今回は「プロトコル」という言葉の意味について解説します。
「プロトコル」とは、物事を進めるために前もって決められた「手順」や「取り決め」を表す言葉です。

申請は、社内のプロトコルに従って進めてください。
IT・医療・外交など分野によって指すものは変わりますが、根っこはどれも「決められたお約束」です。
この記事では「プロトコル」の意味や読み方、分野ごとの使われ方、語源、類義語・対義語まで深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ。
プロトコルとは?意味は「決められた手順・取り決め」
「プロトコル」の意味=あらかじめ決められた手順・取り決め・規約
プロトコルは、複数の相手がスムーズにやり取りするための共通のルールや手順を表す言葉です。
読み方は「プロトコル」。分野によって「プロトコール」と表記されることもあります。
ビジネスでは「決まった手順・お約束」という意味で、カタカナ語として使われることも増えています。



分野が違っても、「決められた手順」という芯は同じなんだね。
プロトコルの意味は分野で変わる
IT=通信規約/医療=治療や試験の手順書/外交=儀礼・議定書
プロトコルは多くの意味を持つ言葉で、もっとも検索されるのはIT・通信の場面です。
ITでは、コンピュータ同士が通信するときの約束事を指します。Webページのやり取りに使う「HTTP」などが代表例です。
医療では、治療や臨床試験の手順をまとめた計画書を指します。外交では、儀礼や国際的な取り決め(議定書)の意味で使われます。



同じ言葉でも、場面によって指すものが変わるんだね。
プロトコルの語源・成り立ち
「プロトコル」の語源=ギリシャ語で「巻物の最初に糊で貼った紙」
プロトコルは、ギリシャ語の「最初の(プロトス)」+「のり(コラ)」が語源です。
もとは、巻物の一番最初に糊で貼り付けた紙のこと。そこに内容や日付を記し、文書の正しさを示す役割がありました。
そこから「文書の元になるもの」「取り決め」へと意味が広がり、今の「手順・規約」という意味になりました。



最先端のIT用語が、古い巻物に由来しているなんて意外!
プロトコルの使い方・例文
「プロトコル」を使った会話を見ていきましょう。
IT・ビジネス・ニュースなど、いろいろな場面で使えます。
使用例① ITの場面で使う
機器やソフトの通信について話す場面です。



機械同士、なんでうまくつながらないんだろう。



通信プロトコルが合っていないのかもしれませんね。
使用例② ビジネスの手順として使う
決められた進め方を確認する場面です。



この申請、どう進めればいいですか。



社内のプロトコルに沿って、まず上長に確認してください。
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使用例③ ニュースや外交の話題で使う
国際的な取り決めについて話す場面です。



「京都議定書」って英語では何ていうの?



「Kyoto Protocol」だよ。プロトコルには議定書の意味もあるんだ。
「プロトコル」の類義語や対義語
プロトコルの類義語と対義語についても見ていきましょう。
プロトコルの類義語
プロトコルの類義語としては下記のものがあります。
手順
手順は、物事を進める順序や段取りを表す、もっとも日常的な言葉です。



作業の手順を、先にメモにまとめておこう。
規約
規約は、守るべきルールを文章にまとめたものを表す言葉です。



登録の前に、利用規約に目を通しておきましょう。
取り決め
取り決めは、当事者どうしで交わした約束や合意を表す言葉です。



両者の取り決めにもとづいて、進めていきます。
プロトコルの対義語
プロトコルに正反対の決まった対義語はありませんが、近い言葉として下記が挙げられます。
アドリブ(即興)
アドリブは、決められた手順によらず、その場で対応することを表す言葉です。



台本にないところは、アドリブで乗り切ったよ。
プロトコルの豆知識・ちょっといい話
プロトコルをもっと楽しめる、ちょっとした小話を紹介します。
「京都議定書」も英語ではプロトコル
地球温暖化対策で有名な「京都議定書」は、英語で「Kyoto Protocol」といいます。
1997年に京都で採択された、温室効果ガスの削減を初めて義務づけた国際的な取り決めです。日本の地名がついたプロトコルが世界に知られているのは、ちょっと誇らしいところです。



日本の名前がついたプロトコルがあるなんて、すごい!
「HTTPS」の「S」は安全の合図
サイトのアドレスにある「HTTPS」の「S」は、Secure(安全)の頭文字です。
これは通信を暗号化して守るプロトコルが使われている証拠で、買い物やログインを安心して行うための仕組みです。アドレスの先頭を見るだけで安全かどうかが分かるのは、知っておくと便利です。



あの「S」に、そんな意味があったんだね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。どの分野の話かを意識すると、「プロトコル」の意味がすっと理解できるはずです。
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