用される言葉です。
なので、eスポーツの大会のチャットで流れる「〇〇 diff」はあくまでもネタとして発言されている事が多いです。
が、スポーツでもeスポーツでも過激なファンはいますからね。
応援しているチームが負けた時に敗因を作った選手に対し「〇〇 diff」と言ったり、贔屓のチームが勝った時に相手チームを侮辱する目的で「〇〇 diff」という発言をするファンも少なからず存在する様ですね。
スポーツは楽しく観戦しよう
「diff」が使われている場所=対戦ゲーム(eスポーツ)のチャット欄
「diff」は主にFPSやMOBAなどのチーム戦を主体とした対戦ゲームのチャット欄で使用されます。
また、上記のようなゲームの競技大会での配信チャットでも使用される言葉です。
「diff」の発祥や元ネタ、由来は?
「diff」の語源や発祥、元ネタ=「difference」
FPSゲームにおける「diff」の語源や発祥、元ネタについてははっきりとした情報が存在しません。
ただし、「diff」は一般的に「difference」(違い、差分)の略語として広く使われいます。
おそらくFPSゲームの文脈でも同様の意味で使われる様になったのではないでしょうか。
「diff」の使い方・例文
「diff」という言葉を使った例文を紹介して行きます。
チャット用語なので、使用例は簡潔で簡素です。
「diff」の使用例
- jg diff
LOLというゲームにおいて、JG(ジャングル)というポジションの差で自チームが負けた、という意味で使用されています。
- dps diff
DPSは特定のポジションやキャラクターを指す言葉ではありません。
ただ、「DPS」とは的に与えたダメージを表す言葉なので、「dps diff」にはダメージを出す役割を担うポジションを批判する意味が込められています。
この様に、キャラクター名やポジション名だけではなく、役割で表される事もあるんですね。
「diff」の類義語や対義語
eスポーツゲームにおける「diff」の類義語や対義語についても紹介します。
「diff」の類義語
- Skill gap
プレイヤー間の技術や能力の差を指します。
- Level diff
プレイヤーの経験や熟練度の差を指します。
- Dps diff
チーム間のダメージ差を指します。
「diff」の対義語
「diff」の対義語として、直接的なものは存在しませんでした。