今回は「(震え声)」というネットスラングについて解説します!
「(震え声)」とは、本心とは裏腹に強がった発言をし、声が震えている様子を表したカッコ文字です。
「今日中に夏休みの宿題終わるよ(震え声)」みたいに使うよ!
元ネタはドラマで使われたセリフの言い方を言語化したものです。
この記事では「(震え声)」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
(震え声)とは?意味は「声が震えている様子」
「(震え声)」の意味=声が震えている様子を伝えるカッコ文字
(震え声)とは本心とは裏腹に強がった発言をし、声が震えている様子を表現したネットスラング(俗語)です。
緊張や恐怖で震える様子や、自信がないのに自信があるようなことを言ったり、強がりを言ったりする時のうわずった声を表現するために使われています。
SNSや掲示板などの書き込みで見かけたことはありませんか?
文章やセリフの末尾に「(震え声)」を付けることで、読み手に声が震えている様子を想像させるとともに、発言による誤解を防ぐ役割もしてくれています。
ネット上において相手に感情を伝える場合にとても便利ですが、カッコでくくって使用しないとスラングであることが理解されずに、混乱を招く場合がありますので気をつけましょう。
その他にも(涙目)(棒読み)(迫真)などカッコを使用する文字は多く存在し、言葉の裏に潜む感情や状態を伝えるために用いられています。
なお、「(震え声)」は主にネット上で使用するものなので実際の会話で使用することはありません。
強がりを言う時に付け加えるだね!
(震え声)の元ネタは「ドラマのセリフ」
「(震え声)」の元ネタ、発祥=ドラマのセリフ
(震え声)の元ネタはドラマで使われたセリフの言い方を言語化したものです。
男性同士の同性愛ビデオ「誘惑のラビリンス」という作品の中で、登場人物が「見たけりゃ見せてやるよ(震え声)」というセリフの声がうわずっていたことが元ネタになります。
ファンたちの間でセリフのイメージを付け足す中で生まれたもので、「(震え声)」はその中でも汎用性が高く、一般人にも広く認知されたネットスラングです。
ネット流行語大賞2012では5位にランクインしており、その使い勝手の良さを示す結果となりました。
現在ではネット上のコミュニケーションで日常的に使われています。
元ネタを知らずに使用している人も多いですが、使用時には注意すると良いでしょう。
セリフの言い方を言語化したものなんだね!
(震え声)の使い方・例文
「(震え声)」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
明日はお化け屋敷に行こう!
うん、楽しみだね(震え声)
使用例②
この報告書、今日中に仕上げてくれるか?
も、もちろんです(震え声)
使用例③
よーし!勝負だ!
どこからでもかかってこい(震え声)
(震え声)の類義語や対義語
(震え声)の類義語と対義語についても見ていきましょう!
(震え声)の類義語
(震え声)の類義語としては下記のものがあります。
(白目)
(白目)は「衝撃や絶望のあまり白目をむいている」という意味の言葉です。
明日から試験なの忘れてた (白目)
(小声)
(小声)は「他の人に気づかれないように声を潜める」という意味の言葉です。
給料安いし、会社に内緒で転職活動しよう…(小声)
(震え声)の対義語
(震え声)の対義語はありませんでした。