今回は「ペア」の言い換えや類語を紹介します!
「ペア」とは、二つで一そろい、または二人で一組になっているものを表す言葉です。

記念に、おそろいのペアのカップを買ったんだ。
気軽に使えるカタカナ語ですが、文章や場面によっては、もっと日本語らしい言葉のほうがしっくりくることもあります。
言い換えを知っておくと、一対・コンビ・相方などを、物どうしか人どうしかに合わせて選び分けられます。
この記事では「ペア」の言い換えを15語紹介しています!気になる方は記事の続きへどうぞ!
ペアの“フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスでも使える言葉を紹介!
まずは、ペアのフォーマルな言い換え・類語を紹介します。
物の組み合わせか、人の組み合わせかによって、ふさわしい言葉は変わります。
①一対


一対=二つそろって一組になるものを表す言葉
一対(いっつい)は、左右や上下が二つそろって、はじめて一組になるものを表す言葉です。
こま犬や花びんなど、対になった物を上品に表すのに向いています。



神社の入り口には、一対のこま犬が置かれています。
②二人一組


二人一組=二人で一つの組をつくることを表す言葉
二人一組は、二人で一つの組をつくって行動することを、はっきり伝える言い方です。
研修や作業の説明など、人数を明確にしたい場面で重宝します。



本日の作業は、二人一組で進めてください。
③一組


一組=そろいになったひとまとまりを表す言葉
一組(ひとくみ)は、そろいになっているひとまとまりを、数えて表すときに使う言葉です。
人にも物にも使え、数をかぞえる場面で広く役立ちます。



受付では、ご家族を一組ずつご案内しています。
④対


対=二つそろって意味をなすものを表す言葉
対(つい)は、二つそろってはじめて意味をもつ組み合わせを表す、すっきりとした言葉です。
「対になる」「対のデザイン」のように、すっきり言いたいときに合います。



このマグカップは、夫婦で使える対のデザインです。
⑤双


双=二つで一そろいの、格式ある数え方
双(そう)は、屏風や掛け軸など、二つで一そろいの美術品を数えるときに使う格式ある言葉です。
「一双の屏風」のように、伝統や品格を感じさせる場面に向いています。



展示室には、一双の金屏風が並んでいました。
⑥タッグ


タッグ=二人が力を合わせて組むことを表す言葉
タッグは、もとはプロレスの二人組を指し、二人が力を合わせて取り組むことを表す言葉です。
「タッグを組む」の形で、協力して挑む場面によく使われます。



二つの会社がタッグを組んで、新商品を開発しました。
⑦デュオ


デュオ=二人で行う演奏や活動を表す言葉
デュオは、もとは二重奏の意味で、二人で行う演奏やユニットを表すおしゃれな言葉です。
音楽やパフォーマンスなど、芸術の場面でよくなじみます。



あの二人は、人気のピアノデュオなんだって。
⑧パートナー


パートナー=ともに行動する相手を表す言葉
パートナーは、仕事や活動、人生をともにする相手を表す、はば広く使える言葉です。
ビジネスからプライベートまで、相手を尊重して呼ぶときに合います。



長年のパートナーと、新しい事業を立ち上げました。
⑨組み合わせ


組み合わせ=二つを取り合わせたまとまりを表す言葉
組み合わせは、二つ以上のものを取り合わせた、そのまとまりや顔ぶれを表す言葉です。
「相性のよい組み合わせ」のように、取り合わせの良し悪しも伝えられます。



この二人は、意外と相性のよい組み合わせですね。
⑩カップル


カップル=主に恋人や夫婦の二人組を表す言葉
カップルは、主に恋人や夫婦など、親しい間がらの二人組を指す言葉です。
「ペア」より関係性がはっきりするので、二人の間がらを示したいときに合います。



仲のよいカップルが、手をつないで歩いていました。
ペアの“カジュアルな”言い換え・類語!会話で使える言い方も紹介!
続いて、ペアのカジュアルな言い換え・類語を紹介します。
友達との会話では、もっと親しみのある言葉のほうが軽やかに伝わります。
⑪二人組


二人組=二人がひとまとまりになっていることを表す言い方
二人組は、二人がひとまとまりで行動していることを、かんたんに表す言い方です。
かしこまらず、ふだんの会話で気軽に使えます。



あの二人組、いつも一緒にいて仲がいいよね。
⑫コンビ


コンビ=息の合った二人組を表す親しみのある言い方
コンビは、息の合った二人組を表す言葉で、お笑いやスポーツでもよく使われます。
連携の良さや仲の良さを、明るく伝えたいときにぴったりです。



あの二人は、ぴったり息の合った名コンビだね。
⑬相方


相方=組んで一緒に活動する相手を表す言い方
相方(あいかた)は、コンビを組んで一緒に活動する、もう一方の相手を指す言い方です。
二人のうちの片方を、親しみをこめて呼ぶときに使えます。



今度のイベントは、相方と二人で出るんだ。
⑭バディ


バディ=信頼し合う相棒を表す今風の言い方
バディは、英語の「相棒」にあたる言葉で、信頼し合って組む二人を表す今風の言い方です。
ダイビングの安全確認など、二人で支え合う場面でも使われます。



こいつは、何でも話せる最高のバディなんだ。
⑮お揃い


お揃い=二人で同じものを持つことを表す言い方
お揃いは、二人や仲間どうしで、同じデザインのものを持ったり身につけたりすることを表す言い方です。
ペアの品物について、親しみをこめて言いたいときにぴったりです。



友達と、お揃いのキーホルダーを買ったの。
ペアの豆知識・ちょっといい話
ペアを、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「ペア」の語源は「等しい」
英語の「pair」は、ラテン語で「等しい」を表す「par(パル)」にさかのぼる言葉です。
同じくらいの、対等なものが二つそろっている、というのが「ペア」のもとの考え方です。日本語の「一対」も、つり合いの取れた二つを指すので、発想がよく似ています。



「対等な二つ」がペアの始まりだったんだね。
「ペアルック」は実は和製英語
おそろいの服を指す「ペアルック」は、英語のように見えて、日本で作られた和製英語です。
英語では「matching outfits」などと言い、「pair look」では通じません。カタカナの便利な言葉ほど、海外でそのまま使えないことがあるので、ちょっと頭の片すみに置いておくと安心です。



英語っぽいのに、海外では通じないんだ。
「ペア」と「カップル」のちがい
「ペア」は関係を問わず二つ一組を指し、「カップル」は主に恋人や夫婦の二人を指します。
友達どうしでも仕事仲間でも「ペア」は使えますが、「カップル」と言うと親しい間がらが前提になります。同じ二人組でも、関係性まで伝えたいかどうかで言葉を選ぶとよさそうです。



二人の間がらまで伝えたいときは「カップル」なんですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回紹介した中から、場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。