独断と偏見とは?意味・言い換え|元ネタ・使い方|例文・類対義語も紹介!

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今回は「独断と偏見(どくだんとへんけん)」という言葉について解説します!

「独断と偏見」とは、選者の好みや意見で自分勝手に決めるという意味の言葉です。

「独断と偏見だけど、一番美人な女優は○○だ!」みたいに使うよ!

「独断と偏見」は1970年代の漫才師によって使われはじめ、「~と偏見」という言い回しは1928年頃から使われだしたと考えられます。

この記事では「独断と偏見」という言葉の詳しい意味や由来、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

独断と偏見とは?意味は「選者の好みや意見で自分勝手に決める」

「独断と偏見」の意味=物事を選ぶ際に、選者の好みや意見で自分勝手に決めること

独断と偏見とは、物事を選ぶ際に、選者の好みや意見を基準として、自分勝手に決めるという意味を表現した言葉です。

独断には「自分だけで決める」、偏見には「偏った、中立ではない意見」という意味があります。

それを並べ、意味を両立させ「独断と偏見」でセットです。

主に「独断と偏見だけど~」など、自分の意見を伝えるときに先に断っておく表現として使います。

また、「独断と偏見による○○10選!」のようなキャッチコピーとしても使用します。

「独断と偏見」はカジュアルな会話や、SNS、コラム等で使われています。

一方でビジネスの場や上司、目上の人間相手に使うにはあまり適さない表現だと言えるでしょう。

お堅い場でも「独断と偏見」を使う方はおられるようですが、謙虚な表現では無いため使わない方が賢明です。

実際に、「独断と偏見」の開き直ったニュアンスが嫌いだという意見もあります。

ちなみに、「独断と偏見と愛しさと切なさと心強さ」「独断と偏見と心強さと」など、SNS上で使われているフレーズがあります。

この意味はどちらも「独断と偏見」と同じです。

元ネタは篠原涼子さんの楽曲『恋しさとせつなさと心強さと』で、言葉が繋がっていく互換の良さを「独断と偏見」に足したオマージュだと思われます。

「独断と偏見」は日常会話やネット上でカジュアルに使われる言葉なんだね!

独断と偏見の由来や語源、発祥は「1970年以降の漫才師」

「独断と偏見」の由来や語源、発祥=1970年代ごろに漫才師が使い始めた

独断と偏見が使われるようになったのは、1970~1980年代の漫才ブームだったそうです。

お笑いトリオ『漫画トリオ』の上岡龍太郎さんをはじめ、関西の漫才師が使うようになり広まったと言われています。

由来や語源について、確証のある時系列は見つかりませんでした。

が、1970年頃から聞くようになったという証言が多いようです。

小説家の開高健さんが自著に書いたことが初出だという情報もありましたが、こちらは情報がほぼなかったため真相は不明です。

また、「~と偏見」というように、何かが偏見とセットで使われるようになったのは1928年頃です。

1813年にイギリスのジェイン・オースティンが小説の『高慢と偏見』を出版。

ヨーロッパでヒット作となり、日本では1928年に訳されて出版されました。

そして『高慢と偏見』に続いて、続編の『自負と偏見』『自尊と偏見』も和訳が出版。

この小説の流通で、「~と偏見」という表現が使われるようになったのでしょう。

「独断と偏見」は流行ったのが1970年代なので、昔の流行語というイメージを持つ人もいるようです。

しかし、「独断と偏見」は現在は流行語ではなく、一つの言い回しとして定着しています。

「~と偏見」の言い回しが流通したのは1928年頃なんだね!

独断と偏見の使い方・例文

「独断と偏見」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①会話での使い方

独断と偏見ですが、若い人にはAよりBの商品の方が売れると思います

僕も同意見だ!
よし、Bを商品化しよう!

使用例③キャッチコピーに用いる場合

『美食家○○の独断と偏見によるオススメ人気店トップ10!』

この手のランキングって信用できないんだよなぁ

独断と偏見の類義語や言い換え、対義語

独断と偏見の類義語と対義語についても見ていきましょう!

独断と偏見の類義語

独断と偏見の類義語としては下記のものがあります。

偏った見方

独断と偏見よりも、偏見が強めの場合に使います。

偏った見方ですが、若い人ってみんな、実用性よりもデザインを重視しますよね。

主観的

当事者の視点や価値観に基づいた考え方の意味です。

主観的な判断ですが、AよりBの商品の方が良いと思います

独自の判断

自分の基準や判断で決定または実行することです。

時間が無かったので、独自の判断で飲み会の店を選びました。

独断と偏見の対義語

独断と偏見の対義語としては下記のものがあります。

客観的

当事者の視点や価値観から離れた考え方の意味です。

客観的に考えると、AよりもBの商品の方が実用的だと思います

中立

相対するもののどちらにも偏りがないことです。

偏見にとらわれず、中立な考えを持ちたいね

独断と偏見の豆知識・ちょっといい話

「独断と偏見」を、もっと面白く知れる小話を紹介します。

「高慢と偏見」は、もとは『第一印象』というタイトルだった

「〜と偏見」の元をたどると名作小説『高慢と偏見』ですが、この作品、最初は『First Impressions(第一印象)』という別のタイトルでした。

作者ジェイン・オースティンが書き上げてから改稿する間に、同名の本が他にも出てしまい、「高慢と偏見」に改題したと言われています。新しい題名は、彼女が敬愛した作家ファニー・バーニーの小説『セシリア』の一節から取られたものです。

あの名作、危うく別のタイトルで世に出るところだったんだ!

英語にもある「独断と偏見だけど」の前置き

意見を言う前に予防線を張る言い回しは、英語圏にもあります。

チャットなどで使われる「IMHO」は「in my humble opinion(私のつたない意見では)」の略で、「独断と偏見だけど」とよく似た、謙遜の前置きとして使われています。自分の主観だと先に断ってから語る感覚は、言語を越えて共通しているようですね。

「私見ですが」と前置きする気持ちは、世界共通なんだね。

明日から使えるプチ知識:英語メールやチャットで主観を述べるときは「IMHO」と添えると、「独断と偏見ですが」と同じく角が立ちにくくなります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。「独断と偏見」の意味を理解した上で、ぜひ使ってみてください。

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