今回は「逐一」の言い換え表現を紹介します!
「逐一」は「順を追って、すべての事柄を取り上げること」という意味の言葉です。

このプロジェクトについては、逐一報告をお願いします。
ビジネスシーンで良く使われるフォーマルな言葉です。
この記事では「逐一」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
逐一の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは逐一のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①都度


都度=「物事が行われるたびごと」の意味
「都度」は、何かが発生するたびに、毎回行う場合に使われる言葉です。
ビジネスシーンで良く用いられます。



このプロジェクトについては、都度報告をお願いします。
②順次


順次=「物事が順番どおりに進むこと」の意味
「順次」は、物事が段階的に進行する状態を表しています。
ランダムではなく、決められた順番で進んでいる場合に用いられる言葉です。



このプロジェクトについては、順次報告をお願いします。
③事細かに


事細かに=「詳しく」の意味
「事細かに」は、報告の順番やタイミングは関係なく、詳細を伝える場合に用いられます。
注意深く丁寧に細かいところまで伝える場合に使える言葉です。



このプロジェクトについては、事細かに報告をお願いします。
④適時


適時=「適当な時期、ふさわしい時」の意味
「適時」は、ちょうど良い時の場合に使われます。
決められた時間に合わせて、適切に物事が行われている状態の場合に用いられる言葉です。



このプロジェクトについては、適時報告をお願いします。
⑤余すところなく


余すところなく=「1つも残すことなく完全に」の意味
「余すところなく」は、徹底的に何かを行う場合に使用します。漏れがないよう、完璧に仕上げるイメージのある言葉です。



このプロジェクトについては、余すところなく報告をお願いします。
⑥逐次


逐次=「順番に行うこと」の意味
「逐」には「後を追う」という意味があるため、順を追って進む場合に使われる言葉です。
「逐一」よりも大まかなニュアンスがあり、順番であれば、すべてを網羅していなくても使えます。



このプロジェクトについては、逐次報告をお願いします。
⑦適宜


適宜=「その場の状況や状態に適していること」の意味
「適宜」は、その場の状況に応じて、適切な対応をする場合に用います。
特に決められた事柄がない状態で、様子を見ながらその時点で最適な方法を選ぶ場合に使われる言葉です。



このプロジェクトについては、適宜報告をお願いします。
⑧もれなく


もれなく=「例外なく、すべて」の意味
「もれなく」は、抜けるものがない状態を指します。
漢字では「漏れなく」と記載しますが、ひらがなで書くのが一般的です。



このプロジェクトについては、もれなく報告をお願いします。
⑨随時


随時=「好きな時にいつでも」の意味
「随時」には「成り行き任せ」という意味があります。日程などを特定しない場合に用いられます。



このプロジェクトについては、随時報告をお願いします。
⑩くまなく


くまなく=「隅から隅まで」の意味
「くまなく」は漢字で「隈無く」と記載します。隅から隅まで残すものなく徹底的にという意味を持つ言葉です。



このプロジェクトについては、くまなく報告をお願いします。
逐一の”カジュアル”な言い換え・類語!
逐一のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪片っ端から


片っ端から=「たくさんあるものを次々に処理すること」の意味
「片っ端から」は、対象を選ばず、目についたものを次々に終わらせていく場合に用いられる言葉です。
順番どおりではなく、とにかく片付けていく状態の場合に使われます。



このプロジェクトについては、片っ端から報告をお願いします。
⑫全部


全部=「1つも残さずみんな」の意味
「全部」は数量や範囲など、幅広く用いられる言葉です。ビジネスシーンと日常会話どちらでも使えます。



このプロジェクトについては、全部報告をお願いします。
⑬きちんと


きちんと=「正確で整然とした様子」の意味
「きちんと」は、完全な様子や適切に処理されている場合に使用される言葉です。
日常生活で多く用いられます。



このプロジェクトについては、きちんと報告をお願いします。
⑭ちゃんと


ちゃんと=「完全で整っている様子」の意味
「ちゃんと」は、物事に対して真面目に向き合う様子を示しています。
丁寧語ではないため、ビジネスシーンでは使用しない方が良いでしょう。



このプロジェクトについては、ちゃんと報告をお願いします。
⑮まんべんなく


まんべんなく=「全体に行き渡ること」の意味
「まんべんなく」は「一部に偏らず均等」という意味があります。転じて「残すところなく」という意味で用いられるようになりました。



このプロジェクトについては、まんべんなく報告をお願いします。
「逐一」の豆知識・ちょっといい話
「逐一」を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「逐」の字は、けものを追いかける形
「逐」は、獣を追いかけるようすから生まれた漢字です。
「豕(いのこ)」というけものを表す部分を含む会意文字で、追う・順を追うという意味を持ちます。「逐一」はそこから、一つ一つ順に取り上げる意味へ広がりました。



「追う」イメージから来ていると知ると、覚えやすいですね。
「逐一」と「逐次」は抜けの許され方が違う
「逐一」は一つ残らず、「逐次」は順に次々と、という違いがあります。
「逐一報告して」は抜けを許さない響き、「逐次報告して」は順番に進めていく響きです。上司への報告では、この差が指示の重さを変えます。



「逐一」と言われたら、細部まで漏らさず伝える意識が大切ですね。
「逐語訳」も同じ「逐」の仲間
一語ずつ順に訳す「逐語訳」も、「逐」の仲間の言葉です。
「逐次」「逐条」「逐語」と、「逐」は「一つずつ順に」という意味で多くの熟語を作ります。まとめて覚えると、語彙がぐっと広がります。



「逐」がつく言葉は、丁寧さや細かさを表すのですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回紹介した中から、場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。