今回は「傲慢」という言葉の意味について解説します!
「傲慢」とは、おごり高ぶって相手を見下す、いばった態度のことです。

あの人、ちょっと傲慢な態度だよね。
読み方は「ごうまん」で、人をばかにしたような偉そうなふるまいを指します。
この記事では「傲慢」の詳しい意味や語源、使い方、類義語・対義語まで深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
傲慢とは?意味は「おごり高ぶって人を見下すこと」
「傲慢」の意味=おごり高ぶり、人を見下していばること
傲慢は、自分が偉いと思い込み、まわりの人を見下す態度を表す言葉です。
人の意見に耳を貸さず、上から目線で接するような場面で使われます。
「傲慢な態度」「傲慢な人」のように、よくない人柄やふるまいを批判するときに用いられます。
読み方は「ごうまん」で、自信や誇りが行き過ぎて、思い上がった状態を指します。



自信があるのと、傲慢なのは違うんだね。
傲慢の語源・由来は漢字の意味にある
「傲慢」の語源=「傲(おごる)」+「慢(あなどる)」
傲慢は、「おごる」を表す「傲」と、「あなどる・おこたる」を表す「慢」を重ねた言葉です。
どちらの漢字も、自分を高く見て相手を軽く見るという意味合いを持っています。
似た意味の字を二つ並べることで、思い上がった態度をより強く表しています。
仏教では「慢」が心の迷いの一つとされ、人と比べて自分が上だとおごる心を指してきました。



漢字の組み合わせを見ると、意味がよく分かるなぁ。
傲慢の使い方・例文
「傲慢」を使った会話を見ていきましょう。
人の態度を評するときや、自分をいましめるときに使えます。
使用例① 人の態度を評する
えらそうな態度の人について話すときの使い方です。



新しい上司、どんな感じだった?



正直、ちょっと傲慢で話しづらい人だったよ。
使用例② 自分をいましめる
うまくいったときほど、気をつけたい場面で使います。



最近、調子がいいみたいだね。



うん、でも傲慢にならないように気をつけてるよ。
使用例③ 歴史や物語を語る
本や映画の感想を話すときにも使われます。



あの王様、最後はどうなったの?



傲慢なふるまいが続いて、人が離れていったんだ。
「傲慢」の類義語や対義語
傲慢の類義語と対義語についても見ていきましょう。
傲慢の類義語
傲慢の類義語としては下記のものがあります。
横柄(おうへい)
横柄は「いばって人を見下す」という意味で、無礼な態度を表す言葉です。



店員さんへの横柄な態度、見ていて気分が悪かった。
高慢(こうまん)
高慢は「自分が優れていると思い上がる」という意味で使われます。



高慢な物言いで、まわりが引いていたよ。
尊大(そんだい)
尊大は「いかにも偉そうにかまえる」様子を表す言葉です。



あの尊大な態度には、さすがにあきれたな。
傲慢の対義語
傲慢の対義語としては下記のものがあります。
謙虚(けんきょ)
謙虚は「控えめで、すなおに人から学ぶ」態度を表す言葉です。



結果を出しても謙虚な人は、やっぱりすてきだね。
謙遜(けんそん)
謙遜は「自分を低く見せて、ひかえめにふるまう」ことを表します。



ほめられても謙遜していて、感じがよかった。
傲慢の豆知識・ちょっといい話
傲慢をもっと深く知れる、ちょっとした小話を紹介します。
キリスト教では「七つの大罪」の筆頭
傲慢(pride)は、キリスト教でいう「七つの大罪」の一つに数えられています。
旧約聖書には「驕りは破滅に先立つ」という言葉があり、思い上がりが身をほろぼすいましめとして語り継がれてきました。七つの大罪の中でも、傲慢はすべての罪のもとになると考えられることが多い感情です。



昔から戒められてきた感情なんだね。
仏教の「慢」にも通じる
傲慢の「慢」は、仏教で人の心を迷わせる煩悩の一つとされてきました。
仏教の「慢」は、自分を人と比べて「自分のほうが上だ」とおごる心を指します。東西の宗教がそろって、おごりを戒めてきたのは興味深いところです。



洋の東西を問わず、戒めの対象だったんだ。
「奢る」と同じ語感のおごり
傲慢の「おごり」は、食事を「奢る(おごる)」の語感ともつながっています。
もともと「おごる」には、ぜいたくをする・思い上がるという意味があり、そこから人にごちそうする「奢る」の使い方が生まれたといわれます。同じ音の言葉に、気持ちのつながりが見えてくる例です。



「おごり」って、いろんな意味につながっているんだね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。意味を正しくつかんで、「傲慢」を場面に合わせて使い分けてみてください。